2009年11月5日

去りゆく播戸へ

 
 
播戸退団かぁ~…
 
最初、携帯のニュースで、「ブログで退団を発表」って見た時は、
クラブが発表する前に、勝手にブログで公表したんかって思ってたけど、
オフィシャルに「播戸選手の「報告」について」って出てたから、
播戸とガンバ双方合意のうえでの、ブログでの退団報告やったみたいやね。
 
それにしても、あの気合い満点で、ピッチを泥臭く駆け回り、
ゴール前の密集地帯に頭から飛び込むようなプレーが
もうガンバで見れないとなると、寂しくなるね。
 
 
 
と、書いたものの、正直、覚悟してた部分はある。
 
播戸は、ガンバの人気選手やったし、
チーム内でも面倒見の良い兄貴分って感じで、
ムードメーカー的な役割を担ってた。
 
でも、出場機会が少なかったとはいえ、
ここ2年の公式戦の成績は43試合で5得点。
 
今回は、播戸の方が契約延長をしなかった格好やけど、
いくらピッチ外での貢献度が高くても、
プロは、というかFWは、ゴールっていう目に見える結果を問われる世界。
 
この成績じゃガンバの側から契約延長は無しって言われても、
仕方がなかったんじゃないかなと思う。
 
俺は、去年の段階で退団もありえるかな、と思ってたから、
さっき、覚悟はしてたって書いたんやけどね。
 
 
 
でも、成績、結果って言うけれども、播戸っていう選手は、
典型的な記録より記憶に残る男タイプやと思う。
 
今年、8月の浦和戦でのロスタイムゴール。
元旦の天皇杯決勝での決勝弾。
ACL、GLアウェイの全南戦での2得点。
2006年シーズン後半のゴールラッシュ。
 
どれもサポーターの心に焼き付いてる、印象深いゴールばかりやね。
 
あと、2年前の埼スタでのW杯予選で、
気温2度の中、半袖で途中出場した衝撃映像は、
今でも脳裏に焼き付いてるわ。
 
 
 
2006年の初旬、播戸が、ガンバに復帰するって聞いた時、
正直、あんまりテクニックがあるタイプでも無いし、
あのプレースタイルでガンバにフィットすんのかなって
懐疑的な見方をしてたんよね。
 
でも、播戸は、そのシーズン、得点を量産して、
ガンバで確固たる地位を築いた。
 
感情をむき出しにして、ゴールを目指すその姿が、
サポーターの心を掴んだ。
 
なんでか知らんけど、播戸を見てると、
こっちまで喜怒哀楽が豊かになるんよね。
 
ガンバには、上手い選手はたくさんいるけど、
見る者の感情を豊かにするプレーヤーは播戸だけだったと思う。
 
ありがとう、播戸竜二。
 
君がいた4年間を忘れないよ…
 
 
 
…って、なんか引退する選手に贈るメッセージみたいになってもうた(苦笑)
 
いやいや、まだシーズンは終わってないし、
もうちょっと播戸には頑張ってもらわなアカン。
 
2010年までガンバでプレーしてもらうぜ、播戸竜二!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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