2009年12月1日

TBSに言いたい

 
 
内藤×亀田戦の舞台裏でリングアナがTBSに激怒
 
石川遼出場のゴルフ大会でTV中継用カート暴走 引きずられた女性ら負傷
 
スパサカ問題でTBS 岡田監督に謝罪も
 
 
 
もともとそんなに好きなTV局じゃなかったけど、
最近のTBSの暴走振りは、あまりにも目に余るものがあるよね。
 
俺は、ボクシングもゴルフもあまり見るほうじゃないけど、
こんなに問題を起こしているようじゃ、主催者側は、
TBSの締め出しを考えてもいいんとちゃうかな。
 
まあ、どんなスポーツに限らず、スポーツが発展するには、
メディアのサポートが不可欠やから、
なかなかそういうわけにもいかんのやろうけど。
 
 
 
ちょっと偉そうに話をすることになるけど、
スポーツの発展におけるメディアの役割と言う点で、
野球を例に挙げて話をしてみると、
 
野球が日本でこれだけ大きなスポーツになったのも、
巨人が読売グループの強力なバックアップを受けて、
戦後以降、巨人の試合が日本全国で放送されるようになったから。
 
それに、野球は、サッカーやラグビーとかと違って、
断続的に試合が進行するスポーツなので、
放送する側としても、CMなどの中継が入れやすくて、
TV中継向けのスポーツであったのと、
 
投手と打者の1対1の対戦が、武士道とかそういった類の精神を好む、
日本人の性格とマッチしたのが、野球がこれだけ愛されている
理由なんかなと思う。
 
ただ、日本のメディアは、1対1という点をクローズアップしすぎて、
それを野球以外のスポーツにも適用してしまったため、
ファンがチームよりも選手個人を応援するようになってしまった。
 
その影響からか、石川遼や浅田真央みたいに、スター選手がいるうちは、
そのスポーツが注目されているけど、彼らが引退したり、
調子を崩してしまい、勝てなくなったりすると、
メディアは彼らから手を引いてしまい、そのスポーツにおける
ブームは一過性のものとして、過ぎ去ってしまうんよね。
 
それが、あまり日本にスポーツ文化が根付かない原因なんかなと思う。
 
 
 
話をTBSに戻すと、TBSはJリーグの創成期から、
地上波で試合を中継し、スパサカという番組を立ち上げ、
Jリーグバブルが弾けて以降も、サポートを続けてきた。
 
サッカーに興味を示さない、関西のTV局でも、
TBS系列のMBSは、年に2,3回ぐらい深夜に試合を録画放送することもあるし、
最近、GAMBA TVの放送もスタートした。
 
その点では、TBSもスポーツの発展に寄与してきた
メディアだとも言えるし、そういうことも考えると、
個人的にも、TBSに感謝する部分はある。
 
ただ、亀田一家をサポートしだした頃から、
先述の、一過性のブームに乗っかるような報道のやり方が、
散見されるようになってきた。
 
まあ、ランダエタ戦後の、亀田バッシングの後も、
亀田一家をサポートし続けたのは、評価できるけど、
ボクシングという競技全体をサポートしていたのかなと思えば、
疑問符がつく部分があるよね。
 
 
 
TBSは、今年、番組の大幅改編に失敗して、
視聴率が取れなくなって、危機感を感じてるのかもしれん。
 
ただ、今回の、亀田の試合のリングアナの件は、
TV中継しやすいように、選手入場等の時間を主催者側と
話し合って調整するとかじゃなく、こうした方が、TV局的においしいという、
自分たちの一方的な都合に合わせて、競技のやり方そのものに
口を出してしまっているから、まったくの論外。
 
これじゃあ、TV局的には、この選手が勝った方が視聴率が取れるから、
この選手を勝たしてくれなんて、八百長みたいなことが起こっても、
おかしくはない。
 
選手紹介を、俳優の小出恵介に行わせたのだって、
TV局側の一方的な都合やし。
 
そういや、劇場版のルーキーズが放映されてた時も、
TBSのどの番組を見ても、ルーキーズに出演している、
俳優が番宣で出てて、イラッとしたこともあった。
 
 
 
はっきり言って、自分たちの勝手な都合に合わせて、
スポーツ中継を利用するのはやめてほしい。
 
姑息な手段を使って、視聴率を取ろうとせずに、
競技そのもののおもしろさを伝えてほしいと思う。
 
TBSには、スポーツの発展におけるメディアの役割というものを、
もう一度深く考え直してほしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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