2009年8月10日

試運転の試合を分けた、キーパーの差。

 
  
今日は、プレミアリーグ開幕前の前哨戦、
コミュニティ・シールドがあったね。
 
 
クリスティアーノ・ロナウド、テヴェスの穴を
どう埋めてくるのかが注目されるマンUと、
 
アンチェロッティを新監督に迎えたチェルシーの1戦は、
なかなか興味深い試合やった。
 
 
マンチェスター・ユナイテッド22チェルシー
            PK(
 
 
おもしろい試合は、おもしろい試合だったと思う。
 
でも、まだ開幕前ということもあってか、
両チームから、それほど強さっていうのは感じなかったな
っていうのが、率直な印象かな。
 
 
先制したのはマンU。
 
左サイドからナニがカットインして、
豪快なミドルからの得点やったね。
 
まあ、シュートも良かったけど、個人的に気になるのは、
対応したイヴァノヴィッチの対応。
 
昨シーズンも思ってたけど、イヴァノヴィッチの右SBは無い。
 
もともとCBの選手やから、空中戦には強いけど、
スピードを生かして仕掛けてこられると、対応に難があるからね。
 
 
 
その後も、チェルシーの右サイドを狙って、
マンUが攻撃を仕掛けるものの、GKのチェフが好セーブを
連発して、ピンチを凌いでたね。
 
やっぱり、わかってはいるけど、チェフは上手い。
 
普段、藤ヶ谷や松代の、ハーフウェアラインまで
届かなかったり、そのままタッチラインを割ったりする
キックを見せられてるガンバサポからしたら、
 
最前線にいるドログバまで、レーザービームの如く、
飛んで行くキックは、ある意味衝撃やわ。
 
 
 
一方、この日、ケガのファン・デル・サールに代わって、
マンUのゴールマウスを守ったフォスターは、
危なっかしいプレーを連発。
 
特に、足下が危なっかしすぎて、あわやというプレーを
何度も見せてた。
 
まあ、ガンバサポからしたら、フォスターの方が、
親近感は湧くところやと思うけど(苦笑)
 
 
 
チェルシーの同点ゴールは、このフォスターの
判断ミスから。
 
左サイドからのクロスに、ドログバが飛び込んだものの、
これをフォスターのフィスティング。

これで難を逃れた…
 
ように見えたが、このボールが、ゴール前に詰めてた
リカルド・カルヴァーリョの前に転がり、
これをヘディングで決められる。
 
もうちょっと早く、飛び出しとけば、
もう少しいい位置にボールを弾くことができたのに、
残念なプレーやったね。
 
っていうか、カルヴァーリョ、ハゲたなぁ…(;_:)
 
俺の中で、カルヴァーリョと言えば、
ロン毛のイメージが強いんやけどな…
 
 
 
前半はこのままスコアが動かず、1-1で終了。
 
チェルシーは、試合開始直後はトップ下にいたランパードを、
前半途中から、ポジションを下げて、
マルダを少し前に上げたあたりから、リズムを掴んだ感じやった。
 
まあ、もともとランパードって、攻撃に専念するより、
中盤のビルドアップに参加しながら、中盤を上下移動することで、
持ち味を発揮する選手やから、こっちの方が良さそうやね。
 
解説の原博実も言ってたけど、ランパードが
最初に入ってたポジションは、ジョー・コールに
やらせると、しっくりくるんじゃないかなと思う。
 
 
そのチェルシーは、後半から、
イヴァノヴィッチに代えて、ボジングワを投入。
 
一方、マンUの選手交代は無し。
 
 
後半が始まってから、少し思ったのが、
マンUのカウンターの迫力が昨シーズンよりも落ちてる
っていうこと。
 
去年、ベルバトフが入団した影響からか、
少し、そういう傾向があったけど、今夏に、
C・ロナウドと、テヴェスを放出して、さらにその傾向に、
拍車が掛かった感じ。
 
あの、一昨シーズンの時のような、
恐ろしいまでの攻守の切り替えの早さってのが、
あんまり感じられへんのよね。
 
 
 
そんなことを思ってたら、チェルシーが同点。
 
ランパードのミドルシュート。
 
まあ、ここもフォスターが…っていう感じやけど、
ここはアンラッキーやったかな(-_-;)
 
 
 
1点リードに変わったチェルシーは、あまり無理をせず、
全体的に時間を使うようになる。
 
マンUは、ギグスやスコールズ、
新加入のオーウェンを投入するも、
あまりいい形を作れてなかったから、
 
「あぁ、チェルシーの勝ちかな」って思ってたんやけど、
そう簡単にはいかんかった!
 
 
 
後半ロスタイムに、ギグスの縦パス1本に抜け出した、
ルーニーが落ち着いて決めて、なんとマンUが土壇場で
同点に追いつく!!
 
ルーニーはやっぱり、凄いな。
 
右手でマーカーをブロックしながら、
それでいて、キーパーの位置を確認して、
少し、浮かせたシュート…
 
お見事やったね、最後にエエもん見させてもらったわ。
 
 
 
コミュニティ・シールドは延長戦が無いので、
このままPK戦に突入。
 
フォスターとしては、汚名挽回のチャンスやってんけど、
1本も止められず…(-_-;)
 
一方のチェフは、ギグスとエヴラのシュートを
きっちりとセーブし、この結果、
 
 
 
チェルシーがプレミアリーグの前哨戦、
コミュニティ・シールドを制しました!!

  
 
 
う~ん、単純に、マンUのキーパーがファン・デル・サールやったら、
マンUが勝ってたような気もする試合やったかな。
 
でも、キーパーの差を差しい引いても、
まだ両チームとも模索段階かな~って感じ。
 
チェルシーは、監督が変わったばっかりやから、
まだ戦術や選手の起用法に関しては、シーズンを通して、
変化があるやろうし、
 
マンUも、C・ロナウドとテヴェスが抜けた穴を、
どういう風に埋めてくるのか(あと、キーパー(笑))、
ファーガソンの手腕に注目やね!
 
 
今シーズンは、この2チームと、リヴァプール、
アーセナルのビッグ4に、マンC、トッテナム、アストン・ヴィラ、
エヴァートンといった、第2勢力がどこまで
食い込めるかが楽しみなところ。
 
これからの熱い戦いを期待したいね!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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