2010年2月28日

水原観戦記

 
 
前回は、試合に関する部分を書いたので、
今回は、それ以外の部分を書きたいと思います。
 
 
 
試合前日の、夜8時30分の成田発の飛行機に乗って、
韓国に向かう予定やったんやけど、機器障害によって、
フライトの時間が45分ほどオーバー。
 
そのせいで、韓国の仁川国際空港に到着したのが11時45分、
ソウル市内のホテルに着いた時には、1時を回ってたので、
もうその日はすぐに寝ました。
 

 
そして試合当日。
 
ホテルの最寄り駅の忠武路(チョンムロ)から地下鉄4号線、
柃井(クムジョン)で1号線に乗り換えて、水原を目指します。
 
その地下鉄での道中、セールスマンみたいなオッサンが、
隣の車両から移ってきて、良く切れる包丁の実演販売を始めたり、
 
ホームレスっぽいオッサンが、いきなりハーモニカの演奏を始めて、
同じ車両に乗ってた乗客に代金を要求してる光景を見て、
 
韓国の地下鉄って、いつもこんな感じなのか!?
…って思ったんやけど、他のガンバサポの方々の観戦記を読む限り、
俺が乗ってた電車だけ特別やったみたいやね…
 




そんなこんなで到着した水原駅。
 
駅の改札を出ると、平日の昼間にも関わらず、
大型ヴィジョンの前に人だかりが…
 
そう、この日は、バンクーバーオリンピックの、
女子フィギュアスケートのSPの日で、
この観衆は、キム・ヨナの登場を待ってたんやね。
 
そういや、コンビニに売ってた新聞も、
一面がキム・ヨナばっかりやったな~。
 
まあ、俺はそんな人だかりには目もくれず、
さっさと水原市街地、華城観光へ向かいます。



この時期の韓国は寒いって聞いてたので、
厚着してたんやけど、日中は18℃ぐらいあって、
めちゃくちゃ暑かったです。
 
でも、道路の端の方に雪が残ってたから、
ついこの前まで寒かったのが伺えたね。
 
そして、水原駅から歩く事30分、華城のメインゲート、
八達門に到着。



多分、八達門の前に停まっている車は、
向こうの右翼の車やと思われます…
 
ちなみ華城って、城って字がついてるけど、
大阪城とか姫路城みたいなお城じゃなくて、
水原の街全体を囲うように建っている城郭なんよね。
 
つまり、水原市って、ドラクエでいうところの
メルキドのまちと思ってもらえればわかりやすいです。
 
そして、今回、俺は、この華城の城郭の上を1周することにしました。
 
 
華城の城郭は、全長6.7kmで、入場料金は₩1000(90円ほど)です。
城郭の上は、写真のような感じの道が延々と続いています。
 
城郭の上を歩いてると、兵士が周辺を監視するための楼閣や、
水門などがあり、その中の砲楼に入ると、
普通に大砲が置いてありました。
 
 
 

…これ、玉込めたら、普通に発射できるんかな? 
そんなわけないよな?
 
 
この、華城一周の道中、一番しんどかったのが、
八達山の心臓破りの階段地獄。
 
 
…あれ? 俺、サッカーの試合見に、ここに来たはずやのに、
なんでこんなにしんどいことしてるんやろ?
 
でも、八達山の頂上の、西将台から一望できる、
水原市内の眺めは、なかなか風流なもの…
 
 
 
…う~ん、そうでもなかったな、
景色は良かったけど、後ろで韓国のオバはん集団が、
世間話でもしてんのか知らんけど、やたら爆笑してたし。
なんか、ただ疲れただけやったわ。
 
 
 
華城を一周し、いい感じで空腹になってきたところで、
遅めの昼食をとりました。
 
いや、ホンマはいい感じじゃなくて、腹減って倒れそうやったけど。
 
水原といえば、やっぱり水原カルビが有名ということで、
店に入って、さっそく注文。
 
 
…あれ? 俺は焼き肉のカルビみたいなのを想像してたんやけど、
実際に出てきたのは、骨付き牛肉がぶち込まれてるスープ。
 
後から知ったんやけど、これはカルビじゃなくて、
カルビタンっていうスープ。
 
そういや、サムゲタンもスープやし、「~タン」って、
韓国語でスープって意味やねんね。
 
おいしかったのはおいしかったんやけど、
一緒に出てきたキムチ含め、めちゃくちゃ辛くて、次の日痔になりました。
 
 
 
そして、16時ごろにスタジアムへ到着。
 
試合前には、去年ソウルで一緒に写真を撮った、
全北現代のサポーターの2人と、1年ぶりの再会を果たしたり、
 
ゴールキーパー練習を盛り上げたり、
ゴールが決まった後のチャントや、セレッソメ●ダのチャントの
練習があったね。
 
まあ、この試合ではゴールが決まらんかったから、練習成果を
披露する機会も無かったし、セレッソメ●ダのチャントも、
あんまり揃ってなかったから、ダービー本番で上手くいくか心配やわ。
 
 
 
そして、試合後。
 
試合後はスタジアムの近くでタクシーがなかなか捕まらんって
聞いてたけど、水原駅と逆方向に歩くと、10分もせんうちに捕まりました。
 
ホテルに帰って、ACLの他の試合の結果を知ろうと思って、
TVをつけたんやけど、キム・ヨナがSPでトップに立って、
金メダル確実って言うニュースしかやってなかったです。
 
…う~ん、日本のマスコミも、若くていい選手が出てくると、
必要以上に持ち上げようとするけど、韓国のマスコミはそれ以上かも。
 
なんか、2日ぐらいしか韓国にいなかったのに、
キム・ヨナの話題に食傷気味になってしまったので、
TV見るのをやめて、その日は、シャワー浴びてさっさと寝ました。
 
 
 
そして、試合翌日
 
空港の近くのお土産屋で買い物をして、
朝10時の飛行機に乗って、そそくさと帰国。
 
去年ソウルに行った時よりも、滞在時間は長かったはずやのに、
去年より慌ただしかったような気がする…
 
しかも、疲れたし。
 
まあ、ガンバがACLに出続ける限り、また韓国には行く事になると思うから、
その時は、華城一周とか、しんどい観光はやめて、
マッサージとか、もうちょっとリフレッシュできることをしたいと思います。
 
 
以上、水原観戦記でした。
 
 
 
  
 
 
 
 
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2010年2月27日

合格点のあげられる敗戦

 
 
今日は国立でゼロックススーパーカップがあったけど、
俺は、関東に住んでいながら、仕事のため参戦できず…
 
試合結果は、仕事中に知ったんやけど、
1-1でPK戦まで持ち込んで負けって、なかなかいい試合したんやなって
率直に思ったんよね。
 
さっき、帰宅して、録画してた試合を見終わったけど、
実際にいい内容の試合をしてたと思うわ。
 
 
 
ガンバ大阪11鹿島アントラーズ
            PK(
 
 
 
鹿島は本山がケガでいないだけで、ほぼベストメンバーなのに対し、
ガンバは、去年のスタメンのCB2人とボランチ1人を欠くという、
守備的にかなりしんどい布陣やから、今年も、去年の3-0の
二の舞になるんちゃうかなっていう、個人的な戦前の予想。
 
ただ、攻撃陣も、得点こそ無かったものの、まあまあの出来やったし、
心配されたDF陣も予想以上に頑張ってた。
 
特に、ACLの水原戦に引き続き、菅沼が良かったね。
鹿島相手に菅沼はどうかなと思ってたんやけど、
予想以上に、いいパフォーマンスをしてたと思うわ。
 
どっちかというと、今日は和道の方がミスが目立った印象やね。
  
マルキーニョスのPKで失点はしたけど、
そのPKに繋がったファウルも、岩政の方が、
チョ・ジェジンを引っ張って、バランスを崩して、勝手にコケただけやしね。
 
あの場面は、審判の西村の目がおかしかっただけ。
 
そんな審判をW杯に派遣する日本サッカー協会の目は、
それ以上におかしいと思うけど。
 
 
 
今シーズンのガンバの初ゴールとなる
貴重な同点ゴールは、なんとSBの加地の年1ゴール!
 
…っていうか、この時期に貴重な年1ゴールを決めていいんかよ!?
 
まあ、あれは小笠原のオウンゴールやったって解釈して、
加地には、シーズン終盤の優勝争いの時期に、
豪快なミドルを決めてもらうとしますかね。
 
ただ、躍動した右SBとは対照的に、逆サイドのSB、安田は酷かった…。
 
なんていうか、守備では全然粘らずに簡単にフィジカル負けするし、
攻撃でも、無理に突っかけてボールを失うし、
全体的にプレーが軽いんよな。
 
安田は年々下手になっていってる気がする。
次の試合では下平にチャンスを与えてほしいわ。
 
 
 
試合に負けてしまったのは残念やったけど、
PK戦は運だめしみたいなところがあるし、実質引き分けみたいなもんやね。
 
本音を言うと、藤ヶ谷のPK阻止率の低さはなんとかならんかなと思うんやけど、
試合中は、鹿島の決定的なシーンを何度も防いでたし、
藤ヶ谷のおかげでPK戦まで持ち込めたとも言えるんやけども。
 
まあ、シーズン序盤のこの時期に、鹿島相手に、
これだけの試合ができたっていうのは、十分に及第点の出来やと思う。
今からフルスロットルな試合されても、逆にシーズン後半に
バテないか心配になるしね。
 
これから、選手のコンディションが上がってきて、
新戦力の連携が深まってくれば、2010年のガンバの戦いは
期待できるものになるやろうね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年2月26日

今年は勝ち点1と共に帰国

 
 
水原行ってきました!!
 

 
試合前には、水原市にある世界遺産、華城(ファソン)を
1周して、無駄に体力を使いまくってからスタジアムに入ったんやけど、
その話はまた、遠征記として書くので、今回は試合の事を書きたいと思います。
 
 
 
ガンバ大阪00水原三星ブルーウィングス
 
 
 
互いに決定機は多かったものの、
どちらもそれを決め切れず、スコアレスで終わった試合やったね。
 
まあ、ケガ人も多いし、本格的なプレシーズンマッチができなかったりで、
ガンバの選手のコンディションが不十分だったってのもあるけど、
相手がガンバを研究してきてたなっていうのが、強く印象に残ったね。
 
中央に人数をかけて固めて、左サイドバックの裏のスペースへ
ロングボール。
 
Jリーグでは清水や新潟みたいに、ガンバ相手に徹底的にこのやり方を
貫いてくるチームはあるけど、ACLでは初めてといっていいんじゃないかな。
 
今までガンバがACLで優位に戦えてたのは、
あまり研究されてなかったのもあると思うんやけど、
ACLに参加するチームがこぞってこのようなガンバ対策を
とってくるんやったら、今までのように上手くはいかんやろうね。
 
 
 
水原にはペク・チフンやチョ・ウォンヒといった、
いい選手はいたけど、一番印象に残ったのは、DFのジュニオール。
 
なに、あのFK!?
ゴールから40m以内やったら射程圏内なうえに、
あれだけのボールスピードで全部枠捉えてるし。
 
藤ヶ谷に神が降臨してたから、ゴールを破られずに済んだけど、
見ててマジで怖かったわ。
 
それにしても、この試合の藤ヶ谷は間違いなくマンオブザマッチ。
彼がいなかったら、勝ち点落としてたと思うわ。
 
これも新たなGKコーチのジェルソンの指導の賜物なんやろうね。
 
 
 
あと、若手選手がいいパフォーマンスをしたっていうのは、
今後に向けて明るい材料やろうね。
 
平井に関しては、本音を言えばゴールを決めてほしかったんやけど、
持ち前のスピードを生かして、積極的にDFラインの裏へ
抜けだして、二川のエロパスを引き出してたね。
 
ただ、途中出場のチョ・ジェジンが気持ちのこもった
いいプレーをしてたので、早く目に見える結果がほしいところやね。
 
菅沼に関しては、中澤に代わってピッチに入った時は、
ゴール裏が「大丈夫か!?」って雰囲気になったけど、
パートナーを組んだ高木のフォローはあったとはいえ、
十分合格点を与えられるパフォーマンスやったね。
 
今までのアキラは、こういう場面なら武井を投入して、
明神をCBに下げるような采配をしてたと思うけど、
よく菅沼投入を決断したと思うわ。
 
二川が好調なのが幸いとは言え、ただでさえケガ人が多いし、
この試合で、中澤・明神が負傷と、苦しい台所事情が続くので、
若手の出場機会はまだ訪れるはず。
 
これをチャンスだと思って、積極的にアピールしてほしいね。
 
 
 
勝ち点3を奪えなかったのは残念やけど、
この時期でのアウェイでの勝ち点1は十分な結果やと思う。
 
次戦は、ゼロックスで鹿島が相手。
 
俺は仕事で参戦できないけど、3年ぶりの載冠目指して
頑張ってほしいね。
 
 
         ☆
 
 
最後に、スタジアムの様子を紹介。
 
 


 
水原W杯スタジアム、通称ビッグバードは、
水原駅からタクシーで15分…正直かなりアクセス悪いっす。
 
ちなみに手前に見えてる、でかいサッカーボールは、
公衆トイレです。
 
スタジアムの周りを歩いてて、一番びっくりしたのが、
スタジアムに結婚式場が併設されてたこと。
 
 
豊スタやホムスタみたいに、トレーニングジムや、
レストランが併設されてるのは見た事あるけど、
結婚式場とは、…画期的やわ。
 
で、スタジアムの中はこんな感じ。
 

 

 
まあ、随分派手なスタンドだこと。
 
去年行ったソウルW杯スタジアムの、グレー一色の味気ないスタンドもどうかと思うけど
あんまりカラフルなのも、なんかなぁって思った。
 
あ、ちなみに、遠目にきれいに見えてるイスは
近づいて見ると、結構汚いです。
 
 
 
悪い部分ばっかり紹介してしまったけど、
サッカー専用スタジアムだけあって、
スタンドとピッチの距離はかなり近くて、臨場感は抜群でした。
 
それに、俺が一番驚いたのは、2階席のスタンドのこの傾斜!!
 
 
 
これだけ傾斜があると、ピッチを上から覗き込むような感じに見えるから、
スタジアムのどの席に座っても、試合が見やすいやろうね。
 
細部の清掃が行き届いてないのは残念やったけど、
スタジアムの構造自体は、とても良かったと思うわ。
 
 
 
じゃ、また水原遠征の試合以外の部分を後日書くんで、
よかったらそっちのほうも見てください。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年2月23日

いざ、韓国へ!

 
 
明日はいよいよ、ガンバ大阪2010年シーズンの開幕戦ということで、
本日、成田発の20時30分の便で韓国に発ちます。
 
去年のFCソウル戦に引き続き、2年連続の韓国遠征やけど、
今回は弾丸のオフィシャルツアーじゃないです。
って言っても、今回も試合当日の日中しかフリーに動ける時間は無いけどね。
 
一応、水原市にある世界遺産、華城を見てからスタジアムへ行こうって、
プランやねんけど、いかんせん俺はかなりの方向音痴やから、
時間に余裕をもって行動せんとアカンやろな。
 
 
 
対戦相手の水原三星は、Kリーグ屈指の強豪やけど、
プレシーズンマッチで、大宮や熊本に大敗してるし、
あの、ゴツイCFのエドゥも、ドイツのシャルケに移籍したし、
結構戦力ダウンしてる感じなんかな?
 
知ってる選手は、GKの中川家と、
去年、水原が鹿島と試合した時に、名前を覚えた、
キム・デイぐらい。
 
まあ、ガンバにも、ケガ人が続出してたり、
助っ人のゼ・カルロスが、メタボだったりで、
不安要素はあるけど、あんまりこの試合に関しては心配してないね。
 
なんだかんだACLに関して、日本勢以外との対戦で、
神経質になる必要は無いっていうのは、
これまでのガンバの戦いで明らかやからね。
 
むしろ、リーグ戦の序盤がどうなるかなぁって感じ。
 
 
 
あと、ACLユニの2010年モデルの入荷が5月って
一体どういう事なんやろ?
 
一応予約したけど、手元に届くころには、
グループステージ終わってもうてるやん。
 
まあ、それまで、2008年モデルの明神ユニで頑張りますか…
 
 
 
と、言うわけで、試合観戦がメインとはいえ、海外に行くとなると、
どうしても観光気分になってしまうけど、
水原名物の“水原カルビ”ごと、ブルーウィングスも平らげて、
日本に帰ってきたいと思います!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年2月21日

アーセナルがサンダーランドを降す!

 
 
なんとなく、TVでプレミアの試合を見てたので、
感想でも書こうかな、と思う。
 
 
 
アーセナル20サンダーランド
 
 
 
アーセナルにしてみれば、ここ最近不調だったので、
結果が出た事に関しては良かったと思うけど、
今日の相手チームの守備力を考えると、物足りん出来やったかなと思う。
 
シーズン序盤のアーセナルは、CFのファン・ペルシーが、
ポストワークからフィニッシュまで高いレベルでこなしてて、
それに伴って、チームも、7,8年前の黄金期を思わせるような、
魅力的なパスサッカーを展開してたんよね。
 
でも、昨年末にファン・ペルシーが負傷離脱して以降は、
前線で起点が作れなくなった。
 
代わりにCFを務めてる、エドゥアルドやベントナーも、
悪い選手じゃないんやけど、どちらもポストプレーに難があるから、
3トップの中央での起用は厳しい。
 
ここ最近は、セスクやアルシャビンあたりが、
個人技で局面を打開する機会が多くなったけど、
やっぱりファン・ペルシーの穴の大きさは、甚大やなって、
この試合を見て思ったね。
 
 
 
この試合では、日本がW杯で対戦する、
デンマーク代表の若きエース、ベントナーに注目して見てた。
 
彼は、191cm、78kgっていう大柄な体格の選手で、
一見、ペナルティエリアで体を張って、ポストプレーとかを
こなしそうやねんけど、実際はそうじゃないんよね。
 
プレースタイル的には、スペースのあるサイドで
前を向いてプレーするのが好きで、フィジカルを生かして、
ゴリゴリ突破してくるイメージかな。
 
もちろん、長身を生かしたヘディングも大きな武器やね。
 
でも、この試合でもトラップミスが何回かあったし、
足下はあんまり上手くない。
 
タイプ的にはバレーっぽい感じやわ。
 
でも、少なくともバレーよりは決定力高いし、
W杯でマッチアップする事になるであろう、
ボンバーや赤チョンマゲは警戒せんとアカンやろね。
 
 
 
まあ、アーセナルにしてみれば、先日の
チャンピオンズリーグで、不可解なジャッジによって負けただけに、
それを、この試合に引きずらなかったのは良かったと思う。
 
ただ、この試合でもそうやったけど、
DFラインの裏を、簡単に取られてしまう事が何度かあった。
 
サンダーランド相手やったから大事に至らずに済んだけど、
チャンピオンズリーグ常連のポルト相手にこんな事してたら、
判定云々抜きで負けてまうと思うわ。
 
ただ、次の2nd legはホームのエミレーツで試合できるので、
1st legでの鬱憤を晴らすような試合をしてほしいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年2月18日

新スタジアムの行方

 
 
 
G大阪の新本拠地完成13年に遅れる見通し
 
 
 
なんか、いい加減この手の記事には飽きてきたな。
 
ガンバの首脳陣も頑張ってるとは思うんやけど、
“スタジアム建設できるかも→やっぱり厳しい”の繰り返しで、
結局のところ、何も前に進んでないように見えるわ。
 
第一、13年度に遅れるって、正式に建設が決まってから、
そういう時期の話はするもんじゃないの?
 
 
 
まあ、この不景気のご時世に、150億もの資金が動くような
プロジェクトは、難しいのはわかるんよ。
 
でも、吹田市が、採算がどうのとか、
税金がどうのとか、金銭面での損得勘定ばかりをしてるのが、
気に入らんねんよね。
 
だいたい、Jリーグの観客動員数トップの浦和が、
本拠地を置いている、埼玉スタジアムですら赤字やねんから、
キャパが3万2000人のスタジアムで採算が取れるかなんて
そんなんハナッから無茶な話。
 
プレミアのクラブみたいに、一番安い席のチケット代が
8000円とか9000円にすれば、採算は取れると思うけど、
日本でそんなことしたら、逆に客がけえへんようになるやろしね。
 
 
 
じゃあ、吹田市には、何のためにスタジアムを作ってほしいかというと、
やっぱり、“その地域に住んでいる人たちの暮らしを豊かにするため”
っていうことになるのかなと思う。
 
でも、ここまでの吹田市の対応を見てると、
ガンバは、“その地域に住んでいる人たちの暮らしを豊かにするため”の
存在として、認められてないんじゃないかな。
 
まあこの辺は、サッカー不毛の地と言われる、
大阪じゃ厳しい部分もあるけど、ガンバがこれからも、
Jで優勝争いをするクラブであり続けて、吹田市を含む北摂の自治体に
アピールし続けるしかないんやろね。
 
 
 
今回の吹田市とガンバの新スタの件に絡めて思うんやけど、
そもそも、日本の自治体はスポーツ施設を作る際、
金銭面での損得勘定を意識しすぎ。
 
まあ、さらに言えば、スポーツが文化として根付いてないって
ことになるんやろうね。
 
欧米のスポーツ施設に比べると、日本のものって、
スポーツの他に、コンサートとか他のイベントで使えるような、
多目的の造りになってるやつが多すぎると思う。
 
日産スタジアムも、最初は、日本最大のサッカー専用スタジアムになる予定が、
陸連の横やりで陸上トラックが入ったり、スタンドの傾斜が緩くなったりして、
結局、魅力の無いデカイだけの多目的施設になってしまった。
 
野球のスタジアムと比べると、サッカーのスタジアムって、
四角形で多目的に使いやすいから、採算目当てで、
横やりを入れたくなるってのも理由のひとつとしてあると思うけどね。
 
 
 
まあ、なんにせよ、ガンバには諦めずにスタジアム建設に取り組んでほしい。
 
現時点では、“その地域に住んでいる人たちの暮らしを豊かにするため”
とまではいかんと思うけど、専用スタジアムって、
将来的にそういう場所になりうる可能性がある場所やからね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年2月15日

絵に描いたような惨敗

 
 
中国戦・香港戦と、クソ寒い中現地観戦した俺ですが、
昨日の韓国戦は、仕事だったので録画観戦でした。
 
まあ、どっちみち、すぐにHDから消去する試合やけど、
こんな試合を録画させてしまった、俺のDVDレコーダーがかわいそうやわ。
 
 
 
日本13韓国
 
 
 
もうね、W杯予選の最後のオーストラリア戦で負けた時に、
岡田を解任しとくべきやってんて。
 
だって、あれから日本はどのへんが成長した?
 
相変わらずタメの作れないFW陣。
 
サイドに流れても、そこからクロスを上げる攻撃がバレバレで、
結局、ボールを下げさせられる。
 
せっかく、いい形でボールを奪っても、FWが守備に戻ってるせいで、
前線の人数が不足してカウンターすらできない。
 
昨日の試合でも、赤チョンマゲの退場で、1人少なくなって、
コンセプトどころじゃなくなってからの方が、
何度か攻撃でいい形作れてたやん…
 
 
 
DF陣にしても、メンバー固定しすぎで
バックアップに全然計算できる選手おらんしね。
 
昨日は、岩政が途中出場したものの、全然持ち味を発揮できへんかった。
 
本来岩政って、中澤や赤チョンマゲにも見劣りせえへん程
実力のある選手やけど、「一緒に練習してるから試合でもいいプレーできる」
なんて、訳のわからん事言う監督のせいで、
みっともない姿を全国ネットで晒す羽目になってしまった。
 
さすがにどんな選手でも、全く試合に出てなくて、
試合勘が鈍っている状況で、1人少ないスクランブルな試合に放り込んで、
「活躍しろ」なんて、そんな無茶なミッション遂行できるわけないやん。
 
W杯本大会で、中澤や赤チョンマゲがケガでもしたらどうするつもりなんやろ?
 
 
 
この敗戦で、優勝が至上命題とか言ってた東アジア選手権で、
日本は1勝1敗1分けの3位。
 
別にね、今までチャンスに恵まれなかった選手に、
経験を積ませるとか、そういうプランでこの大会に臨んだんやったら、
この成績でも許容範囲内やったけど、
今大会の日本は、ほぼベストメンバーで醜態晒しただけやん。
 
日本サッカー協会も、W杯本大会前に、貴乃花部屋で選手を稽古させるとか、
意味わからん事言ってる場合とちゃうで。
 
 
 
W杯まであと4カ月。
 
この試合の後、少しはポジティヴな事書きたかったけど、
それができなかったのが残念やわ。
 
岡田は、まだ「W杯ベスト4」っていう目標を下げるつもりはないみたいやけど、
今のチームのどこらへんをもってベスト4を目指せるのか。
 
それを、試合でサポーターに見せる事ができへんのやったら、
言葉で具体的に話してほしい。
 
とにかく、W杯でみっともない姿を見せないためにも、
本大会までに、事態を好転させてほしいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年2月13日

なでしこが東アジア選手権連覇!!

 
 
今日は、なでしこの試合があったね。
 
これまでの女子の試合を見てて、
内容のある面白いサッカーしてると思うんやけど、
観客の数といい、どうも注目度は低いみたい。
 
関西では試合の中継すらなかったみたいやしね。
 
やっぱりそう考えると、女子サッカーの人気は、
男子のサッカーに付随するものであると考えられるから、
より一層男子のサッカーには頑張ってもらわなアカンわ。
 
 
 
日本21韓国
 
 
 
まず、日本の、この試合への入り方は素晴らしかったと思う。
 
ここ2試合、前半は抑え気味な感じがあったから、
韓国の選手達も、面を食らったような感覚やったんちゃうかな?
 
その結果が前半の早い段階での2点という、
明確な形になって表れたんやろうね。
 
 
 
前半7分に生まれた、1点目の大野のゴールは、
DFラインの裏への飛び出しから、独走で決めた形。
 
でも、韓国のDF陣も、大野に相対するのに、
あんなに不用意にラインを上げたら自殺行為やわ。
 
そして、17分の山口のゴールも、大野のスルーパスから。
 
正直、これまでの2試合を見てて、あんまり山口っていう選手の
良さがわからんかったんやけど、足下のテクニックはあるし、
そんなに体は大きくないわりに、フィジカルも強いっていう印象を受けたね。
 
だてに海外でプレーしてるだけのことはあるなぁって感じやった。
 
 
 
ただ、この後、ペースダウンしてしまったのが物足りなかったかな。
後半なんて防戦一方やったからね。
 
まあ、疲労とか色々な面が考慮されるけど、
この辺が、試合後佐々木監督が言ってた、課題なのかも。
 
あと、注目された岩渕は、この試合では見せ場無し。
 
矢野をベンチに下げ、近賀をSBに落として、
右MFに入るっていう、変な使われ方したのもあったんやろうけど、
途中から入ったんやから、もっとがむしゃらに動き回って、
疲れてる選手達を助けなアカンわ。
 
あれだけ実績のある澤でも、後半は体を張って、
DFに奔走してたしね。
 
才能があるのはわかるけど、まだまだ大野の壁は高そうやね。
 
 
 
とはいえ、3戦全勝で東アジア選手権を制した、なでしこジャパン!!
 
このチームに、永里や安藤といった海外組が合わさると、
もっと期待のできる、いいチームになりそうやね。
 
次の大会も期待してます!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年2月12日

香港相手の3点

 
 
代表戦見に、国立に行ってきました。
 
ただでさえも気温が低いのに、そこに氷雨が追い打ちをかけるという、
あまりの過酷すぎる観戦環境…。
 
味スタでの中国戦の時もそうやけど、
なんで俺、代表の試合見るのにこんなに頑張ってるんやろ?
たまに自分で自分がわからなくなるわ。
 
まあ、肝心の試合に関しては、中国戦の時ほど内容的に寒くはなかったものの、
それでも満足のいくものじゃなかったね。
 
 
 
日本30香港
 
 
 
ここまで2戦続けてスコアレスドローやったから、
3点取れたっていう結果に関しては、良かったと思うけど、
この3点は香港が相手だったから取れたものやと思う。
 
玉田の先制点は完全に香港の凡ミスからやったし、
2点目も、香港のDF陣が日本のセットプレーの際、
一番マークすべき赤チョンマゲをドフリーにしたから。
 
正直、このレベルの相手やったら、前半で勝負を決めてほしかったけど、
その前半であんなサッカーをしているようじゃ、
これから先はホンマにおもいやられるわ…
 
 
 
そういや、男子の試合の前にあった女子の試合のスコアも、
台湾相手に3-0やったね。
 
まあ、この試合も、もっと点が取れたかなとは思うんやけど、
内容的には圧倒してたし、躍動感のあるいいサッカーをしてたね。
 
2得点を挙げた、16歳の岩渕真奈に注目が集まってるけど、
やっぱり、俺的には宮間はホンマに上手いなぁと思うわ。
 
岩渕の1点目のゴールをアシストした、ドリブル突破からの
マイナスのクロスは、見事としか言いようがなかった。
 
この後、中1日で韓国戦を控えてるから、
この試合のなでしこは、前回の中国戦の時より、
メンバーを大幅に入れ替えてきてたけど、試合の内容は落ちてなかったね。
 
それだけ、控えのメンバーまで戦術やコンセプトが
浸透してるってことなんかな?
 
 
 
男子も女子も、次戦は韓国戦。
 
女子は、このままの調子で連覇を目指して頑張ってほしい。
 
男子は、韓国が水曜日に中国に敗れたから、
次の日本戦は、是が非でも勝ちにくると思う。
 
真価の問われる相手だけに、W杯に向けて期待の持てる試合を見せてほしいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年2月7日

あまりにも寒すぎた、飛田給の夜

 
  
 
昨日は、代表戦を見に飛田給に行ってました。
 
なんか、「寒い中、わざわざあんな試合を見に…」なんて声が、
チラホラ聞こえてくるような…
 
まあ、俺も正直言うと、女子の試合だけ見て
帰っとけばよかったなって思ってるよ。
 
特に、宮間のブレ球FKは、素晴らしいの一言に尽きるね。
 
それに引き換え、男子の試合ときたら…
 
 
 
日本00中国
 
 
 
率直に感想を言うと、かなり見てるのが辛い試合でした。
 
ボールを回していても、全然前にくさびのボールが入らないから、
チャンス自体が少なかった。
 
まだ、前線にシンプルにボールを放り込んでくる中国の方が、
得点の期待の持てる攻め方をしてたかなと思う。
 
PKとは言え、両チーム通じて、
この試合で一番のビッグチャンスを作ったわけやしね。
 
そのPKを防いだ、楢崎のプレーは日本の選手の中で、
唯一及第点に値するプレーだったかなと思う。
 
 
 
チャンスと言えば、日本にも、
内田、平山、大久保に決定機が訪れたものの、これを決め切れなかった。
 
日本代表には、決定力不足って言葉がよく使われるけど、
そもそも、チャンスらしいチャンスも、この3つぐらいやったし、
決定力が問われる場面まで行けてないってのが現状やと思うわ。
 
その中でも特に、大久保は、決定機を逃しただけじゃなく、
試合を通して、本当に酷かった。
 
それにもかかわらず、後半40分まで引っ張った理由もよくわからんし、
交代する時、勝ってるわけでもないのに、
ダラダラと歩いて、ベンチまで戻って行ったのには、
スタンドから見ていて、本当に腹が立った。
 
近くで見ていた小学生が「走れよ!!」って言っていたし。
 
もう、弱くても一生懸命やるんやったらまだしも、
こんな代表じゃ誰も応援しなくなるぞ。
 
 
 
最後に、この試合に来ていたお客さんについてなんやけど、
やっぱり、この試合は、会場がFC東京のホームだけあって、
代表グッズを身につけている人と、FC東京グッズを身につけている人の
割合が半々ぐらいやった。
 
ただ、代表チームを見に来たと言うよりかは、
平山や長友を見に来たって感じのファンが多かったわ。
 
そのせいか、観客数は、普段のJリーグのFC東京の試合と
そんなに変わんなかったね。
 
岡田や、選手達は、あの空席を見て何を思うんやろう?
代表には、本当に、危機感を持ってやってもらいたいわ。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年2月3日

W杯イヤーの初戦は凡戦。

 
 
昨日は大分で代表戦があったね。
 
大分は、去年、ピッチのコンディションがあまりにも悪くて、
代表戦の開催が見送られたこともあったけど、
TV画面越しに見る限り、この試合のピッチは良さそうやったね。
 
去年のJリーグ開幕の時期に、これだけのピッチ状態であれば、
トリニータは、ケガ人に悩まされることも無く、
J2に降格することは無かったと思うんやけども。
 
まあ、今さら言ってもしょうがないけどね。
 
あれだけ無茶な経営してたら、遅かれ早かれ、
現在のような状況に陥ってたと思うから。
 
 
 
この試合は、フジテレビの青嶋が実況やったけど、
個人的にあまり、青嶋は好きじゃない。
 
サッカーの知識は民放アナの中でも群を抜いてるけど、
どうもその知識をひけらかそうとするのが、鼻につくんよね。
 
フジテレビやったら、西岡アナが一番いいわ。
 
 
 
で、試合の方やねんけど、序盤から、
ボールは日本が支配してるんやけど、パスミスが多くて、
チャンスが作れずに、リズムが掴めないっていう印象。
 
前半に関しては、小笠原のミドルが枠を捕えたシーンがあったけど、
正直、「おっ!」って思ったのは、それだけやった。
 
後半に、平山が入ってから、前線に起点ができて、
ちょっとはマシになったけど、前後半通じて、
見応えの無い凡戦だったとしか言いようがないね。
 
 
日本00ベネズエラ
 
 
対戦相手のベネズエラは、国内組中心のメンバーで、
なおかつ40時間以上の移動があったのにも関わらず、
しっかりと準備して、この試合に臨んできたっていうのもあるけど、
それを差し引いても、このレベルの相手だったら、
もっといい試合ができたんじゃないかなぁと思う。
 
日本の選手がオフ明けだったっていうのも、考慮すべきやろうけど、
あの寒そうなスタンドで、それ以上に寒い試合を見せられた、
サポーターの皆さんの心中をお察しするわ。
 
 
 
その中で、ガンバサポとしてやっぱり気になるのが、
遠藤がこの試合にフル出場したことかな。
 
天皇杯決勝までシーズンを戦った影響を考えて、
この試合の出場はスキップするんじゃないかって、
事前の報道では言われたけど、普通に出場したあたり、
遠藤の2010年に懸ける意気込みが伝わってくるようやね。
 
土曜日の味スタでの中国戦は、見に行く予定なので、
そんな遠藤の雄姿を見届けてきます。
 
熱い試合を見せてくれる事を期待して、
当日は、軽装で行こうかな?(嘘)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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