2010年5月31日

ハラキリサムライブルー

 
 
日本12イングランド
 
 
 
この試合で、決まった3点の得点者が全て日本人とは…
日本のCB2人の得点力は凄まじいな(笑)
 
もう、岡崎の1トップやめて、ボンバーと赤ちょんまげの2トップで
いいんとちゃう?
 
イングランドの選手からしてみれば、自分たちは得点してないのに、
日本の選手達がハラキリして負けてくれたぞ、って感じなんだろうか。
 
 
 
でも、オウンゴールのシーンを見返してみれば、
CBとGKの間でちゃんと声を掛け合っとけば、
防げる失点ではあったかと思うんよね。
 
ただ、この試合のGKの川島は、オウンゴールの2点のシーン以外は、
MOMの活躍やったから、一概に彼を責めることはできへん。
 
特に、ランパードのPKをストップしたシーンなんか、
代表の試合で久し振りに身震いしたわ。
 
ここのところ、ずっとGKは楢崎が出ずっぱりやったから、
CBとGKの連携が危ういのは、岡田が実践してきた、
固定メンバー制の弊害みたいなもんやし、こればっかりはしゃあないわ。
 
それにしても、CBのバックアッパーの件といい、
岡田には、もうちょっとこのへんのマネジメントをしっかりとしてほしいね。
 
 
 
攻撃陣に関しては、この日のイングランドが、あまり中盤から積極的にプレスを掛けずに、
CBのテリーとファーディナンドで、ボールを奪うって形やったから、
日本は中盤でボールがキープでき、韓国戦の時と比べると、
流れの中から何度かいい形は作れてたと思う。
 
まあ、日本の中盤は、アジアでも技術のある方やし、
ボールを持たせてもらえれば、イングランド相手と言えども、
ある程度いいプレーはできるしね。
 
ただ、いくら中盤でボールをキープできたところで、
1トップの岡崎1人で、テリーとファーディナンドという、
ワールドクラスのCB2人を相手にするのはあまりにも酷ってもん。
 
岡崎が、ドログバとかアデバヨールみたいなFWやったら、
話は別やけど…
 
まあ、試合の度にそんなことを言ってたら、話にならないので、
この試合に関して言えば、長谷部や遠藤あたりが、
もっと前線に飛び出して、岡崎をフォローしてほしかったかな。
 
 
 
あと、この試合の日本は4-3-3の布陣を敷いてきたけど、
これによって、遠藤のポジションが1つ前に上がり、
彼本来の持ち味が出せてたかなと思う。
 
まさか、南アフリカのピッチでも、これまでの代表戦の時と同じく、
守備に忙殺される遠藤を見ることになるのかなと思ってたけど、
この4-3-3の布陣をこれからも使うのであれば、その心配は無さそうやね。
 
ただ、この布陣だと、俊輔のポジションが無いんよな。
 
あえて言えば、3トップの右ってことになるんやけど、
この試合で、そのポジションに入った本田も、持ち味を出せてたとは言い難いし、
日本には、このポジションの適任者がいないっていうのが現状。
 
ガンバサポとしては、遠藤が持ち味を発揮できるポジション、
つまり4-3-3の左インサイドハーフで起用してほしい、という願望はあるけど、
もしかして、これは俊輔と遠藤を天秤にかけることなんかもしれへん。
 
次の、コートジボワールとの強化試合で、岡田がどういう布陣を敷いてくるかで、
今後の展開が読めそうな気がしなくもないけどね。
 
 
 
まあ、この日のイングランドは、プレスも緩くて、
本気で挑んできてるとは言い難かったけど、
ここ最近の日本の低調な戦いぶりを考えれば、強豪イングランド相手に、
善戦したってことで、メンタル面の回復に繋がるんとちゃうかな。
 
でも、前回のW杯みたく、本番前の強化試合で、ホスト国のドイツと善戦して、
その時がコンディションのピークだったなんて事になったら、
冗談でも笑えないから、今回はちゃんとグループステージ開幕戦の、
カメルーン戦にピークをもってきてほしいね。
 
 
 
 
 
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2010年5月28日

レアル・マドリードへの尊敬

 
 
レアル・マドリード監督交代を発表
 
 
事前の報道でもあったように、モウリーニョがレアルの監督になるそうで。
 
個人的には、12月のCWCでモウリーニョがインテルの指揮を執ってる姿を
見たかったんやけど、シーズン終盤から、モウリーニョの心は
もうすでにイタリアには無い感じやったから、こればっかりはしょうがないのかもね。
 
ファーガソンやベンゲルみたいに、長く同じクラブで指揮を執るよりも、
優勝請負人として、色々なクラブを渡り歩く方が、
モウリーニョには合ってるのかも。
 
 
 
ただ、来季からモウリーニョの新天地となるレアル・マドリードは、
サッカーの監督を生業とする者にとって、一番働くのが難しい環境やと思う。
 
今シーズン、レアルの監督を務めた、マヌエル・ペジェグリーニが、
38試合で挙げた勝ち点は96。
 
不運な事に、今シーズンのバルサが超絶過ぎたから、無冠に終わったけど、
本来やったらダントツで優勝しててもおかしくない数字。
 
そんな成績を残したのにも関わらず、解任なんて…って思うけど、
別にレアルではそんなに珍しいことでもないんよね。
 
リーグ優勝を成し遂げても、カペッロみたいに、
サッカーの内容が面白くないから、という理由で解任されたり、
シュスターみたいに、バルサに勝てなかったっていう理由で解任されたり、
結果を残しても、レアルでは監督を続けられる保証が無いからね。
 
レアルで安定して長く監督を務められた人物は、
現・スペイン代表監督のデル・ボスケ以来、出てないんとちゃうかな。
 
まあ、そんな風に監督をコロコロ変えて、チーム方針に一貫性が無いことが、
欧州の舞台での成績が芳しくなかったり、
ここ数年バルサの後塵を拝している原因やと思うけどね。
 
 
 
ただ、不思議なことに、1年でクビになる可能性が高い職場にも関わらず、
モウリーニョをはじめ、レアルの監督をやりたいっていう人はすごく多い。
 
それは、選手の立場でも同じようで、かつてレアルで不当な評価を受けてきた
スナイデルも、モウリーニョと一緒なら、またレアルに戻りたいというような
旨の発言をしているし、ロベルト・カルロスに至っては、
もう一度レアルでプレーできるなら、給料はいらないとまで言ってるしね。
 
日本人の感覚からすれば、いくらお金を持っていて、世界的に有名なクラブでも、
優秀な監督や、長年チームに貢献してきた功労者に対するリスペクトが足らなくて、
チーム方針も一定しないクラブに、職場としての魅力を見出すのは難しいと思う。
 
しかし、日本で、欧州サッカーに対する知識が豊富な人が増えても、
欧州の人達がレアル・マドリードに対して抱いている尊敬の念のようなものは、
実際に、向こうで暮らしていないとわからないものなんだなと思う。
 
日本で言えば、プロ野球が巨人中心に回っていた時代に、
日本国民が巨人に抱いていた気持ちに近いものがあるのかもね。
 
 
 
昨シーズンのオフと同じく、今シーズンもレアルが移籍市場に大金を投入し、
各国リーグの戦力分布図を塗り替えることが予想される。
 
来シーズンは、あのスター集団のレアル・マドリードを、
モウリーニョがどうまとめるのか、見物ではあるね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年5月25日

埼玉スタジアムの憂鬱

 
埼スタ行ってきました。
 

 

平日のナイターで、しかも悪天候の中、
わざわざ2時間近く掛けて埼玉まで行ったのに、あんな試合を見せられたら、
チケット代と交通費の5分の1も元取られへんわ。
 
 
 
日本02韓国
 
 
 
完敗。
 
2月に、国立で韓国に1-3と惨敗した時は、サッカー界の韓流四天王、
パク・チソン、イ・チョンヨン、キ・ソンヨン、パク・チュヨンが不在。
 
しかし、今回はW杯前の壮行試合ということもあって、
4人が揃い踏みすることも考えられたから、
試合する前から苦しい試合になることは目に見えてたけど、
それでも日本チームの意地を見せてほしかったなと思う。
 
 
 
前半開始早々、日本ゴールを破ったのは、
アジアの英雄、パク・チソン。
 
ボールを持った時には、まさかゴールまで行くとは思わんかったけど、
最初のボディコンタクトで簡単に当たり負けしてしまったのが、
結果的に失点に結びついてしまったね。
 
このシーンだけじゃなく、日本は全体的に球際負けすぎ。
 
こんな試合でケガして、W杯に影響が出たら嫌だとか思ってんのかもしれないけど、
普段の試合からこんなナヨナヨとサッカーやってて、
W杯本番で、球際が戦えるようになるとは思えないんですが?
 
 
 
韓国は、先制点の後も圧倒的に試合を支配。
 
パク・チソン、イ・チョンヨンの両翼は、
持ち前のテクニックと、プレミア仕込みのフィジカルで、
日本のDF陣を翻弄。
 
そして、韓国の中盤の中央には、かつてガンバの前にも立ちはだかった、
キ・ソンヨンが君臨し、完全にゲームをコントロールしていたね。
 
対する日本はというと、大久保の個人技での突破以外、
ゴールに直結するようなプレーはまるで無し。
 
岡田が全幅の信頼を寄せる、俊輔と遠藤は、
相変わらずの体たらくやし、本田△も、この日は全然存在感が無かった。
 
 
 
そんなグダグダな日本に引導を渡したのが、
途中交代で出場していた、パク・チュヨン。
 
後半ロスタイムに、カウンターからゴール前に飛び出して、
楢崎のファウルを誘発し、PKを獲得。
 
これを自ら決めて、2-0。
 
確かに、韓国は日本よりは強いと思う。
 
だけど、これを“世界との差”と呼ぶんだったら、
日本がW杯クラスの大会で、まともに戦える時代は、
永遠に訪れないやろうね。
 
 
 
せっかく、W杯の直前になって、ようやくメディアがサッカーの情報を、
世間に投下し始め、サッカー熱が上がってきたかなと思ってた矢先に、
とびっきりの冷や水を浴びせることになってしまった、この試合。
 
しかも、試合後の会見で、岡田が、
「自分がW杯で監督を務めてもいいのか、と会長に尋ねた」
という、旨の発言をしたことに、さらに失望した。
 
この時期になって、そんなことを聞くのもどうかしてると思うし、
もし、そんなやり取りがあったとしても、公表する理由なんてどこにも無いと思う。
 
 
 
本当なら、この試合の後には、W杯向けてもっとポジテイヴなブログを
書きたかったんやけど、それができなくて残念やわ。
 
でも、もう後には引かれへん状況にまで来てるし、
今のチームを信じて応援するしかないんやろうね。
 

 
 
 
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2010年5月23日

グランデ・インテルとスペシャル・ワン

 
 
インテル20バイエルン
 
 
 
かつてインテルと言えば、各ポジションに
どんなに名手と呼ばれる選手を揃えても、
優勝できないチームの代名詞のようなチームやった。
 
選手の個性が強すぎる故、チームとしてのまとまりに欠けることや、
早く結果を求めたがる首脳陣が、毎年のようにチーム方針を変えることが、
優勝できない理由やとされてきたね。
 
そんなインテルの転機となったのが、皮肉にも2006年に起こった、
イタリアサッカー史上最大の汚点、カルチョ・スキャンダル。
 
この事件による、ユヴェントスのセリエB降格、ミランの勝ち点剥奪により、
繰り上げという形ながら、インテルは実に17年振りのスクデットを獲得。
 
この優勝で、呪縛から解き放たれたインテルは、
規律を重んじるマンチーニの下、リーグ3連覇を成し遂げるも、
どうしても欧州の舞台では結果が出せなかった。
 
国内では敵なし。しかし、チャンピオンズリーグで結果が出ないことに、
インテルの選手達の中には、葛藤を覚える選手達も多かったと思う。
 
そんなインテルの選手達の意識を改革したのが、
マンチーニの後を受け、監督に就任した、
稀代の名将、ジョゼ・モウリーニョ。
 
就任初年度、そして今シーズンの序盤のインテルには、
まだ欧州の舞台での苦手意識というものが感じられたけど、
徐々に、“彼のチーム”は無骨なまでに勝利という結果にこだわる、
戦う集団に変貌を遂げていった。
 
国内では、過密日程にも関わらず、相変わらずの強さを発揮し、
セリエAの5連覇達成と、コパ・イタリアを制覇、
欧州の舞台では、チェルシー、バルサなどの優勝候補を破り、
バイエルンとの決勝戦に駒を進める。
 
そして、2010年5月22日、マドリードの地で、
グランデ・インテルが45年振りにヨーロッパの頂点を極め、
ジョゼ・モウリーニョは名実ともにスペシャル・ワンとなった。
 
 
 
ガンバサポの中には、同じチームカラーのインテルに対して、
親近感を覚える人も多いと思うねん。
 
実際俺もその1人やし。
 
インテルのサッカーは、去年のバルサや、ガンバが志向しているサッカーとは、
対極にあるものやから、華麗なパスサッカーが好きな人にとっては、
賛否両論あるかと思う。
 
でも、どんなに華麗なパスサッカーを披露したとしても、
試合に勝つことができなければ、歴史に名前は残らへん。
 
その点で言えば、去年のバルサは理想的なチームやったのかもしれへんけど、
正直、あんなチームを作り上げることは奇跡に近い。
 
モウリーニョは、あくまで自分のチームの選手の特性を見極め、
この選手達なら、どういうサッカーをすれば優勝できるのかと考えた上で、
こういうチームスタイルを採用したんやと思う。
 
現実主義のモウリーニョならではといったところやね。
 
 
 
そんなモウリーニョは、今シーズン限りでインテルの監督を退き、
奇しくも、昨日ビッグイヤーを掲げた地、サンチャゴ・ベルナベウにホームを置く、
レアル・マドリードの監督に就任するらしい。
 
まあ、モウリーニョは、イタリアのメディアやサッカー協会との、
折り合いが悪かったし、いずれはこうなるやろうなと思ってたけどね。
 
新天地となる可能性の高いレアルは、かつてのインテルと同じように、
欧州の舞台での成績が芳しくなかったり、
首脳陣が早く結果を求めるあまり、チーム方針が定まらない状態にある。
 
ポルト、ロンドン、ミラノで結果を残してきた、
スペシャル・ワンは、マドリードの地でも、スペシャル・ワンになれるのか。
 
優勝請負人、モウリーニョの腕の見せ所やね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年5月20日

浦和の差別発言問題は対岸の火事じゃない

 
 
浦和サポの人種差別発言、クラブに勝ち点減の制裁も(スポーツ報知)
 
 
仙台戦で浦和のサポーターが、梁に対して放った、
人種差別的な野次が、問題になってるみたいやね。
 
他にも、場内へのペットボトルの投げ込みや、
試合後選手バスを囲むなど、色々騒動があったみたい。
 
言うまでもなく、こんなことをする奴らは、
永久にスタジアムに入場禁止でもいいと思う。
 
 
 
でも、再放送で、浦和と仙台の試合見たけど、
そんなに怒るほど酷い内容やったかなぁって思うわ。
 
シュート28本打って、1点しか取れなかったのが不満なんやろか?
 
それに、浦和の4位ってそんなに悲観するような成績でもないし、
傍から見てて、怒る原因がわからないんですが?
 
そんなんで怒ってたら、11位のガンバは2リットルのペットボトル投げなあかんやん。
(当然、冗談ですよ)
 
試合後、陸上トラックの上に転がった、ペットボトルを、
細貝が拾ってる光景が、なんとも虚しかったわ。
 
 
 
今回の件を受けて、勝ち点剥奪とか罰金とか、色々言われてるけど、
個人的に、勝ち点剥奪は無いかなと思う。
 
だって、そんな前例作ってしまったら、優勝争いが白熱した時、
ライバルチームのサポーターになりすまして、
スタジアムで人種差別の野次を言い、勝ち点剥奪を謀ろうとする、
バカな輩が出てくるかもわかれへんしね。
 
だから、今回の件は罰金で決着が着くんじゃないかなと思う。
 
ただ、世界的にも人種差別の野次に対する取り締まりって、
非常に厳しくなってる。
 
今後、Jリーグで似たような事象があったら、罰金だけじゃなくて、
無観客試合の開催などもリーグ規定に加える必要があるやろうね。
 
まあ、こんなこと自体無いのが一番ええねんけど。
 
 
 
今回は、浦和がこういう事件を起こしたけど、
ガンバとしても、対岸の火事じゃ済まされない事やと思う。
 
ガンバは、2年前の埼玉スタジアムでの一件以降、
スタジアムの安全面の強化に、断固たる姿勢で取り組んでいるけど、
今後、絶対に起こらないっていう保証は無いしね。
 
実際、去年か一昨年か忘れたけど、アウェイの名古屋戦に参戦した時に、
ガンバのゴール裏で、マ○ヌンに対しての差別的な野次を聞いたことがあるし。
 
確かに、マ○ヌンは、ガンバと色々あったし、
嫌悪感を抱く理由もわかるけど、一定のラインは越えんようにせなアカンよね。
 
選手がいいプレーして、勝ったら拍手で称え、
不甲斐ないプレーして、負けたらブーイングで叱咤する。
 
試合後、サポーターがすることは、それぐらいでいいと思う。
差別的な野次が必要な理由なんてどこにも無いやろ?
 
 
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2010年5月17日

湘南を撃ち抜いた平井のトリガー

 
 
平塚行ってきました。
 


ガンバと湘南が試合をするのは11年ぶりということで、
当然、このスタジアムに来るのは初めて。
 
11年前…俺、中1!?
随分長い間試合してなかったんやな~。
 
万博と似たような雰囲気に親近感を覚えたり、
オーロラビジョンが無くてリプレイが見れないことに、
不便さを感じながらの観戦でした。
 
 
 
ガンバ大阪31湘南ベルマーレ
 
 
 
試合序盤から、なんか動き悪いなぁと思って見てたら、
案の定、早々に先制点を献上。
 
しかも、ゴールが決まった時に流れる音楽が、
この間の城南一和戦の時のそれと全く同じやったことに、
何とも言い難い不安が去来。
 
なんていうか、ここ数試合CBが不安定やったせいか、
この試合の前半は、SBの加地と安田が
必要以上に中に絞って、CBをフォローしようとしていた気がする。
 
それが結果的に、先制点を与えたシーンで、
加地が阿部に付ききれなかった理由かなと思うわ。
 
 
 
その後も、湘南の無謀とも言える積極的なプレッシングの前に、
なかなか思うようにプレーできないガンバやったけど、
前半41分にルーカスのポストプレーから平井が決め、同点に追いつく!!
 
平井、宇佐美の2トップでスタートしたのを、
試合途中から、ルーカス、平井の2トップに代えて、
宇佐美を中盤に下げたのが功を奏した形やったね。
 
「これで、前半1-1で後半から仕切り直しやな」と思ってたら、
加地がまさかのPK献上で、ゴール裏に冷や水が浴びせられる。
 
っていうか、あれPKちゃうやろ?
今年はゼロックス以降、よくわからんPKを取られることが多いなぁ。
 
しかし、このPKを湘南のキッカーの坂本が外し、
ガンバとしては、なんとか難を逃れる。 
 
結果論やけど、このPKを外したのが、
湘南にとっての運の尽きやったかなと思うわ。
 
 
 
そして後半。
 
前半のハイペースが祟り運動量の落ちた湘南に対し、
ここからスロースターターのガンバ大阪の本領発揮。
 
後半10分には、まさかの(失礼!)遠藤からのCKを、
ルーカスが決めて、ガンバが勝ち越し。
 
圧巻だったのは、後半17分の平井の2点目のゴール。
 
DF4人に囲まれているのにも関わらず、
中央をドリブルで駆け上がり、右足を一閃!
 
そういや、GAZZETTAの平井のインタビューの中で、
“なにわのアンリ”じゃなくて“なにわのトーレス”って、
書いてくださいってあったけど、
このゴールは、プレミア08-09シーズンのサンダーランド戦の、
トーレスのゴールに近いものがあるよね。
 
あの、当時のサンダーランドの将ロイ・キーンに、
「われわれはF・トーレスをゴールから25ヤードも遠ざけていたのだが、彼はトリガーを引いた。
あの瞬間こそ、彼の値打ちが高いことを現している」
って言わしめたゴールやったよね。
 
この言葉の、F・トーレスの部分を平井に変えて、
湘南の監督の反町に言わせてみたくなったわ。
 
 
 
その後は、得点こそ奪えなかったものの、圧倒的にボールを支配して、
無難に試合をクロージング。
 
まあ、最後らへんは、完全にW杯モードに切り替わってしまった
遠藤の適当なプレーに、苦笑いする場面もあったけど。
 
とりあえず、W杯期間の中断前の試合に勝つことができて、
一安心って感じやね。
 
ただ、まだDF陣は不安定やし、チョ・ジェジンやゼ・カルロスの
去就がどうなるかっていう、このオフの間に片付けとかなければならない
問題が山積しているのも事実やね。
 
何も憂いの無い状態で7月14日のリーグ再開を迎えられるように、
頑張って欲しいです!


 
 
 
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2010年5月16日

デリカシーの無い、日本サッカー協会

 
 
日付が変わって今日は湘南戦ですが、
まだ南アW杯の日本代表メンバーに触れてなかったので、
遅ればせながら書きたいと思います。
 
 
GK 楢崎 正剛(名古屋グランパス)
GK 川島 永嗣(川崎フロンターレ)
GK 川口 能活(ジュビロ磐田)
 
DF 田中 マルクス 闘莉王(名古屋グランパス)
DF 長友 佑都(FC東京)
DF 内田 篤人(鹿島アントラーズ)
DF 中澤 佑二(横浜F・マリノス)
DF 駒野 友一(ジュビロ磐田)
DF 岩政 大樹(鹿島アントラーズ)
DF 今野 泰幸(FC東京)
 
MF 松井 大輔(グルノーブル/フランス)
MF 長谷部 誠(VfLヴォルフスブルグ/ドイツ)
MF 本田 圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)
MF 遠藤 保仁(ガンバ大阪)
MF 稲本 潤一(川崎フロンターレ)
MF 中村 憲剛(川崎フロンターレ)
MF 中村 俊輔(横浜F・マリノス)
MF 阿部 勇樹(浦和レッズ)
 
FW 大久保 嘉人(ヴィッセル神戸)
FW 岡崎 慎司(清水エスパルス)
FW 玉田 圭司(名古屋グランパス)
FW 森本 貴幸(カターニャ/イタリア)
FW 矢野 貴章(アルビレックス新潟)

 
 
 
で、予備登録のメンバーはこちら
 
 
DF 徳永 悠平(FC東京)
DF 槙野 智章(サンフレッチェ広島)
 
MF 小笠原 満男(鹿島アントラーズ)
MF 石川 直宏(FC東京)
MF 香川 真司(セレッソ大阪)
 
FW 前田 遼一(ジュビロ磐田)
FW 田中 達也(浦和レッズ)
 
 
 
まあ、特別目新しいメンバーがいるわけでもなく、
今まで代表に呼ばれていたメンバーが順当に選ばれたなっていう印象やね。
 
サプライズらしいサプライズは、川口と矢野になるんかな?
 
川口が選ばれるとは思わんかったけど、立場的には第3GKやから、
出場機会が訪れる可能性は低いやろうね。
 
岡田は、フランスW杯の時の小島と同じ役割を担わせるつもりなんやろうけど、
日韓W杯の時、楢崎の控えに甘んじて、ベンチで不貞腐れてた川口に、
そういう役割が担えるんかなぁと思うわ。
 
まあ、あれから8年も経って、川口も精神的に成熟してるやろうし、
大丈夫やとは思うけどね。
 
 
 
矢野に関しては、今まで代表のFWに欠けていた高さや、
ポストプレーヤーとしての役割を補うピースって言うより、
前線からのプレスを怠らないっていう点を、評価されての選出やと思う。
 
つまり、これまでのFWの選出基準に沿ったものやね。
 
まあ、矢野のポストプレーはあんま上手くないし、
長身のプレーヤーの割にどっちかというとサイドでのプレーを好むから、
結局のところ、FWに関しては、似たようなタイプを5人選んだっていう感じやね。
 
 
 
代表チームに関しては、皆それぞれの意見があるし、
全員を納得させる代表を作るなんてのはハナから無理な話やから、
別にメンバーはこれでもいいと思う。
 
ただ、俺がどうもひっかかるのは、本大会に挑むメンバー23人と、
予備登録のメンバー7人を別々に発表したこと。
 
イングランドやオランダみたいに、30人のプレーヤーを
代表“候補”として選んでいる国はあるけど、
こんな風な分け方をしているのは、日本だけなんよね。
 
最初から、「あんたら補欠ですよ、誰かがケガしたらメンバーに入れますよ」
なんて選ばれ方されたら、モチベーションをどうコントロールするんやろ?
 
槙野に至っては、「試合に出れないけど、チームに帯同して、
ムードメーカーとして盛り上げてね」とかいう理由で、
W杯メンバーに帯同することを打診されてるみたいやし。
 
なんか、日本サッカー協会は、あまりにも選手への配慮が無いような気がするわ。
実際に選手から不満の声も上がっていることやしね。
 
帯同メンバー香川は「まだ少し考えたい」(ニッカン)
 
小笠原困惑、準備意欲も「はっきりして」(ニッカン)
 
 
 
まあ、最後はちょっと愚痴っぽくなってしまったけど、
ガンバサポとしては、やっぱり遠藤が選ばれたのは嬉しいね。
 
今シーズンは、ガンバの成績と同様に、
低調なパフォーマンスを続けてるから、どうもポジティヴになれないんやけど、
その分本大会で爆発することを期待してます!
 
臥薪嘗胆ですよ、臥薪嘗胆!
 
 
 
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2010年5月14日

城南観戦記

 
 
前回は、試合に関する部分を書いたので、
今回は、それ以外の部分を書きたいと思います。
 
上司に頼んでGWを1週間ずらしてもらったので、
今回の遠征は、比較的時間に余裕もあり、
試合前日の14時05分の成田発の便で、韓国に向かいました。
 

2月に水原に行った時は、成田でガンバサポの女性3人組を見かけたんやけど、
今回は、ガンバサポらしき人は誰もいなかったな…
 
やっぱり、GW明けやし、急に韓国で試合することが決まったせいか、
みんな休みが取れなかったんやろうね。
 
そして、16時40分頃に、仁川空港へ到着。
 
空港からタクシーに乗り、ソウル市街の渋滞を抜けて、
ホテルに着いたのは大体18時30分ぐらいやったかな。
 
すぐに晩飯に行こうと思ったんやけど、ちょっと疲れたから、
部屋でまったりTVを見てると、どっかで見覚えのあるアニメが…
  
 
…絵は遊戯王っぽいねんけど、全然カードは使わないし、
絵だけが似ている、まったく別物のアニメやったわ。
 
他にも、テニスの王子様に絵がそっくりなアニメも放送してたし、
韓国も、中国みたく盗作疑惑が浮上するんじゃないか?
 
まあ、そんなこんなで19時30分頃から晩飯に向かいます。
 
俺が今回食べたのは、これ!
 
                            ソルロンタン
 
牛の肉と骨を長時間煮込んで作る、乳白色のスープです。
 
スープ自体に全然味がついてなくて、自分の好みに合わせて、
調味料を加えて、味を調節するんやけど、
実際、どんな味にすればウマイのかさっぱりわからん。
 
適当に調味料を加えて食べたんやけど、微妙な味になってしまいました。
 
う~ん、これは初心者には難易度が高すぎる韓国料理やったわ…
 
 
 
晩飯後、ホテルに帰り、サウナ風呂に入って、
この日は24時過ぎに寝ました。
 
そして、試合当日。
 
キックオフの時間が19時30分からなので、
それまで、観光に繰り出すことにしました。
 
今回向かったのは、汝夷島にそびえる、63階建ての高層ビル、
その名の通り、”63ビル”!!
 

なんか、横浜のランドマークタワーっぽいけど、そんなことは気にしない。
 
で、どういう目的でここに行ったかというと…
 

オバマを見に行ってきました!!
 

ハハハ…こんな嘘、子供でもひっかからへんか…
 
すごく良くできているけど、このオバマは蝋で作られた人形。
 
63ビルっていうのは、展望台はもちろん、映画館や水族館もある、
総合アミューズメント施設。
 
その中の1つに、ワックスミュージアムという、
日本人蝋人形作家、マツザキサトル氏の作品が展示されてる場所があって、
その作品の中の一つが、このオバマってワケ。
 

オバマの他にも、ガンジー、
 

チェ・ゲハラなんかもいるし、
 

キリストさんが、最後の晩餐をやっていたりもします。
 
俺の他にもお客さんがいたけど、どの人形もとても精巧に出来ているせいか、
どれが本物の人間で、どれが人形なのか、一瞬わかんなくなったね。
 
そして、もちろんこの人もいました。
 

ペさん家のヨンジュン様。


なんと、マジンガーZまでいるし。
 

イチローもいたけど、これはあんまり似てなかったね…
 
 
 
ワックスミュージアムを抜けた後は、展望台に登りました。 
 
高いっちゃ高いけど、ランドマークタワーの方が高かったな…
 

ちなみに63ビルの周辺は、ソウル市街地へのアクセスが非常に良いため、
韓国ではここに住みたい人が多いらしく、この辺の物件の家賃が急騰しているそう。
 
多分、この写真の団地も、家賃がすげえ高いと思われるね。
 
 
 
そして、展望台の中は、絵の展示場になってたんやけど…
 

う~ん、この青はなんなんだろう…
芸術は奥が深すぎてわかりませんわ。
 
 
 
展望台から降りてきた後に、1階のフードコートでやや遅めの昼食。 
 
もちろん、食べたものは俺が韓国料理で一番好きな…
 
                            ビビンバ

まあ、ウマかったと言えばウマかったんやけど、
正直、昨年のFCソウル戦の時に、ソウルW杯スタジアムに併設されてある、
ショッピングモールのフードコートで食った、ビビンバの方がウマかったな。
 
 
 
腹も満たされたところで、城南へ移動。
 
地下鉄4号線→9号線→3号線→盆唐線と乗り継ぎ、
試合が行われる野塔(ヤタプ)駅に1時間弱で到着。
  

野塔駅前はこんな感じ。
 
2月に行った、水原駅前が大宮なら、野塔駅前は恵比寿みたいな感じ。
どっちかというと、スタジアムへ向かう方の反対側が、繁華街みたいやったね。
 
で、街を見渡していて、ひとつ気になったのが、
今日ACLの試合がありますっていうのを告知するものが何も無かったこと。
  

スタジアムまで行って、ようやく見つけたと思ったら、
5月23日のKリーグ、城南vs蔚山の試合を告知するものやったし
 
まるで、ガンバは眼中にありません状態って感じやったね。
 
 
 
で、スタジアムに着いたら、サポーターどころか運営関係者も
誰もいないっていう…
 

まあ、俺が来んのが早かっただけかもしれへんけど、15時45分やったら、
水原での試合の時は、もうすでに何人かサポーターの人おったんやけどな…
 
俺のガンバサポ人生で、初の待機列1番乗りやったわ。
 
まあ、15分ぐらいしたら、ガンバサポの人も城南のサポーターの人も、
ちらほら来始めて、チケットブースが開くまで談笑してたんやけどね。
 
っていうか、試合が始まる3時間前まで、どっかの学校の陸上部が、
試合会場のスタジアムで練習してるなんて、日本じゃありえへんぞ。
 

他にも、スタジアムの売店の姉ちゃんが、売り場ほったらかしてどっか行ってるし、
運営はかなり適当な感じみたいやったわ。
 
 
 
そして、試合について。
 
まあ、試合内容に関しては前回のブログで書いたとおりなんやけど、
スタジアムの雰囲気は、俺が今まで味わったことの無い雰囲気やったわ。
 
…いや、ブーイングされたとかそんなんじゃなくて、
この試合の観客には、城南がばらまいた招待券で連れてこられた、
女子高生がすごく多くて、スタジアムDJの掛け声にあわせて、
黄色い声援が飛び交うから、ジャニーズのコンサートさながらの状態。
 
バラエティで、ジャニーズのアイドル(城南一和の選手)と、
敵役のお笑い芸人(ガンバの選手)が試合するような構図で、
異質の居心地の悪さを感じたね。
 
 
 
試合後。
 
行きは電車で来たけど、帰りは現地参戦組のガンバサポの2人組と、
タクシーを乗り合わせて、帰りました。
 
ホテルに着いて、TVでNHKをつけたら、ちょうどガンバの試合結果の
ニュースのタイミングやったんやけど、著作権の問題で、
映像を一切見ることができず、3-0の負けという結果だけを
再認識させられてしまいました。
 
その後、サウナ風呂に行き、1時頃に就寝。
 
 
 
そして、試合翌日。
 
ホテルを10時30分頃にチェックアウトして、スタバで遅めの朝食。
 
ちなみに、韓国のスタバって世界一値段が高いらしい。
なんでか理由は知らんけど。
 
朝食を済ませ、12時頃に仁川空港へ到着。
13時45分発の便で日本に帰りました。
  

スケジュール的に余裕があったから、疲労面では、
FCソウルや水原と試合した時と比べると、楽なはずなんやけど、
試合がアレだったので、今回は一番疲れました。
 
まあ、今シーズンのACLはもう終わってしまったから、
もしまた韓国に行くとしたら、来年になるね。
 
…とは言っても、今のガンバの体たらくっぷりでは、
来年のACL出場権はかなり怪しいけど。
 
以上、城南観戦記でした。
 
なんか、城南観戦記というより、63ビルの紹介みたいになってもうたな(苦笑)
 
 
 
 
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2010年5月13日

韓国で酷い試合を見てきました

 
 
城南行ってきました…
 


試合後、「くたばれ、アホな審判!」のコールをやってたけど、
俺はやりませんでした。
 
まあ、確かに、選手が口を揃えて言うように、
あのPKの判定も微妙なものやったし、
他の場面に於いても、相手寄りのジャッジが目についた。
 
でも、それを差し引いても、ガンバのパフォーマンスは良くなかったし、
“アウェイの笛”だったら、去年の中国での山東魯能戦の時の方が、
露骨に酷かったけど、その時は逆境を跳ね返して、ガンバが勝ったしね。
 
一応、試合後は、周りのサポーターの人達に合わせて、
「審判酷かったですよね」とは、言っておいたけど、
俺の本心は、「ガンバ、弱くなったなぁ~」っていうものやった。
 
 
 
ガンバ大阪03城南一和
 
 
 
ガンバのスタメンは川崎戦で4失点を喫した、悪夢の3バック。
 
う~ん、あの試合でアキラは懲りたと思ったんやけど、
まだ続けるとは思わんかったわ。
 
まあ、試合開始10分ぐらいは宇佐美やルーカスが決定機を迎えたりして、
惜しい場面もあったけど、その後は防戦一方の展開。
 
いくら守備で人数が揃ってても、誰もラドンチッチに競り勝てず、
簡単に起点作られるから、失点するのも時間の問題かなっていう感じやった。
 
アキラもさすがにこのままじゃマズイと思ったのか、
後半から高木に代えて故障明けの平井を投入。
 
この交代でボールは回るようになったけど、
平井も故障明けで勘が鈍ってるのか、決定的なチャンスもフイにし、
オフサイドに何度も引っ掛かってた。
 
 
 
そして、例のPK。
 
先述の通り微妙な判定だったとは思うけど、
俺が残念に思ったのは、審判のジャッジより、
このPKの後、ガンバの選手達の緊張の糸が切れたように見えた事。
 
反撃に出ようにも、焦りからか攻め急いでミスをする場面が多く、
明らかに皆浮足立ってた。
 
っていうか、経験を買われてスタメンで出てる選手が多いのに、
なんでここらへんの切り替えができないんかなぁ。
 
2点目の失点のシーンなんか、人数足りてたのに、
フリーの選手作って、簡単に決められてるし、
3失点目はFKが凄かったとはいえ、その前のファウルを取られた、
山口のバックチャージなんか軽率以外の何物でもなかったわ。
 
 
 
う~ん、まさか韓国まで行って、
こんな酷い試合を見せられるとは思わんかったわ。
 
案外、ACL海外不敗を続けているガンバにとって、
ラウンド16はアウェイの方が、逆に開き直って、
いいプレーができるんじゃないかって考えてたけど、甘かった…
 
去年のラウンド16の川崎戦の時は、アキラのさじ加減次第で、
勝ちゲームにすることもできたやろうけど、
この試合に関しては、どうにもこうにもいかんから、
絶望感や失望感が大きいわ。
 
でも、去年もACL敗退直後に泥沼に陥ったけど、
最終的には33節の鹿島戦までワクワクさせてくれたんやから、
今シーズンも、12月4日の日本平で試合終了の笛を聞くまで、
諦めずに応援したいと思います。

 
                              ☆
 
じゃあ、最後に、スタジアムの様子を少しだけ…
 
 

 
今回、ACLのラウンド16が行われた、炭川スポーツコンプレックスは、
盆唐線の野塔(ヤタプ)駅から、徒歩15分で、
とてもアクセスが良かったです。
 
2月に行った水原は、駅からかなり遠かったからな…


こちらは、城南一和のグッズショップです。
 
店員のおじさんがとてもユニークな方で、川崎のタオマフが売れ残ってるから、
1万₩で買わないかって言ってきたけど、丁重にお断りさせていただきました。
 
あと、城南スタッフのロン毛の兄ちゃんが、浦項スティーラーズのジャージを
着ていたけど、あれっていいのか?
 
別に城南と浦項ってそんなライバル関係でもないみたいやけど、
ガンバで言えば、万博のグッズショップの店員が、マリノスのユニ着て、
商売やってるようなもんやろ?
 
絶対にありえへんわ。


 
最後に、試合後のスタジアムの風景です。
 
あの酷い試合を見た後に流れた、サラ・ブライトマンの、
「Time to say good bye」のBGMが、胸にしみるわ。
 
 
 
試合以外の遠征記に関しては、また後日書く予定です。
 
でも、今回韓国に行ったメインの目的が、
こういった残念な形で終わってもうたから、
どうにも筆(と、いうか指)が動かないんやけどね…
  
 
 
 
 
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2010年5月9日

いざ、今年2回目の韓国へ!

 
 
明後日は、ACLのラウンド16ということで、
明日14時05分、成田発の便で韓国に発ちます。
 
出発時間を見てもらえばわかると思うんやけど、
南アフリカW杯のメンバー23人の発表の時間と、
見事に被ってて、記者会見が見られません。
 
前回のドイツW杯の時は、どうしてもメンバーが知りたくて、
大学の英語の授業中に、「EZweb繋がんね~!!」って嘆きながら、
何度も携帯のサッカー専門サイトにアクセスを試みてたけど、
今回はそこまで知りたいわけじゃないからな~。
 
せやから今年は、韓国に着いた後、選出されたメンバーを、
「ふむふむ…」って確認しときますわ。
 
 
 
で、本題の、今年2度目となる韓国遠征について。
 
対戦相手の城南一和は、5日の試合でFCソウル相手に4-0と、
フルボッコにされ、その結果を踏まえたリーグ戦の順位が6位。
 
まあ、ガンバは暫定とはいえ、現在14位やから、
悲しいことに、見た目上は格上相手の試合やね。
 
ちなみにこのソウル戦の観客動員数は韓国プロスポーツ史上最多の、
6万747人(!!)だったとか。
 
韓国はW杯を目前にして、それなりに盛り上がってるみたいやね。
 
 
 
城南一和は、今年川崎と2回対戦して、1勝1敗。
 
俺はどちらの試合も見てないから、なんとも言えんねんけど、
所属選手で目につくのが、ラドンチッチとオグネノフスキ。
 
ラドンチッチは、たしか3年前に甲府にいた選手やけど、
その時のイメージと言えば、左足で強烈なシュートを打ってくることと、
長身のわりにポストプレーが雑、そしてラフプレーが多くて、
カードコレクターやったって感じかな。
 
甲府に居た時は、シーズン途中での加入やったから、
チームにフィットできてなかったこともあって、
恐れるに足る選手じゃなかったけど、城南では攻撃のキーマンみたいやね。
 
まあ、ガンバのDF陣は高さのあるFWより、
スピード系のFWを苦手にしてるから、ガンバが好調時なら、
そんなに警戒しなくてもいいって言えるんやけど、
いかんせん、今のDF陣の崩壊っぷりでは、恐ろしいもんがあるわな。
 
 
 
そして、ガンバが2年前にACL決勝を戦った際、
対戦相手のアデレードにいたオグネノフスキ。
 
あの、ジェイミーソンや、“巨人”コーンスウェイトらと共に、
アデレードの高層最終ラインを形成していた1人やね。
 
この選手も高さが武器やけど、ACLの決勝の際には、
ラインの裏を取られた時の脆さを露呈してしまったからな。
 
ガンバもその辺はわかってるやろうから、
宇佐美や星原、平井(出たらやけど)には、
ガンガン裏のスペースを狙って、スピードで掻きまわしてほしいね。
 
 
 
それにしても、3か月前に韓国に行ったばかりやのに、
また韓国に行くことになるとは…
 
勤務先での俺は、同僚にすっかり韓国マニアに見られてるけど、
実際そんな事はないからね。
 
今年は、中国やシンガポールにも行きたかったんやけど、
日程の都合が合うのが、韓国での試合の時しか無かっただけやから。
 
まあ、今回は明日の昼に出発して、12日の夕方に帰る、
比較的時間に余裕のあるスケジュールやから、
ソウル市内でもゆっくり見て回ろうかなと思います。
 
 
 
 
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2010年5月6日

爆発するのは攻撃陣だけにしてください

 
 
ガンバ大阪44川崎フロンターレ
 
 
 
宇佐美の先制ゴール、ガンバでの295試合出場を自ら飾る、
二川の勝ち越しゴール、そして、トドメはルーカスのゴール!!
前半終了間際の1失点はいつものご愛敬で、
ガンバが川崎相手に勝利を収めました…チャンチャン♪
 
…っていうことで、よかったやん!!
攻撃陣の爆発は構わんけど、守備陣まで爆発してどうすんのさ?
 
別に、普段ならこういうバカ試合は嫌いじゃないけど、
降格圏まで勝ち点2差って言う、結果が必要な状況を考えたら、
時間使うなりなんなりして、無難に逃げ切るべきやろ?
 
なに、相手のペースに付き合って、ノーガードの打ち合いやってんのよ?
 
まあ、どちらのサポでもない人やったら、
ゴールがいっぱい入って、さぞかし楽しい試合やったやろうね。
 
 
 
この日も3バックでのスタートやったけど、
とりあえずCB3人並べました的なディフェンスラインじゃ、
リーグ屈指の川崎攻撃陣を抑えられるわけがありません。
 
それに、高速カウンターが得意な川崎相手に、
自陣でのボールロストは自殺行為。
 
それだけに、3点目の失点に繋がった、高木のドリブルは、
状況を考えたら、あまりにも軽率なプレーやったわ。
 
もう、3バック、4バック云々じゃなくて、
メンバー編成から考えてみたらどうなんかな?
 
色んな人が言ってるように、菅沼の起用ってのは無いのかな?
 
なんだかんだ、菅沼が出場していた、アウェイでの水原戦や、
ゼロックスの鹿島戦の時が、今シーズンで1番ディフェンスが安定してた頃と
思っているのは俺だけ?
 
 
 
まあ、4得点を挙げた攻撃陣に関しては、
開幕当初の閉塞感は完全に拭い去ったみたいやね。
 
宇佐美がゴールを決めるのも、別に普通になってきたし。
まあ、もちろん遠藤のクロスは素晴らしかったけど。
 
そういや、川崎との試合って、相手に長身のDFがいるにも関わらず、
意外とサイドからのクロスが得点に結びつくイメージがあるわ。
 
昨年のラウンド16のレアンドロのゴール然り。
 
あとの3点に関しては、リフレクションが目の前に転がってきたり、
相手のバックパスのミスだったり、シュートが相手に当たって入ったり、
ゴールに向かう意識が呼びこんだものとは言え、
ラッキーな部分も多かったと思うわ。
 
つまり、この日はガンバにツキがあったってことやから、
それだけに勝ちたかったなぁ…
 
 
 
次は、韓国でACLラウンド16、城南一和戦。
 
俺も韓国行く予定やけど、川崎に勝ってすっきりした気分で、
韓国に行く予定が、いきなり予定変更やわ。
 
まあ、こんな試合をしてちゃあ、ケチョンケチョンにされるのが
オチやろうけど、この試合の結果を猛省して、
対策をちゃんと考えた上で、韓国に乗り込んでほしいです。
 
 
 
 
 
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2010年5月2日

鹿に化かされたような敗戦

 
 
鹿島国行ってきました。
 
 
 
ピッチとスタンドの距離は近いし、スタグルメはウマいし、
都心から遠すぎるって事を除けば、文句のつけようがない素晴らしいスタジアム。
 
まあ、そこが最大のネックなんやけどね。
 
関東サポの俺でも、家から4時間近くかかるからなぁ、
来週の韓国遠征を含めたら、5月に2回海外遠征があるような感覚やで。
 
しかも、あんなやるせない試合を見せられた後の、
帰りの4時間は、なかなかしんどいもんがあるわ。
 
 
 
ガンバ大阪12鹿島アントラーズ
 
 
 
この試合を見た色んな人が言ってるように、
ガンバのやってたサッカーは決して悪くなかったんよね。
 
むしろ、今シーズンベストの内容やったんちゃうかな。
 
でも、負けた。
 
敗因らしい敗因は無かったように思うんやけど、
強いて言えば、遠藤と高木が決められなかった場面で、
岩政と野沢は決めたっていうこと。
 
なんだかんだでセットプレーで得点できるチームは強いわ。
 
鹿島にしてみれば、後は上手く時間使って逃げ切るだけやもんね。
 
サッカーの内容ではガンバが押してても、
試合の主導権は鹿島が握ってる、そんな感じやった。
 
キツネでもタヌキでも無く、鹿に化かされた試合やったね。
 
 
 
でも、ガンバとして明るい話題は、
星原がJリーグ初ゴールを決めたってことやね!
 
今シーズンの選手編成を考えると、出番がもらえずに、
オフにJ2かJFLあたりにレンタルされるんかなぁって
思ってたんやけど、まさかまさかやね。
 
まあ、ガンバ最速のスピードという、一芸には秀でてるし、
昨シーズンまでの山崎を彷彿とさせる、前線からの献身的なディフェンスは、
使いようによれば、スーパーサブ的な存在になるんちゃうかな。
 
個人的に、星原、倉田、下平、持留、池田の世代は、
大阪に住んでた時に、ユースの試合を見るために関東遠征したほど、
思い入れが強かったから、頑張って欲しいんよね。
 
平井、宇佐美、大塚、星原…、1人でも多く、
1人前のFWに育ってほしいもんです。
 
 
 
次節は、万博で川崎フロンターレ戦。
 
鹿島には負けたものの、調子は上がってきてると思うから、
この試合に関しては、そんなに悲観はしてない。
 
ただ、強いて言うなら、頭から4バックで行って欲しいね。
 
どうも3(5)バックやと、人数は足りてても、
1人1人の役割が明確になって無いから、
選手が戸惑ってるように見えるし。
 
そこさえ、上手く修正できれば、
もっと良くなるんじゃないかなぁと、思うんよね。
 
首位と勝ち点差11、降格圏の京都とは2差っていう、
厳しい現状やけど、シーズンはまだまだ長いです、
1試合1試合、コツコツ勝ち点を積み重ねていきましょう!
 



 
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