2010年3月8日

塚本泰史のリアル

 
 
昨日の大宮と豚の試合の後、右大腿骨骨肉腫でチームを
離脱する、塚本選手の記者会見があったみたいやね。
 
 
 
【J1:第1節 大宮 vs C大阪】試合終了後の塚本泰史選手記者会見コメント
 
 
 
塚本選手も、こういう風に記者会見で自分の病気の事を話すまで、
色々な葛藤があったと思う。
 
でも、そんな苦しみを乗り越えて、現実に向き合い、
こういう場で公表することができた塚本選手は、
サッカー選手としても、人間としても本当に強い人だなと思う。
 
その、強い人の意志に、応援するクラブの垣根を越えて、
サッカーを愛する人たちが賛同する。
 
塚本選手は、皆の温かいメッセージを見て、前向きになったって語ってるけど、
病気に立ち向かう、塚本選手に勇気をもらってる人だって多いと思う。
 
俺はあんまり気の利いた事とか言える人間じゃないから、
頑張れっていう、月並みの言葉しか言えないけど、
塚本選手には、本当に心から頑張ってほしいと思います。
 
 
 
骨肉腫っていう病名を聞くと、どうしてもヤングジャンプで、
月1ぐらいで連載している「リアル」ってマンガを連想してしまうんよね。
 
結構有名なマンガやから、わざわざ説明するまでもないと思うんやけど
このマンガは、スラムダンクの著者でも知られる、井上雄彦さん作の、
車イスバスケの話。
 
そのマンガの中の登場人物の戸川清春が、中学生時代に骨肉腫を患って、
足を切断し、 車イス生活になり、一時は人生に絶望するんやけど、
車イスバスケに希望を見出し、そこからバスケで日本代表を目指すって
いうシーンが描かれてるんよ。
 
 
 
戸川は、中学生時代、陸上の短距離で全国大会にでるほどのホープやってんけど、
片足を失った事で、スプリンターとしての未来が閉ざされてしまうんよね。
 
マンガの中の話とは言え、大好きで、必死に打ちこんできたものを、
突然奪われた悲しみは、サッカー選手である、塚本選手にも通じるものが
あるんとちゃうかな。
 
ただ、車イスバスケに、新しい人生の希望を見出した戸川のように、
塚本選手も、「これから自分はこういう風に生きたい」っていう、
新しい目標をもって、闘病生活やリハビリに取り組んでほしいです。
 
 
 
…な~んか、今回は、すげえ偉そうな事書いちゃったな。
 
でも、骨肉腫って言ったら、肺に転移する可能性が高いから、
何ともないところから、切りとらないといけない。
 
…って、俺はリアルの中で読んだから、
塚本選手も足を切断しないといけないのかなと思って心配したんやけど、
今は他にも治療法があるみたいやねんね。
 
医学の進歩って早いんだなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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