2011年12月30日

2011年シーズン・参戦記録



2011年もあと2日で終わり…と、言う事で、2011年の観戦記録をまとめてみました。


【2011年シーズン生観戦成績】

3月5日 vsセレッソ大阪 @万博 2-1 勝ち
5月4日 vsメルボルン @エティハドスタジアム 1-1 引き分け
5月24日 vsセレッソ大阪 @万博 0-1 負け
5月29日 vs川崎フロンターレ @等々力 1-2 負け
6月15日 vsベガルタ仙台 @ユアスタ 1-2 負け
6月22日 vs柏レイソル @日立台 4-2 勝ち
7月2日 vs浦和レッズ @埼スタ 1-1 引き分け
7月27日 vs鹿島アントラーズ @鹿島 4-1 勝ち
7月30日 vsジュビロ磐田 @ヤマハ 2-1 勝ち
8月7日 vsアビスパ福岡 @万博 2-0 勝ち
8月13日 vsセレッソ大阪 @長居 1-1 引き分け
9月18日 vs横浜F・マリノス @日産 1-1 引き分け
10月9日 vs浦和レッズ @埼スタ 1-2 負け
10月15日 vs名古屋グランパス @瑞穂 1-4 負け
10月22日 vsモンテディオ山形 @NDスタ 5-0 勝ち
11月3日 vs鹿島アントラーズ @万博 1-0 勝ち
11月19日 vsアルビレックス新潟 @ビッグスワン 2-2 引き分け
12月3日 vs清水エスパルス @日本平 3-1 勝ち


18戦、8勝5分5敗!!


天皇杯で早々と敗退してしまったせいで、
例年よりは参戦数が少なくなっていますが、それでも去年と同じ8勝はキープ。

でも、2009年に23試合で14勝したことを考えると、やっぱり物足りない。
ましてや、今シーズンは、ガンバ史上最高の勝ち点70を挙げたわけやしね。



そんな18戦の中で、最も印象に残っているのが、
5月4日、アウェイのメルボルン・ヴィクトリー戦かな。

昨年、一昨年と韓国のアウェイには3回ほど参戦したけど、
オーストラリアの雰囲気はまた別モノやったね。

来年もアデレードで試合があるけど、
仕事との兼ね合いで、来年はACLのアウェイ参戦はちょっと厳しい。

その代わりにと言ったらなんやけど、
J1に昇格した鳥栖とのアウェイゲームには、
是非ベストアメニティスタジアムに参戦したいね。



来年はロンドン五輪があるけど、フル代表の大きな大会が無いので、
長期の中断期間が無いやろうし、連戦も少なくなるやろうから、
コンスタントに参戦できると思う。

それに、今年は東日本大震災の影響で、普通にサッカー観戦を楽しめる事が、
どれだけ幸せかって事を実感させられた1年でもあったから、
その、当たり前の日常に感謝しながら、来年も熱くチームをサポートしていきたいね。



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2011年12月27日

ガンバ大阪の後任監督狂想曲がようやく終演



おそらく、今冬のJリーグの監督人事に関するニュースで、
最も、yahoo!のトップページを飾ったであろう、
ガンバの後任監督問題にようやく決着が着いたね。

「ガンバサポはともかく、世の人たちはガンバの次期監督にそんなに興味あるの!?」
って、思ったりもしたけど、オフシーズンもサポーターが退屈しないように、
話題を提供してくれる山本さんは、ある意味ガンバが誇るエンターテイナーやわ。

まあ、できれば、移籍市場での周到な立ち回りや、
ピッチの上での好成績で話題を提供してもらいたかったけども。


2012年度 ガンバ大阪 新加入コーチングスタッフ 決定


10年間続いた西野政権の次に発足するのは、セホーン政権。

セロンやら、セフォンやら、セランやら、氏を取り扱う媒体によって表記が違ったから、
一体、どの呼称が正しいのかわかんなかったけど、
どこのメディアでも使って無かったセホーンでいくわけね。

まあ、そもそも外国人の名前を無理矢理カタカナ表記に書き変えること自体、
結構無理のあることやねんけどもね。

呼称と言えば、俺は西野監督の事を、親しみを込めて、
このブログではアキラって書いてきたけど、セホーンはなんて書こうかな。

ミステルかセニョールあたりで行こうかなとも思うけど、
この辺は、チームが始動して、ガンバ内部から聞こえてくる情報を元に、
監督のキャラを掴んでから、マッチする呼称を考えようかなと思う。



そんなセホーンは、2部が多いとはいえ、30年近くの指導歴がある経験豊富な監督。

俺が生まれた年まで遡るとは言え、ブラジレイロンも優勝しているし、
実績はある人なんやなと思う。

水原三星でユースチームの監督をしていた経歴もあるから、
若手の育成にも期待したいし、柏の監督のネルシーニョとは、
現役時代チームメイトやったらしいから、西野時代に引き続き、
柏と対戦する際には、モチベーション全開でいってほしいね。

バタバタしたわりに、よくこんなまともな人を連れてこれたなって、
感心しているところもあるんやけど、これは山本の手腕と言うより、
自身の監督就任が、リーグからの許可が下りずに破談になったにも関わらず、
急遽ブラジルに渡った山本と一緒に、監督探しを手伝ってくれた、
呂比須の協力無くしてはありえなかったね。

そんな呂比須は、監督じゃなくてヘッドコーチ就任という形になったけど、
監督就任の弊害となった、ライセンス問題を解消するためにも、
早急にS級ライセンスを取得して欲しいね。



待望の新監督就任発表をきっかけに、
丹羽の復帰や、佐藤晃、エドゥアルドの加入などのニュースが、
続々と、HPにアップされてきました。

まあ、今冬の最大の目玉の発表は、年明けぐらいになるのかなと思うけど、
年内のうちに、徐々にではあるけども来季のガンバの輪郭が見えてきたのは良かった。

一時はどうなることかと思ったけど、
これで、安心して年越しそばが食えるってもんですよ。



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2011年12月22日

ガンバ大阪2011年ベストゴール



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タイトルの2011年ガンバ大阪ベストゴールですが…


Jリーグ30節 vsモンテディオ山形戦の後半15分、
藤春廣輝のゴールでお願いします!



この試合は5-0で勝ったから、
このゴールがガンバの勝敗を大きく左右したってことは無いんやけど、
今までのガンバに無いパターンのゴラッソやったから選んでみました。

ガンバでゴラッソが決まるパターンと言えば、
巧みなパスワークから相手を崩し切ってのフィニッシュや、
華麗な個人技からっていうのを想像してしまいがちやけど、
この藤春のゴールは、相手CKからの電光石火のカウンター。

現地で見ていた時は、右サイドでイ・グノが抜け出した時、
あまりにも早い展開で、誰も追いつけないんじゃないかと思ったけど、
俺の想像をはるかに超えるスピードで、藤春は前線に駆け上がり、
グノのクロスに合わせて、プロ初ゴールを決めて見せた。

ゴール裏は、歓喜よりも驚嘆の声が上がったけど、
ゴールを決めた本人は、どこに走っていいのかわからずに、
オロオロしていたのがいかにもルーキーって感じで、初々しくて印象的やったね。

ガンバは2009年の後半あたりから、中盤の構成力が落ち始めた事や、
前線の選手の適性も考慮して、カウンターを多く用いるようになったけど、
この藤春のゴールには、カウンターというもう一つの引き出しの、
完成型を見たような感じやったね。



2011年のベストゴールを選ぶにあたって、この藤春のゴールと、
どちらにしようか最後まで迷った候補が、Jリーグ17節の日立台での柏戦、
4点目の下平のミドルシュート。

ゴール自体も素晴らしかったんやけど、
下平が散々叩かれてた頃も、擁護し続けていた俺にとって、
このゴールは非常に感慨深いものがあったからね。

まあ、結果的に藤春のゴールの方がインパクトが強かったから、藤春にしたけど、
特筆すべきは、俺の中でベストゴール候補に挙がっていたゴールが、
2つとも左SBが決めたゴールだという事。

これは、ガンバの左SBで、
どれだけレベルの高いポジション争いが行われているのかを証明している。

今は、レギュラーは藤春、サブは下平っていう構図やけど、
藤春には藤春の、下平は下平の武器があるんやから、
お互いの強みを活かして、切磋琢磨していってほしいなと思うわ。


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ガンバ大阪2011年MVP



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タイトルの2011年ガンバ大阪MVPですが…


イ・グノです!


今年は何も迷わなかったね。

2011年シーズンの公式戦で、17ゴール11アシストと、
非の打ちどころが無い素晴らしい活躍。

前線である程度守備を免除してもらっても、これだけの数字を残すのは難しいのに、
前線からのチェイシングを怠らないのはもちろん、
必要とあらば、SBの裏のスペースまで戻って守備をして、
それでこの成績は驚異的としか言いようが無い。

今季は、シーズン途中にアドリアーノや宇佐美が移籍したけど、
それでもガンバの攻撃力が落ちなかったのは、
グノが前線で獅子奮迅の活躍をしてくれたおかげやね。

夏場に披露した茶モヒカンの髪形以外、完璧なシーズンやったと思うわ。



グノが今季これだけ頑張ってくれたのは、
昨年の夏にガンバに入団するも、チームにフィットできず、
「自分でも恥ずかしい」というぐらいのスランプを味わったからやと思う。

韓国人は面子を守りたがるから、この結果に危機感を感じて、
このままじゃ終われないって思ったんやろうね。

野球の話になるけど、中日にいたソン・ドンヨルも、
ロッテのイ・スンヨプも、期待されて入団したにも関わらず、
1年目は活躍できなかったけど、2年目は前年の不振を払拭する活躍を見せたしね。

そう考えると、スンヨンの2年目にも期待したかったところやねんけど、
まあ、その話は別にいいか…



グノは2012年もガンバでプレーしてくれるみたいやし、
それはすごくありがたい事なんやけど、
兵役の関係で、来季が終わったらどっちみち退団することになると思う。

グノに抜けられるのはかなり痛いものがあるけど、
今季終了後に退団する可能性もあっただけに、
来季もガンバでプレーしてくれることをありがたく思わんとね。

2012年も、圧倒的な走力とフィジカルで、
ガンバの前線をリードする、グノの姿を楽しみにしたいね。



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ガンバ大阪2011年ベストマッチ



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タイトルのガンバ大阪2011年ベストマッチですが…


Jリーグ17節 vs柏レイソル @日立台
でお願いします。


正直、最終節の日本平の清水戦とか、アウェーの鹿島戦とか、
他にもベストマッチに挙げたい試合はあったんやけど、
選考基準として、いかにもガンバ大阪らしい点の取り合いであること。

それでいて、万博での広島戦のように、
ダラダラと得点と失点を重ねるような試合じゃなくて、
緊迫感のあるレベルの高い試合ということで、上記の試合を選びました。



それに、この試合は、今シーズンのガンバのターニングポイントとして、
大きな意味のある試合でもあった。

前半戦のガンバは失点こそ多かったものの、
それほど勝ち点を落とすことなく、6月まで戦ってきた。

でも、アドリアーノを軸としたカウンター主体のサッカーは、
5月のACLのラウンド16を境に結果に結びつかなくなっていったね。

そのアドリアーノが仙台戦後に中東に移籍し、攻撃力の低下が懸念されていたけど、
アドリアーノが移籍した事で、却ってガンバが本来の戦い方を取り戻し、
夏場の快進撃に繋がったと思う。

その、ガンバ本来の戦い方を取り戻すきっかけとなったのが、
日立台での柏戦やったと思う。



それに、この試合で遠藤、イ・グノ、下平と、
3つもスーパーゴールが見れたのも、
この試合がベストマッチである要素の一つかな。

ペナルティエリア内で驚くほどの落ち着きを見せた、遠藤のゴール、
角度の無いところからGKの肩口をぶち抜いた、イ・グノのゴール、
そして、今でもその弾道が目に焼き付いている、
下平の豪快なミドルシュート。

どれも、ガンバ大阪2011年ベストゴールに挙げたくなるような、
素晴らしいゴールやったね。

あ、ワンタッチで押し込んだ、3点目の平井のゴールも、
彼らしくて良かったと思うよ。



万博での柏戦も、レベルの高い試合やったし、
今年のガンバは、ホーム、アウェイ両方で、
柏相手に素晴らしい試合をして勝ったことになる。

でも、柏相手にダブルを食らわせときながら、
シーズンが終わってみれば、柏の後塵を拝してしまったから、
来年は柏よりも上の順位でフィニッシュして、銀皿を天に掲げたいね。



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2011年12月19日

泥臭く、勝負にこだわるサントスが見たかった



バルセロナ40サントス


柏とサントスの試合をみた限り、このサッカーでは、
柏には勝てても、バルサには勝てないと思っていたんやけど、
ここまで点差がつくとはちょっと意外やったかな。

まあ、いくら南米チャンピオンとはいえ、
サントスとバルサの間に圧倒的な戦力差があるのは明らかやったのに、
それにも関わらず、まともに組み合ってしまったのが、
これだけの大敗を喫した要因やったかなと思う。

バルサとリーガ・エスパニョーラの覇権を争う、
レアル・マドリードですら、バルサとまともに組み合ったら、
5-0とかでフルボッコにされるのに、サントスがそうならない訳が無い。

2年前のこの大会で、バルサと対戦したエストゥディアンテスは、
自分達がバルサよりも劣っている事を十分理解し、
バルサの良さを消すために、周到な対策を練ってきてたことで、
あれだけの死闘を繰り広げる事ができた。

この、“勝負にこだわる”姿勢こそが南米らしさであり、
前身のTOYOTA CUP時代から、戦力で劣る南米のクラブが、
欧州のクラブを、打ち負かしてきた原動力やったと思うんやけど、
そういう姿勢があまりサントスから感じられなかったのが残念やったね。



とは言っても、バルサが強すぎるのもまた事実。

11人の選手が共通理解の下、全く動きが被ること無く、
適切なポジションを取り、パスを繋ぎ、連動し、相手を崩していく。

これだけ攻撃意識が高いチームでありながら、
ボールを失っても、驚くべき攻守の切り替えの早さで、
次の瞬間には相手選手を2人で囲いこんでる。

あまりにも完璧すぎるから、逆に怖さを覚えてしまうぐらいやったわ。

この感じやと、来年もこの時期に日本でバルサの姿を見る事になりそうやけど、
そうならないように、他の欧州のクラブも頑張って欲しいわ。



今回のクラブW杯を見てて思うのが、
やっぱりこの大会は見るものじゃなくて、参加してナンボ。

ここ3年ぐらい同じ事思ってるけど、
来年のこの舞台には、ガンバの姿があってほしいね。

開催国枠でも良いけど、できればアジア王者としてね。















2011年12月16日

バルサが片鱗でアル・サッドを退ける



バルセロナ40アル・サッド


どっちのチームが勝つかっていうよりも、バルセロナがどれだけ観客を魅了して、
何点取って勝つかっていう方に注目が集まっていたこの試合。

まあ、あくまでバルサの照準は決勝のサントス戦やから、
もっとメンバーを落としてくるかなと思ってたけど、
メッシやイニエスタをフル出場させたのを見ると、
グアルディオラは、ある程度日本のファンに気を遣ってくれんかなと思ったわ。

結果的にバルサは4点取ったけど、そんなに猛攻を仕掛けたって感じじゃなくて、
流し気味に試合したのにも関わらず、相手を圧倒したって感じやったね。



バルサは、試合が始まって5分ぐらいまでは、相手の出方を窺ってる感じやったけど、
アル・サッドがニアング1人を前線に残して、5バックで中央を固めてきたのを見るや、
DFラインをハーフウェアラインより前に上げて、相手陣内でやりたい放題。

そんな中でも、アル・サッドは粘り強く守ってたので、
バルサはなかなか先制点を奪えずにいたけど、前半25分に、
DFとGKの連携ミスを突いた、アドリアーノが押し込んでバルサが先制。

アドリアーノのポジションはSBやけど、前半の10分ぐらいから、
ウィングと見紛うようなポジションでプレーしてたから、
あの位置にいるのは驚きでは無かったね。

アドリアーノは前半43分にも左足でゴールを決めたけど、
このままバルサが勝っても、アドリアーノじゃ、
次の日のスポーツ新聞で絵にならないなと、余計な心配をしながら試合を見てた。

やっぱりこの日、日産に見に来た、6万6千人の観客も、
メッシのゴールを見たかったと思うしね。



メッシは、この試合でゴールこそ無かったものの、
3点目のケイタのゴールをアシストしたパスは素晴らしかった。

そのパスを受けた、ケイタのトラップも完璧に決まったし、
この試合で一番バルサらしいプレーが出たのが、
この後半19分の場面やったと思うわ。

後半36分には、この日、サイドバックの選手の3点目となる、
マクスウェルのシュートが決まり4-0。

90分通して、バルサが格の違いを見せつけ、
サントスが待つ決勝に駒を進めました。



ただ、快勝したバルサに不安点があるとすれば、
前半39分に、左足を骨折してピッチを離れたヴィジャ。

2年前のクラブW杯でも、準決勝でイニエスタが負傷して、
長期離脱を強いられているだけに、バルサにとって、
このクラブW杯の準決勝は、違う意味で無傷で終われない試合みたいやね。

そんなヴィジャの負傷という不安要素を差し引いても、柏とサントスの試合を見る限り、
サントスがこのバルサに勝てるとはなかなか考えにくいんで、
バルサ圧倒的優位には変わりはないと思う。

でも、5年前のインテルナシオナルは、そういう状況でバルサを破ったわけやし、
日曜日の日産で何が起こるかわからんけどね。















2011年12月15日

柏はJリーグ代表として立派な試合をした



柏レイソル13サントス



まあ、妥当な結果と言えば、妥当な結果やった。

そして、心無い“自称”サッカー通の人たちは、
「サントスは本気じゃ無かった」とか言って、
柏の健闘を認めようとはしないんやろう。

でも、この日の柏は、Jリーグ代表の名に恥じない、立派な試合をしたと思う。



サントスの選手達が、それほど球際を激しく来なかったせいか、
思っていたよりも柏がボールを持って戦うことができてた。

決定機の数も、両チームとも同じぐらいあったと思うしね。

ただ、CKから酒井がゴールを決めたものの、
柏の選手達は、なかなかゴール前の局面で仕事をさせてもらえなかったね。

工藤や澤が決定機を決めてれば、もうちょっと白熱した展開になったと思うし、
特に、澤のシュートシーンに関しては、北嶋が上手くニアで潰れて、
フリーになったんやから、確実に決めて欲しかったところやったけども。

それに対しサントスは、攻守の両方に於いて勝負所をおさえてたから、
こういう試合巧者ぶりは、さすが南米のチームやなって思ったね。



それにしても、サントスのゴールは3点ともゴラッソやった。

特に、シュートフェイントからの左足ミドルでゴールネットを揺らした、
1点目のネイマールのシュートは、ブラジルの至宝の名に恥じない、
スーパーゴールやったし、2点目のボルジェスのシュートも、あの細かいステップから、
あれだけ強烈なシュートを打てる身体能力の高さに驚いた。

メディアは、1点目のネイマールのゴールを大きく扱ってるけど、
個人的に、あのネイマールのゴールと同じくらいすごいと思っているのが、
3点目のダニーロのFK。

何が巧かったって言うと、あのFKはノーバウンドでゴールを狙っていたら、
良くてもサイドネットに当たるぐらいしか曲がらんかったと思うんやけど、
横回転のかかったボールをゴール前でワンバウンドさせたことによって、
急激に曲がってゴールマウスに向かっていったって感じやった。

ネイマールの派手なテクニックに比べれば、地味なプレーやけど、
こういう難しいプレーを普通にやってのける技術の高さに舌を巻いたね。



この結果、柏は3位決定戦に回ることになった。

でも、ガンバのサポーターが3年前のこの大会でマンUと試合した事を、
クラブの中の歴史を語る上で、欠かせないものとしているように、
柏のサポーターにとってこのサントス戦は、
何年、何十年も語り継がれていくものになったと思う。

とは言え、3位決定戦で負けたらなんとなく締まりが悪いから、
レアンドロ・ドミンゲスと栗澤が累積警告で出場停止で、
厳しい試合になるとは思うけど、勝って3位で大会を終えて欲しいね。















2011年12月12日

サントスへの挑戦権は柏の手に



柏レイソル11モンテレイ
      PK(
 

モンテレイのショートパスを繋ぐスタイルのサッカーを見てると、
いかにもメキシコらしいチームやなって思ったね。

この手のチームって、ガンバと試合したパチューカもそうやったけど、
前線できっちりボールを収められるFWがいないと、
ただパスを繋いでるだけで、怖さを感じないチームに成り下がってしまうんよね。

ただ、モンテレイには、スアソとデルガドっていう強力なFWがいる。

特にスアソは、安定したポストプレーでモンテレイの攻撃の起点に、
そして柏のディフェンス陣の脅威となっていたね。

その反面、柏は攻撃のキーマンであるレアンドロ・ドミンゲスが、
サバラの徹底マークに遭って持ち味を発揮できず、
それに引き摺られて、チームとしてのパフォーマンスもなかなか上がらんかった。

 

前半を半分ぐらい見た感じで、「これは柏厳しいかな」と思ってたら、
スアソが脚を痛め、前線で上手くボールを収められなくなったことで、
柏にとっては絶好のボールを奪うポイントが出来た格好になって、
徐々にペースは柏に傾き始めたね。

それが実を結んだのは後半8分、田中の右サイドからのクロスを、
レアンドロがワールドクラスのボレーでゴールネットに突き刺し、柏が先制!!

これだけ基本技術がしっかりしてて、なおかつワンプレーで違いを見せられる選手が、
去年までJ2でプレーしていたなんて信じられへんけど、
この調子やと油の臭いがしてくるのも時間の問題やろうな。

 

先制してこのまま流れに乗っていきたい柏やったけど、
ロングパス一発でDFラインの裏を取られ、スアソに同点ゴールを献上。

モンテレイは、ビハインドになるまでショートパスを繋ぐサッカーをしてきただけに、
突然のロングパスに、柏の守備陣が不意を突かれたような感じやったね。

まあ、痛めた脚を引き摺りながらも、きっちりとゴールマウスに蹴り込んだ、
スアソのシュートも流石やったけども。

 

同点になった後は、オープンな打ち合いになったけど、
互いに譲らず、試合は延長戦へ突入。

前のオークランド・シティ戦から中2日で、日程面で不利なのは柏の方だけに、
延長戦に入ると厳しいんじゃないかと思ったんやけど、
意外や意外、延長に入っても柏の選手たちの運動量は落ちず、
試合の主導権を握っていたね。

そんな柏の選手たちの戦いぶりを見て、
ネルシーニョが切った交代カードは、工藤に代えて林を投入した1枚のみ。

この場面やと、フレッシュな選手を投入して畳み掛けることも考えがちやけど、
こういう拮抗した試合やと、試合のリズムに入っていけないってこともあるし、
それに、こういう手堅いやり方で、ネルシーニョは柏をリーグ優勝に導いたんやから、
柏にとってはこのやり方が正解やったんやろうね。

 

結局、試合は延長でも決着がつかず、勝敗の行方はPK戦へ。

結果的に、4-3で柏がPK戦を制したわけやけど、
あの、1本目のルイス・ペレスのシュートを菅野がストップした事で、
チームの雰囲気が「いける!」って感じになって、
柏に運を引き寄せることができたんじゃないかなと思う。

いずれにせよ、去年南アフリカで何度も見せられた、
お互いリスクを冒さずに120分を戦い、0-0で迎えたPK戦より、
お互いに持ち味を出し合った、実力伯仲の120分+PK戦やったから、
実に見応えのある試合やったわ。

 

これで柏は、サントスが待つ準決勝に駒を進めました。

サントスは、クラブW杯の前身のTOYOTAカップ時代を含めても、
ここ10年間の南米代表の中で最強のチームやと思う。

ネイマールやガンソといった有名どころだけじゃなくて、
ダニーロやアロウカ、アドリアーノといった、
既にヨーロッパでプレーしててもおかしくないようなタレントも擁してるしね。

正直、厳しい戦いになることは間違いないけど、
こんな素晴らしい相手と試合できる機会なんて滅多に無いんやし、
柏の選手たちは、臆する事無く思い切りぶつかってほしいね。
















2011年12月8日

勝って当たり前って結構難しい


 
柏レイソル20オークランド・シティ
  
 
「いくらなんでもオークランドには勝つやろ」
って感じでこの試合を見てたのは俺だけじゃ無かったと思うけど、
そういう試合って意外と難しかったりするんよね。
 
柏が、前半は攻めあぐねていたり、後半は相手に押し込まれたりしてるのを見ながら、
3年前にガンバがこの大会の初戦でアデレードと試合した時も、
難しい試合やったなぁって、懐かしい気持ちになったわ。



試合は序盤から下馬評通りに柏がペースを掴んだけど、
オークランドが、サイドの攻防は捨てて、
中央をがっちり固めるっていうディフェンスをしてきたから、
なかなか守備網を突破することができなかったね。

この、いかにも格下のチームが実践してくるような戦術に、
柏の選手たちは、久し振りにJ2での戦いを思い出したんとちゃうかな。

ニュージーランドは昨年のW杯でGL敗退だったとはいえ、
イタリア、パラグアイ、スロバキアを相手にドローを演じたように、
守備力には定評があるから、ニュージーランド代表のビセリッチが統率する守備陣は、
なかなか手強いものがあったね。

 

そんな状況を打破したのが、田中順也の個人技。

左サイドで体勢の悪い状態でボールを受けたのにも関わらず、強引にターンして、
角度の無いところから左足一閃で決めたファインゴールやったね。

田中は左足の強烈なシュートが注目されがちやけど、
ポストプレーや中盤に下がって組み立てにも参加できるし、
個人的には、前田遼一に匹敵する、総合力の高いFWやと思う。

 

田中の直後に、工藤のゴールも決まり、2点リードで前半を折り返した柏やったけど、
後半になって、ピッチに立ち込めた靄のように、
前半ピッチで披露していた躍動感が霞んでいったね。

前半、オークランドは守備的に戦っていたけど、
後半は結構攻撃的に出たのが功を奏したんやと思う。

2年前のクラブW杯でオークランドを見た時は、
DFラインを高く保って、ボールを動かしながら攻めてるイメージがあったから、
むしろ、この攻撃的なスタイルこそ彼らの本来の姿なんやろうね。

その本来の姿を取り戻したオークランドは、マリガンがFKから柏のゴールを脅かしたり、
セットプレーからエスポージトがドンピシャのヘッドを見せるも、
菅野がスーパーセーブを連発したため、得点には至らず。

柏が前半に挙げた2点を守り切って、次戦のモンテレイ戦に駒を進めました。

 

テレビ的には、次も柏が勝って、
準決勝でサントスと当たるのがおいしいところなんやろうけど、
メキシコのチームは、アマチュア選手が混じっていた、
オークランドとは一味も二味も違うからね。

ここらへんで柏のお手並み拝見といったところかな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年12月4日

奇跡は起こらなかったけれど


 
日本平行ってきました。
  

 
ガンバ大阪31清水エスパルス
 
 
心配された雨も11時頃にはあがり、キックオフの時間が近づくにつれて、
優勝への期待よりも、この試合でガンバのひとつの時代が終わるんやなって、
一抹の寂しさのようなものが自分の感情を支配していた。
 
でも、試合終了の笛を聞いた後は、あれほど渇望していた優勝を逃したのにも関わらず、
何故だかすごく清々しい気持ちになったんよね。
 
それは、目の前のピッチで繰り広げられていた試合が、
西野朗に率いられた10年間を象徴するような、
いかにもガンバな試合やったからかもしれへん。
 
 
 
試合の入り方は、ここ数試合の中でも良かった方やと思う。
 
「やっぱりこの試合に懸けるモチベーションは相当なものがあるんやな」って、
感心してたら、伊藤翔にヘディングシュートを決められ、あっさりと先制点を献上。
 
その後も、清水に押し込まれる展開が続き、
このままズルズルといってしまうのかと不安になったね。
 
  
 
でも、そんな試合の流れを変えたのが、
今シーズン何度もガンバの窮地を救ってきたイ・グノ。
 
二川の浮き球のパスに裏へ抜け出すと、
GKの山本をかわして、ゴールマウスに流し込んで同点。
 
さらに、その7分後には二川のCKをファーサイドで合わせて、
逆転となるゴールをネットに突き刺し、
瞬く間にそれまでガンバを取り巻いていた閉塞感を拭い去ったね。
 
その後、高原に決定的なヘディングシュートを打たれたけど、
これを藤ヶ谷がビッグセーブで防いだのを見て、流れはガンバやなって確信した。
 
  
 
そんなガンバの中で、唯一流れに乗り切れないでいた平井を、
ハーフタイムでベンチに下げ、後半からグノの相方のスンヨン登場。
 
ここ2年間、アキラの寵愛を受けてきた平井には、
こういう試合で結果を残して、先発起用した指揮官の期待に応えて欲しかったけど、
ピッチでどう動いていいのか悩んでいるのが、
ゴール裏で見ているこっちにまで伝わってきて、なんか痛々しかった。
 
二川や遠藤からボールが出た時、前にスペースが広がっているのにも関わらず、
ゴールに背を向けてボールを受けようとしてるんやからね。
 
  
 
そして、平井にとっては皮肉な事に、
この交代でガンバの前線からのプレスの連動性が格段に向上し、
清水の選手のビルドアップに混乱を生じさせたね。
 
後半7分、左サイドで相手ボールをかっさらったグノが前線に突進、
マークを十分に引きつけた所で、右サイドでフリーになっていた二川へパスし、
これを二川が難なく決めて、ガンバが3点目。
 
この後も、次々とチャンスを作り出し、4点目、5点目と取れそうな感じやったけど、
それを決め切れない代わりに、スンヨンが「それ頭で行く!?」と、
言わんばかりの低空ヘッドでサポーターを笑わせるなど、
相変わらずのエンターテイナーぶりを披露。
 
さらに追加点は奪えなかったけど、アキラにしては珍しく、
14年間ガンバでプレーし、今オフでの退団が決定的な橋本を、
二川に代えてピッチに送り出すなどの粋な采配も見られ、
2点リードした後も十分に楽しめた試合でした。
 
 
これで2011年シーズンも終わり。
 
クラブW杯も天皇杯も無いので、来年の3月3日まで、
ガンバサポーターにとって久々に長いオフが始まります。
 
おそらくオフには、チームに大きな変化がもたらされると思う。
 
アキラに関しては、また別の記事で書きたいと思ってるけど、
これまでの10年間を作り上げてきた監督には本当に感謝しています。
 
そして、これから始まる新しい時代に際しては、不安な部分も大きいけれど、
それと同時にワクワクしている自分もいるんよね。 
 
来季のガンバはどんな姿を見せてくれるのか、
ああでもない、こうでもないと思索しながら、オフを過ごしたいと思います。
 
 
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2011年11月28日

毎度のことながら、シリアとの試合は難しい

ロンドン五輪最終予選のグループCで、
グループ首位を争うライバルのシリアとの対戦。
 
FIFAランキングで言えば、日本の方が大幅に上回っているけど、
今年1月のアジアカップ然り、日本がシリアと対戦すると、
苦戦を強いられるイメージがある。
 
この試合も、国立での試合だったとはいえ、
難しい試合になるんとちゃうかなって思ってたんよね。
 
 
日本21シリア
 
 
試合は前半から、どちらかと言えば日本がボールを持ってたけど、
マレーシアやバーレーンと試合した時と違って、
そんなにボールポゼッションで圧倒してたわけじゃなかった。
 
中盤でボールを回されて、ミドルシュートを打たれる場面も多かったしね。
 
試合後にCBの鈴木が言ってたように、
ロングボールを多用してくると読んでいた日本の守備陣は、
低い位置からボールを繋いで攻めてきたシリアの攻撃に、
戸惑っているようにも見えたね。
 
まあ、こういう風に、相手が出方を変えてきた時に、上手い具合に修正できないのは、
若い世代のチームによく見られる悪い傾向ではあるねんけども。
 
 
 
ただ、シリアは、日本に対していかに攻めるかという部分では、
上手くいってたけど、いかに守るかという部分では、
同じようにいってなかったように思えた。
 
特に、解説の岡田さんも指摘してたように、日本がクロスを上げる際に、
ファーサイドの選手を誰も見てないっていう場面が多くて、
前半終了間際の濱田の先制ゴールも、後半の大津の勝ち越しゴールも、
ファーサイドでのヘディングから生まれたものやった。
 
正直、もうちょっとこのパターンから決定機を作れたと思うんやけど、
バーレーン戦の時も思ったけど、左SB比嘉の左足のクロス精度は、
もうちょっとなんとかならんのかな。
 
 
 
後半に同点に追いつかれた展開はいただけなかったけど、
終盤に勝ち越して、勝ち点3を積み上げられたことは大きかったと思う。
 
大津は、ドイツでは満足に出場機会を得られてないけど、
こういう土壇場で勝負強さを発揮できるということは、
厳しい環境でちゃんと自分の能力を高めてるんやなって感心したわ。
 
これで年内の五輪予選の試合は終わりで、
次戦は2月にアウェイに乗り込んで再びシリア戦です。
 
次の試合は、A代表の試合との兼ね合いで今回はメンバーから外れた、
清武や原口らも入ってくるやろうから、
総力戦でここに勝って、ロンドン五輪の出場権を勝ち取って欲しいね。
 
 
 
 
 
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2011年11月26日

想いは日本平へ繋がった

2011年シーズンのホーム最終戦ということで、アキラ然り、橋本然り、
この試合がガンバの一員として万博で戦うラストゲームになると思うと、
どうしても感傷的になってしまう部分はある。
 
そんな来季のチーム編成に関しては、色々書きたい事はあるけど、
前節の新潟戦を引き分けたことで、可能性は低くなったとはいえ、
優勝の可能性はまだ残ってるので、今は目の前の1試合1試合に集中するのみ。
 
残り2試合は『ガンバ大阪の西野監督』なんで、
その事に関してはシーズンが終わったら、改めて書きたいなと思う。
 
 
ガンバ大阪10ベガルタ仙台
 
 
この日のガンバのスタメンは、前節の新潟戦で、
途中出場から殊勲の2ゴールを挙げた川西をトップ下に置く、
ダイヤモンド型の中盤を採用。
 
そして、累積警告で出場停止の山口の代役には、
開幕戦のセレッソ戦以来のスタメンとなるジョンヤを起用してきたね。
 
 
 
前半の最初の方は、ここ最近の試合ではお馴染みの光景。
 
全体的に動き出しが少なくて、足下へのパスを繋いでるうちに、
相手に囲まれて、ボールを取られてカウンターを食らうの繰り返し。
 
ただ、中澤、ジョンヤの“使われる側”のCBコンビが、
思いの外、良い働きをしてくれて、守備の破綻をきたすのを防いでたね。
 
 
 
すると、左サイドの藤春の位置から徐々に良い形が出来始めて、
ガンバがリズムを掴むと、前半25分にその藤春のクロスを、
イ・グノがヘディングでゴールネットに突き刺し、ガンバが先制。
 
最近の藤春は、自信をつけてきているのがプレーに表れてるよね。
 
オーバーラップしてくるタイミングも良くなったし、
クロスを上げる時に減速する悪癖も改善されてる。
 
守備面に関しても、仙台の俊足ウィング太田とのマッチアップを制してたし、
これは、下平がまた左SBのレギュラーの座を奪い返すには、
相当なアピールが必要かもしれへんな。
 
 
 
1点リードした後は、ガンバがボールを支配して試合を進めてたけど、
追加点を奪えるまでには至らず、ハーフタイムへ。
 
後半に入ると、前半はほとんど上がってこなかった、
仙台の菅井と田村の両SBが積極的にオーバーラップを仕掛けてくるようになり、
ガンバは徐々に押し込まれていってしまった。
 
そんな劣勢の中で、イ・グノが武井とのワンツーから決定的な場面を迎えたけど、
これを決め切ることができなかった。
 
試合が終わってから振り返ってみると、
ここで決めとけば、試合終了間際にあんなにヒヤヒヤする事もなかったんやけどね。
 
 
 
そのガンバが押し込まれた要因のひとつが、川西→二川の交代やったかなと思う。
 
これは別に川西が良くて二川が悪いって言ってるんじゃなくて、
川西がいる時は、中盤がダイヤモンド…と、言うか3ボランチ気味だったので、
真ん中の人数が多くて、仙台の攻撃をサイドへ追いやることができてたけど、
二川が入って中盤を従来のボックスにしたことで、真ん中の枚数が減って、
仙台に中のスペースを与えてしまう格好になってしまった。
 
これによって、仙台の10番梁に司令塔としてタクトを振われてしまい、
さらにガンバの選手たちが気持ちの面で守りに入ってしまったことも重なって、
試合の終盤にはあんなに防戦一方になってしまったんかなと思う。
 
でも、何度も「やられた!!」っていう場面を迎えながらも、
最終的に失点しなかったのは、DF陣と藤ヶ谷の体を張った守りと、
仙台の決定力不足に助けられたからやろうね。
 
 
 
西野朗の万博ラストゲームは、彼が作り上げたチームらしくない、
1-0というスコアでの幕切れとなりました。
 
でも、首位の柏がセレッソと引き分けたことで、
最終節へ優勝の望みが繋がったね。
 
名古屋もまだ上にいるし、厳しい状況ということには変わりは無いけど、
明神の言う、“最高のシナリオ”を信じて、日本平へ行きたいと思います。
 
 
 
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2011年11月23日

バーレーンのGKの手から落ちてきた勝ち点3を日本が拾った

日本20バーレーン
 
 
格下のマレーシア相手に手を焼いた鳥栖での試合を見る限り、
今回のアウェイに乗り込んでのバーレーン戦は、苦戦するんじゃないかと思ってたけど、
それほど苦労すること無く勝ち点3を手にすることができたね。
 
まあ、その最たる要因は、バーレーンのGKのキャッチングに難があったこと。
 
大津の先制ゴールのシーンもそうやったけど、
なんでもないようなボールをファンブルするシーンがあまりにも多かった。
 
ただ、前半にCKを2,3本蹴った時点で、
相手のGKが下手な事はなんとなくわかってたんやから、
ハイボールのクロスとか、遠目からのミドルシュートを効果的に使えば、
あと2,3点は取れた気はしなくもないけどね。
 
その点、権田の安定感はこの日も流石の一言やったわ。
 
 
 
このU-22代表を見ていると、
どうしてもボランチとCBが弱いなぁっていう印象を抱いてしまうんやけど、
その分、2列目のタレントの豊富さに関しては目を瞠るものがあるね。
 
この試合でも、清武と原口がA代表の試合の関係で招集されなかったけど、
代わりに先発メンバーに名を連ねた、大津が結果を残したね。
 
スタメンに大津の名前があった時は、
「ドイツでもほとんど試合に出てないし、大丈夫かよ!?」って思ったけど、
あの、所々に遊び心の感じられる緩急のつけたドリブルは、
原口や宇佐美のそれと違って、独特のリズムを生み出してたね。
 
後半は消えてしまった感があったけど、
先制点を挙げた前半のパフォーマンスは十分合格点を与えられるものやった。
 
あと、山田直輝も、東のゴールのきっかけとなったシュートを放ったりして、
バーレーン守備陣を脅かす動きをしていたけど、そんな試合中の好パフォーマンスも、
相手の4番に踏まれて頭から流血したシーンを見た後では、
印象が薄れてしまったのが残念。
 
っていうか、山田は代表に行く度に、
なにかしらケガを負って帰ってくるイメージがあるわ。
 
 
 
次戦は27日にホームで2位シリア戦。
 
ここで勝てれば、五輪出場権がグッと近づくだけに、
是が非でも勝ち点3が欲しいところやね。
 
シリアには結構苦戦するイメージがあるから、
十分警戒して試合に臨んで欲しいわ。




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2011年11月19日

”魔境”ビッグスワンの魔物は雨雲と共に現れる


 
ビッグスワン行ってきました。
 

“魔境”と呼ばれたこの場所で、ガンバは昨年、一昨年と2連勝中。
 
悪いイメージは払拭できたかに見えたけど、
よく思い出してみると、ビッグスワンでの苦い記憶って、
雨とセットで蘇ってくるような…。
 
そして、この日の天候は雨。
 
悪い予感が当たらない事を祈るばかりやったけども、
こういう予感ほど的中してしまうもんやねんよな。
 
 
ガンバ大阪22アルビレックス新潟
 
 
前線からの積極的なプレスから高い位置でボールを奪い、
シンプルに逆サイドへ展開して守備陣に左右の揺さぶりをかける。
 
山形や長谷川健太時代の清水などが実践してきたガンバ攻略法やけども、
新潟もこのやり方を徹底してくるチームのひとつやね。
 
そして、例によって例のごとく、前半のガンバは、
ボールを前に運べなくて苦しんだけど、新潟のパフォーマンス以上に、
ガンバのパフォーマンスが悪かった印象が強いね。
 
相手が前から来るんやったら、シンプルに最前線のイ・グノを裏へ走らせたり、
藤ヶ谷へ戻して組み立て直すのも手やと思うんやけど、
下手に繋ごうとするから、余計に相手のプレスの餌食になってたように見えたわ。
 
前半は、どっちに転ぶかわからない微妙な判定が、
ほとんどガンバに有利に転んでたから、なんとか助かってたけど、
下手したら前半は1失点どころで済まんかったかもしれんかった。
 
 
 
ハーフタイムに二川と武井に代えて、
スンヨンと佐々木を投入したけど、さほど効果は出ず。
 
それどころか、左SBの藤春に代えてFWの川西を投入し、
3バック気味にした途端、その左サイドを破られクロスから失点。
 
山口もクロスを上げさせないようにもうちょっと頑張って欲しかったし、
ブルーノ・ロペスへのマークもお粗末やった。
 
藤ヶ谷はもうちょっとDF陣に対して怒ってもいいと思うんやけどな。
 
前半からDFのミスで何度もピンチを迎えてるのに、
淡々とプレーしすぎな気がするわ。
 
 
 
試合は残り20分で2点ビハインド。
 
こんな絶体絶命の状況に陥って、ようやく目が覚めたのか、
ここからのガンバの攻撃は、鬼気迫るものがあった。
 
そして、そのガンバの攻撃の終着点として機能したのが、途中出場の川西。
 
後半32分、38分と立て続けにゴールを挙げ、
試合を振り出しに戻すという、獅子奮迅のパフォーマンスを披露。
 
2点ともゴール前の混戦を制してのシュートという、
いかにもCFらしいゴールやったね。
 
平井と違って、ビハインドの状況で投入されても結果を残す勝負強さを備えているし、
この試合で、FWの3番手のポジションを確立した感があるわ。
 
同点に追いついてからのガンバの攻撃も見応えのあるもので、
逆転の期待を抱かせてくれたけど、残念ながらそこまでの力は残されていなく、
痛恨のドローで3位転落となってしまいました。
 
また今シーズンも3位という定位置に落ち着いてしまうのか。
 
こういう勝負所の試合で、こんな試合をするから、
シーズン終了後に、毎年同じような位置にいるんよな。
 
でも、いい加減この連鎖から抜け出したいと思っているのは、
選手とサポーターの総意やろう。
 
日曜日の柏の結果がどうなるかはわからんけど、
来週の仙台戦は是が非でも勝ち点3を上積みして、
日本平へ優勝への望みを繋いで欲しいと思います。
 
 
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2011年11月17日

年末年始の予定が白紙になるのが早すぎる

 
  
ガンバ大阪23水戸ホーリーホック
 
 
TV中継が無くて、試合を見れてないから何とも言えんのやけども、
まさかこんなに早く年末年始の予定が白紙になってしまうとは思わんかった。
 
他のガンバサポさんのブログを読んでいると、
内田がミスをして失点したり、平井が相変わらずだったみたい。
 
先月のSAGAWA SHIGA戦に勝利して、水戸との対戦が決まった時に、
この試合でチャンスが貰えるかもしれないっていうのはあったはずやのに、
そのチャンスに向けてしっかりと準備してなかったっていうのは残念でならない。
 
 
 
まあ、ここ4年ぐらい、多忙な年末年始を過ごしていたから、
久々に長いオフが取れると考えたら、この敗戦はメリットがあるのかもしれへんけど、
やっぱり負けるっていうのはいい気分がせえへんわ。
 
週末のリーグ戦に備えて、メンバーを温存して負けたんやったら、
まだ許せるところやけど、今いるメンバーでベストに近い布陣で試合に臨んで、
延長込みで120分も戦っての負けやから、
これで新潟戦に影響が出てもうたら笑えんわ。
 
新潟もJFLの松本山雅に不覚をとったけど、
あっちは90分で負けてるし、土曜日の試合もホームで戦えるし、
コンディション面でどっちが有利かって言ったら、火を見るより明らかやしね。
 
まあ、そんなことは今さら言ってもどうにもなれへんし、
この試合の事はすぐに忘れて、代表帰りの遠藤とイ・グノの力を合わせて、
ビッグスワンで新潟を叩いてほしいと思います。
 
 
 
 
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2011年11月15日

平壌では日本と北朝鮮の実力差は22年前のままなのか

 
 
日本01北朝鮮
 
 
黒服に身を包んだ観客で埋め尽くされたスタジアム。
 
試合中に繰り広げられるマスゲーム。
 
TV画面越しでも、普段のサッカーの国際試合とは別物の、
異様な雰囲気が感じ取れたね。
 
 
 
日本は既に最終予選進出を決めているから、
別にこの試合は勝っても負けてもどっちでもいいような試合やったけど、
それでもここまで何もできないとは思わんかった。
 
人工芝のピッチに苦戦したってのもあるやろうけど、
タジキスタンで試合した時の、
芝と呼ぶのもためらってしまうようなピッチよりはマシやと思ってたしね。
 
 
 
試合の序盤は、北朝鮮の選手が積極的に前から出てきて、
それに面くらったようなところがあったけど、
栗原がハンドで与えたFK以外は、そんなに危ないシーンはなかったと思う。
 
でも、北朝鮮の監督が、エースのチョン・テセに前半で見切りをつけて、
機動力で勝るパク・ソンチョルを投入したあたりから、
完全に北朝鮮のペースになった。
 
それまでの北朝鮮の攻撃って、後ろからチョン・テセにロングボールを当てて、
そこから展開って形が多かったけど、この交代で攻撃の起点が分散されて、
両サイドから崩される形が増えたように思う。
 
特に、左サイドの伊野波の所を崩されるシーンが多かったけど、
本職じゃない伊野波にあまり多くのことは期待できないしね。
 
本職左SBと言えば、安田がいるけど、
それにも拘らず、伊野波を起用するって事は、
安田はよっぽどザッケローニに信頼されてへんねんな。
 
 
 
北朝鮮のペースで試合を進められながらも、
なんとかスコアレスで前半を折り返した日本やったけど、
後半開始早々に、なんでもないようなロングボールから失点。
 
後半、リズム良く入れて、
ここから反撃が期待できるかなってところでの失点やったから、もったいなかったわ。
 
それにしても、栗原があの位置でヘディングに競りもしないなんて、
高さを売りにしている選手とは思えない。
 
集中が欠けてたのかもしれんけど、栗原は前半にもハンドがあったり、
なんでもないような駒野への横パスをミスったり、
緩慢なプレーが非常に多かった。
 
マリノスでいくらいいプレーをしても、代表でこんなプレーをしていたら、
次のチャンスは無いかもしれへんから、猛省して頑張って欲しいわ。
 
 
 
攻撃面に関しては、この試合を通して惜しかったシーンと言えば、
岡崎が苦し紛れに放ったミドルシュートと、
オフサイドになった、後半終了間際のチュンソンのシュートぐらい。
 
前線の選手が球際で競り負けて、ボールを失うシーンが多くて、
なかなか攻撃の時間を作れなかった印象。
 
こういう時に、フィジカルを活かして、ボールをキープできる本田や、
ディフェンスブロックの中でボールを受けるのが上手い、
香川とかがいればなと思ってしまう。
 
それと、ベトナム戦の時も同じこと思ったけど、
やっぱり長谷部と細貝のダブルボランチじゃ、
どうしてもゲームメイク力に乏しくなってしまうね。
 
個人的には、憲剛と長谷部の位置を変えたらどうかなって思ってたんやけど、
この試合のスタメンで唯一ゲームを作れる憲剛を内田と代えて、
今まで機能した試しのない3-4-3にシフトチェンジした時点で、
この試合の勝利は無いなと思ってしまったんやけども。
 
 
 
これで日本は、ザッケローニが監督に就任して、
17試合目にして初黒星を喫しました。
 
おそらく、ザッケローニが監督になってから、
一番酷い内容の試合だったんじゃないかな。
 
まあ、1年のA代表の活動の締め括りが、
こんな情けない内容の試合になって、残念な気持ちはあるけど、
ガンバサポ的には、遠藤を休ませることができたのが収穫やったわ。
 
 
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2011年11月12日

8-0の後だと、4-0ですら物足りなく感じる

日本40タジキスタン
 
 
長居での試合を見る限り、よっぽどヘタをこかない無い限り、
この相手に負けることは無いと思ってたから、
この試合に関しては、どう勝つかが重要やったかなと思うね。
 
 
 
試合を見始めて、真っ先に目に飛び込んできたのは、
もはや芝と呼ぶのもためらうぐらいの劣悪なピッチ。
 
試合の主導権は日本が握ってはいたものの、
ボールのコントロールに苦労しているように見えたね。
 
一方のタジキスタンは、ボールは日本に支配されてはいたものの、
ホームと言うこともあってか、長居で試合した時と比べると動けている印象。
 
特に、あのポスト直撃のミドルシュートには肝を冷やしたわ。
 
 
 
均衡が破れたのは、前半36分。
 
中村憲剛のシュートのこぼれ球を、
ビルドアップの流れから前線に上がってきていた今野が蹴り込んで日本が先制。
 
前半でスコアレスいう事を考えても、
特に攻撃意識が高い選手でもない今野が、何故あの位置にいたのかは謎やけど、
押し込んでいたものの、なかなか得点を奪えなかった日本にとって、
この今野の代表初ゴールが、大きかったことは確かやね。
 
 
 
前半を1点リードで折り返した日本は、後半も押し気味に試合を進め、
後半16分には岡崎がヘディングで決めて2-0。
 
まあ、このシーンに関しては、香川にドフリーでクロスを上げさせた、
タジキスタンの守備に問題があるような感じやったけども。
 
 
 
この岡崎のゴールで2点リードしてからは、日本がペースを落としたため、
目を瞠るようなシーンが少ない時間が続いたけど、
そんな中で飛び出した、前田の右足一閃は素晴らしかった。
 
故障でしばらく代表から遠ざかってたから、
このチャンスで結果を残したいという気持ちが強かったんやろうね。
 
先発したハーフナー・マイクがあまり見せ場を作れなかっただけに、
この2人にチュンソンを加えた、1トップのレギュラー争いは、
さらに熾烈になりそうやね。
 
 
 
前田と同じく、与えられたチャンスでしっかりと結果を残したのが清武。
 
試合終了間際の岡崎の2点目をアシストしたのもそうやけど、
心なしか清武が入ると、日本のボール回しがスムーズになる印象を受けるよね。
 
スタートから見たい選手ではあるけど、清武は故障の多い選手でもあるから、
酷使しないように慎重に起用していってほしいね。
 
 
 
故障と言えば、
右足内転筋のケガを抱えながら出場を続ける遠藤の状態が気になるところやけど、
この試合でも、随分と省エネで動いてたね。
 
セットプレーのキッカーはこの試合でもやってなかったけど、
右足と左足で1本ずつ強烈なシュートを打っていたから、
前よりは状態は良くなっているのかもしれへん。
 
でも、次の北朝鮮戦で、また悪化する可能性も否定できへんから、
北朝鮮戦は休ませて欲しいっていうのが本音やね。
 
まあ、ガンバに帰って来たところで、
鹿島戦の後には、「残り3試合、遠藤を外すかも」って言っていたアキラが、
「やっぱり全試合スタメンだ」とか言い出す可能性も十分考えられるだけに、
どのみち、遠藤がじっくり治療に専念するには、
オフまで待たないといけなさそうやねんけども。
 
 
 
同じグループCのもう一つのカード、
ウズベキスタンと北朝鮮の試合で、ウズベキスタンが勝ったため、
2試合を残して日本の最終予選進出が確定。
 
来週の北朝鮮戦は消化試合になるから、フレッシュな顔ぶれをみたいところやけど、
ザッケローニはイタリア人らしく、新しい選手の起用には慎重なタイプやから、
大幅にメンバーを変えることはなさそうやけどね。
 
まあ、北朝鮮戦と、来年2月のウズベキスタン戦の2試合を上手く使って、
新しい選手じゃなくても、新しい戦術を試したりなんなりして、
チーム力の底上げを図っていって欲しいなと思うね。
 
 
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2011年11月4日

ガンバのカウンターは5枚刃の切れ味

 
 
万博行ってきました。
 
 
試合前には、ラムダッシュのギネス記録挑戦に参加したんやけど、
普段、ブラ○ンの3枚刃のシェーバーを使っている俺にとっては、
5枚刃の予想以上の剃り味にビックリ。
 
これは冬のボーナスが入ったら、
町田のヨドバシカメラで購入コースですな。

 
ガンバ大阪10鹿島アントラーズ
 
 
先週の土曜日に、ナビスコ決勝で120分戦った鹿島に対し、
ガンバは前節の山形戦から試合間隔が10日以上空いてるから、
コンディション面で有利かなと思っていたんやけど、前半は鹿島のペース。
 
CKから、フェリペ・ガブリエルにフリーでヘディングシュートを打たれたり、
大迫にポスト直撃のシュートを打たれるも、藤ヶ谷の好セーブもあり、
なんとか無失点で凌いだね。
 
まあ、ナビスコの決勝の後にも書いたけど、
こういう所で、確実に点が取れないあたりが、
今シーズンの鹿島のリーグ戦での順位を象徴しているとも言えるね。
 
 
 
そんな低調な前半を受け、アキラはハーフタイムに、
スンヨンに代えて故障明けの加地を投入し、
武井を2列目に上げ、修正を図ってきたね。
 
この采配が功を奏したのか、徐々にガンバが試合の流れを引き寄せ始め、
後半12分に、鹿島のCKからロングカウンター発動。
 
ボールを前に運んだ武井からパスを受けた藤春が中へ折り返し、
そのクロスに飛び込んだのはラフィーニャ!!
 
前節の山形戦の藤春のゴールに引き続き、
鹿島のお株を奪うような鋭いカウンターやったね。
 
二川が出場停止、遠藤も不調で、中盤の構成力が落ちる中、
こういう攻撃でも点が取れるのはいいことやと思うね。
 
 
 
先制したとはいえ、まだリードは1点と言う、
予断を許さない状況ではあったけども、鹿島の西が退場になったことで、
ガンバは楽になった。
 
それにしても、ナビスコ決勝の時の青木の退場はかわいそうやったけど、
西が退場になったプレーは、
すでにカードを1枚貰っている選手がやるようなプレーじゃないし、
同情の余地は無いわ。
 
ただ、あの西のファウルを見て、2008年の万博での鹿島戦で、
中澤が佐々木竜太に見舞った、ラグビータックルを思い出して、
苦笑いした人も多かったんじゃないだろうか。
  
試合はこのままウノゼロでガンバが勝利。
 
まあ、試合自体は、これぞ万博での鹿島戦と言ってもいいような、
全体的に盛り上がりに欠ける試合やったけど、
優勝を争う、柏と名古屋も勝利する中、
きっちりと勝ち点3を積み上げられたのは大きいね。
 
次節の新潟戦まで、代表戦の関係でまた試合間隔が空くけど、
その前にある天皇杯の試合も含めて、上手く調整しながら臨んでほしいと思うわ。
 
 
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2011年10月29日

文化の日じゃない国立で、ナビスコカップを掲げたのは鹿島!

 
 
ガンバがナビスコの決勝に進出すると見込んで、
今日の予定を空けてたのに、その見込みは結局外れてしまい、
今年のナビスコ決勝もTV観戦になってしまいました。
 
そして、TVの前で「来年こそは」って思うのも、
毎年恒例になってきてるから、そろそろこの繰り返しから脱却したいところやね。
 
 
浦和レッズ01鹿島アントラーズ
 
 
正直、どっちにも勝って欲しくない試合やったけど、
勝負事やからそういう訳にもいかず。
 
延長を含め、120分間の戦いの末、
国立の女神が選んだ勝者は、鹿島でした。
 
 
 
試合の序盤は、シュート数に於いても、
ボールポゼッションに於いても五分五分といったところ。
 
ただ、浦和の生命線である、原口・梅崎の両翼に前を向いてのプレーを許さず、
ボールを奪ったら、シンプルな展開でゴールに迫るあたり、
鹿島のペースで試合が進んでいるのかなと言う風に見受けられたね。
 
対する浦和も、ゴール前まで持ち込む場面はいくつかあったけど、
両翼とエスクデロを含めた3人のうちの誰か1人が、
単発で仕掛けているっていう印象やった。
 
ただ、両チームとも攻撃的だったかと言われると、そうではなくて、
これぞカップ戦の決勝というべきか、
お互い随分慎重に試合を進めているように見えたね。
 
 
 
そんな慎重な内容の前半とは打って変わって、
後半は序盤から一気に試合展開が動いたね。
 
その発端となったのが、浦和の山田直輝の退場。
 
後半2分と5分に立て続けにイエローを貰っての退場やったけど、
両方とも、そんなに無理して止めにいくような場面じゃ無かったから、
軽率なプレーとしか言いようが無いね。
 
 
 
これで数的優位となった鹿島は一気に攻勢に出たけど、
浦和が柏木をボランチの位置に下げて、
4-4のラインをきっちりと作って対応してきたから、
チャンスは何度も迎えるけど、決め切れなかった。
 
マルキーニョスがいた時は、ここであっさり1点取って、
後はだらだら時間使って逃げ切る、お得意のパターンに持ち込めたんやろうけど、
試合の主導権は握れても、試合を決定づける選手がいないから、
リーグ戦で思うように勝ち点を伸ばせてないんかなと思ったね。
 
そして、後半35分には鹿島の青木が2枚目のイエローを貰って退場。
 
でも、この青木の退場に繋がったファウルは、
イエローどころか、ファウルになるかどうかも微妙なラインやし、
あれでカードを出されたら、DFは何もできへんわ。
 
まあ、東城がすごい韓流好きで、フジテレビのサッカー中継を盛り上げようとして、
こんな笛を吹いたって言うんやったら、納得できなくもないけど。
 
 
 
試合は結局、10人対10人でスコアレスのまま延長戦へ突入。
 
ただ、数的不利の状態で30分以上走り続けた浦和の選手にキレは感じられず、
数的同数になったのにも関わらず、
浦和はまだ1人少ない状態で試合しているかのようやった。
 
そんな満身創痍の浦和に、大迫がゴールという引導を渡し、
今年のナビスコカップは終幕しました。
 
 
 
まあ、たかがナビスコカップと言いますが、されどナビスコカップ。
 
鹿島が優勝して喜ぶ姿を見るのは、
あまり気分のいいものじゃありませんな。
 
もちろん来年こそはという気持ちはあるけども、
来年の話をすると鬼が笑うとか言うし、今はリーグ戦に集中しましょう。
 
奇しくも、来週、万博に迎えるのは、
今日、国立でナビスコカップを天に掲げた鹿島です。
 
俺も、ラムダッシュのイベントを含めて参戦するので、
ナビスコ優勝チームを、今リーグ戦で優勝争いしているチームが、
負かすところ見たいもんやね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年10月23日

山形で小林の泣き顔を拝むのに3年もかかってしまった

 
 
山形行ってきました。
 

相手は17位と、残留争いをしているとはいえ、
アウェイの山形は、一昨年・昨年と勝ててない分の悪いカード。
 
それだけに、油断は禁物やなと思ってたんやけど、
山形県民デーのくせに、「つや姫の宣伝のために出張」とか言ってスタジアムに来ず、
山形を応援しているのか、ガンバサポにつや姫の宣伝をしているのか、
よくわからんVTRをよこしてくる山形県知事を見た時は、
なんとなく「この試合もらったな」と思ってしまったんやけども。
 
 
ガンバ大阪50モンテディオ山形
 
 
試合の序盤は山形のペースやったと思う。
 
積極的な前線からのプレスでボールを取りに行き、
奪ったらすぐに逆サイドへというやり方は、
山形がガンバと対戦する時はお馴染みの光景。
 
そして、それに手を焼くガンバっていう構図もまた同じで、
藤ヶ谷が好セーブで逃れてなかったら、危なかったという場面もあったね。
 
ただ、相手の決定力不足も手伝って、徐々にガンバが試合のペースを握り始め、
二川とイ・グノが立て続けにゴールを決めたあたりから、
完全に試合の主導権を掌握したって感じやったね。
 
 
 
すると、2点リードで前半を折り返したにも関わらず、
アキラはハーフタイムで下平に代えて藤春を投入。
 
確かに、スピード不足の下平は前述の山形の戦術には分が悪いし、
この日も軽い守備が散見されたけど、
前半で交代させるほど悪いプレーはしてなかったと思ってたから、
この交代は正直意外やった。
 
でも、結果的にこの采配がズバリ的中。
 
藤春は、交代で入ってきた時こそ、
相変わらずの足下もっさりぶりを披露してたけど、
徐々に試合のペースに溶け込んでいくと、ハイライトは後半15分。
 
山形のCKから、ロングカウンターがスタート。
 
ラフィーニャの縦パスに抜け出したグノが、右サイドを爆走。
あまりにも速すぎる展開に、これじゃあ味方も間に合わんやろって思ってたら、
逆サイドを物凄いスピードで駆け上がる15番の姿が。
 
グノは、最初は自分で行こうとした感じやったけど、
藤春を見つけると、すかさず中へ折り返し、
そのボールを藤春が合わせて、驚愕のプロ初ゴールを決めました。
 
ガンバで相手CKからのカウンターと言えば、去年の天皇杯の決勝・名古屋戦で、
ゴール前での遠藤とのパス交換から決めた、二川のゴールが思い浮かぶけど、
こんなに速くゴールまで到達したのは記憶に無いわ。
 
いやはや、すごいもん見させてもらいましたよ。
これを見れただけでもわざわざ山形に来た価値があるようなゴールやったね。
 
 
 
この藤春のゴールで完全に山形の選手の心が折れてしまったようで、
遠藤が内転筋を痛め、セットプレーのキッカーを外れてから、
さっぱり点が入る気がしなかったCKから、ラフィーニャが決めて4点目。
 
さらには、大体大の同期である藤春の活躍に触発されたのか、
途中出場の川西も5点目のゴールを決め、
前節の名古屋戦の体たらくが嘘のような快勝で試合を締め括りました。
 

いつも頑張ってくれてるからあんまりこんな事は言いたくないけど、
この試合に限って言えば、遠藤がいなかったから良かったと思う。
 
最近の遠藤は、内転筋の痛みからか、目に見えて調子が悪そうやったし、
チームに与える影響が大きいせいで、
チームも遠藤の不調に引きずられてる感があったしね。
 
次節の11月3日の鹿島戦まで、ナビスコ決勝の関係でちょっと間隔が空くし、
二川が4枚目のイエローを貰ってしまって出場停止やから、
遠藤にはこの間にしっかりコンディションを整えてもらって、
鹿島戦で良い仕事ができるように備えてほしいね。
 
 
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2011年10月20日

ドラゴンクエスト生誕25周年記念展に行ってきた

 
 
六本木ヒルズの52階で開催されている、
ドラゴンクエスト生誕25周年記念展に行ってきました。
 
生誕25周年ということは、俺と同い年のドラクエ。
 
めちゃくちゃ詳しいって訳ではないねんけど、
俺も人並みにドラクエシリーズをやり込んだ人間なので、
今回のドラクエ展は、前々から行きたいと思ってたんよね。
 
 
六本木ヒルズ
 
そういや、こっちに住んで2年半になるけど、
六本木ヒルズって初めて来るなぁ。
 
 
ドラクエ展入口
 
入口はこんな感じ。
 
入場料は1800円と、少々お高めなんやけど、
そのうちの1500円は展望台の入場料も兼ねてるから、
ドラクエ展そのものの入場料は300円。
 
中に入ってすぐに、ショーケースに入った王者の剣があったんやけど、
残念なことに、撮影禁止やったんよね。
 
展示場の中は、「撮影可能」という表示あるエリア以外は、原則撮影禁止。
 
来年に発売されるドラクエXの情報を外に出さないために、
こういう措置をしているらしいけど、
撮影したい場面がいくつもあったから、残念やったわ。
 
 
 
王者の剣が展示してある場所から、すぐ先のエリアに進むと、
ダーマ神殿があります。
 
「なんでダーマ神殿!?」って思ったけど、
これはRPGのパイオニアであるドラクエの世界観を、来場者に体験してもらうためのもの。
 
ここで、自分の好きな職業に転職して、職業ごとに用意されている冒険の書をもらい、
その冒険の書に書かれているミッションを、
この展示場内でクリアするという設定なんよね。
 
ちなみに俺は魔法使いを選択。
 
 
 
ダーマ神殿を抜けると、過去のドラクエの作品の名場面集が、
パネルで展示されていました。
 
当然、1作目のドラゴンクエストの、
「きのうはおたのしみでしたね」の場面もばっちり展示されていました。
 
ちなみに、このエリアで展示されていたモンスターは、
撮影可能だったので、いくつか載せたいと思います。


ドラキー

 


おおきづち

 


さまようよろい
 
このエリアを抜けると、りゅうおうの城。
 
来場者の各職業の代表の人が、バーチャルでりゅうおうと戦うというもの。
 
正直、演出はテーマパークの戦隊モノのアトラクション感は否めなかったけど、
司会進行をしていたお兄さんの声が枯れてたから、
「1日に何回もこれをやるのはしんどいやろうなぁ」って同情してしまった。
 
 
 
りゅうおうの城を抜けると、ドラクエ製作の歴史が展示されていました。
 
多分、このエリアに一番長い時間おったと思うわ。
 
1作目の頃は、プログラムの仕様書とかも手書きやったり、
プログラム言語もBASICだったりして、時代を感じたね。
 
あと、ドラクエⅥのソフトの値段が、
1万円以上したっていうこともここで思い出した。
 
 
 
このエリアで展示場は終了。
 
冒険の書に書かれていたミッションをクリアし、勇者の証をもらえました。
 
どうやら、勇者の証を持っていると、次回の来場の時、
りゅうおうの城で、勇者としてりゅうおうと戦えるみたい。
 
だから、りゅうおうの城で1人だけ勇者のお客さんがいたのか…。
 
 
 
その後は、どうぐ屋という名のお土産屋で、
キングスライムのぬいぐるみと、エスタークのフィギュアを買いました。
 
展示場はゆっくり回っても、1時間30分ぐらいやったね。
 

 
展示場を出ると、ルイーダの酒場で休憩。
 
メニューはドラクエにちなんだものが多くて、
俺はマドハンドのハヤシライスとエルフの飲み薬を頼みました。
 

マドハンドのハヤシライス

スライム肉まんがたくさん蒸されていました。
 

スライム肉まん
 
他にも、ドラクエ好きとしては興味のそそるメニューが多いけど、
値段が張る割に特別おいしいってわけでもないので、
正直、どれもあまりお勧めはしないけどね。
 
メニューも、「ギガンテスのこん棒」とか、「ベホ抹茶」とか、
言ったもん勝ちみたいな感じで考案されたようなのが多いし。
 
あと、店員が会計で「1500ゴールドです」って言う時に、恥ずかしそうにしてたから、
多分、ここで働いてる人達って、
普段は展望台のレストランで働いてる人達なんやろうね。
 
 
 
まあ、ルイーダの酒場は若干残念な感じやけど、
展示場に関しては、ドラクエ好きの人には普通に楽しめる内容じゃないでしょうか。
 
12月4日まで開催しているとのことなので、
興味がある人は、是非行ってみては?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年10月17日

今年も名古屋に勝てませんでした

 
 
今思えば、去年の名古屋遠征は、色んな意味で悲惨やった。
 
3-1というスコア以上の完敗を目の当たりにし、ショックに打ちひしがれたかと思えば、
名城線の駅の構内で、知らんおばちゃんに名古屋サポに間違われ、
「グランパス勝ったの!?良かったね?」とか言われて、敗戦の傷を広げられ、
おまけに家に帰ったら、食中毒になってしまうというトリプルパンチ。
 
だから、今年の名古屋遠征は、
試合に勝つことで、去年の苦い思い出をチャラにして、
気分良く帰路についてやろうって、人一倍張り切って参戦したんやけど、
残念ながら今年も鬱屈とした気持ちを抱えながら、名古屋を後にすることになりました。
 
 
ガンバ大阪14名古屋グランパス
 
 
ナビスコ準々決勝の磐田戦の後のブログで、
失点に繋がったCKを与えたシーンについて、
 
「リーグ終盤戦を戦うにあたって、ああいう軽率なプレーは命取りになる」
 
って、書いたんやけど、この試合の失点シーンでガンバが見せたプレーは、
まさにその命取りとなる類のものやった。
 
 
 
1失点目に関しては、山口と藤ヶ谷でちゃんと声を掛け合っていれば防げたはず。
 
2失点目に関しては、増川がキーパーチャージ気味に、
藤ヶ谷をブロックしてたから動きにくかったってのもあるやろうけど、
CKから直接狙ってくるのを想定してなかった感じやったしね。
 
こんなのを見せられたら、当然、藤ヶ谷に文句を言いたくなるところやけど、
名古屋の周到なガンバ対策が功を奏したとも言えるね。
 
攻撃に面に関しては、積極的にガンバのDFラインとGKの間にロングボールを入れたり、
長い距離からでもどんどんシュートを打って、
ガンバのGKとDFのミスを誘発しようとしてた。
 
守備面に関しても、遠藤がCK、FKを蹴れないのを見て、
自陣の深い位置では、あえてCKに逃れるようなディフェンスをしてたしね。
 
そして、ガンバはそのガンバ対策にまんまと引っ掛かってしまったわけやね。
 
 
 
ただ、スタメンのチョイスをもっと考えてれば、
もうちょっと戦えなくもなかったかなと。
 
2列目の橋本と武井は、守備面の貢献を期待してのものやったんやろうけど、
前にボールを運べないから、相手から見たら全然怖くなかったと思う。
 
遠藤が調子良ければ、前線に駆け上がって崩しの局面に絡んだりするから、
この布陣でもいけるんやろうけど、遠藤が絶不調の今、
なぜ攻撃面で貢献できる二川かスンヨンを頭から使わなかったのか、甚だ疑問やわ。
 
前半をこんなメンバーで戦ったもんやから、前半の見所は、
明神の同点ゴールに結びついた、グノの驚異的な突破以外無かったと思うし。
 
後半に入って、二川とスンヨン、さらに佐々木が出てきて、
若干、良くなったようには見えたけど、遠藤からの展開が期待できないのに、
高木と武井の両SBでどうビルドアップしろと?
 
さらには、前線で孤軍奮闘してたグノを下げて、
特に何もしてないラフィーニャをピッチに残すなど、
この日のアキラの采配はよくわからん部分が多かったわ。
 
 
ここ数年、敗戦しても「ガンバ大阪、オレ!!」コールをしている印象があるんやけど、
この日のゴール裏はさすがに大ブーイング。
 
まあ、優勝争いをしているのに、その権利を自ら放棄するような、
惨めな敗戦を喫したんやから、やむなしってところやね。
 
名古屋まで来てこんな試合を見せられたけど、
性懲りも無く、次の土曜日は山形に行こうと思ってます。
 
柏に抜かれ2位に転落したことで、
変に首位の座を守ろうという気も無くなったやろうし、
また新たに挑戦者の気持ちで、残り5試合を戦って欲しいね。
 
 
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2011年10月13日

「若手中心のガンバ」って、言葉にする機会が無いから響きがぎこちない

 
 
ガンバ大阪20SAGAWA SHIGA FC


別にガンバの試合を優先的に放送しろってNHKに言うつもりは無いけど、
なんでこの日の天皇杯の中継カードが、セレッソ大阪vs北海道教育大岩見沢校なん?
 
今年の元日に天皇杯を掲げた鹿島の試合や、
去年のリーグ王者の名古屋の試合よりも、
セレッソの試合の方が視聴率が取れると判断したんやろうか?
 
まあ、BSでの天皇杯の中継の視聴率なんて、
どこのチームの試合でもどっこいどっこいなんかもしれへんけど、
どういう基準で中継カードを決定してるんか教えて欲しいわ。
 
 
 
愚痴はここまでにしといて、ガンバの試合の事なんやけど、
当然、試合を見ていないので何とも言えません。
 
でも、これまで大学生相手の試合とかでも、
手を抜かずにレギュラー陣を起用してきたアキラが、
藤ヶ谷と武井以外を取っ替えてきたのには驚いたね。
 
こんなにスタメンを入れ替えたら、協会のお偉方にいちゃもんつけられそうやけど、
天皇杯のベストメンバー規定ってもう無くなったんかな?
 
まあ、俺はあんな規定があること自体が無粋やと思ってたから、
無いんやったら、それはそれで良かったと思ってるけど。
 
 
 
結果は、川西とスンヨンのゴールで、ガンバが勝利。
 
アマチュアのチームが相手やから、大量得点の期待もあったやろうけど、
JFL現在首位で、ここ数年で見ても安定した戦いをしている、
SAGAWA SHIGA相手に、控えメンバー中心で戦ったという事を考えれば、
及第点の結果じゃないかな。
 
むしろ、天皇杯の初戦は大学生相手でも失点してしまうガンバだけに、
クリーンシートで試合を終わらせた事は素晴らしいと思う。
 
内田と金正也はアキラにいいアピールができたんとちゃうかな。
 
 
 
天皇杯の次の相手は、札幌が勝ちあがってくるかと思いきや、
まさかの水戸ホーリーホック。
 
鈴木隆行と元ガンバの吉原宏太、元代表2トップとの対戦は楽しみではあるけど、
3回戦までまだ1カ月以上あるし、水戸との試合の事を考えるのはまだ早いかな。
 
やっぱり、今ガンバにとって一番意識を傾けなければいけない試合は、
週末に控えた、瑞穂での名古屋戦。
 
ここ最近、名古屋には勝ててないし、アウェイということもあるけど、
絶対に勝利して、名古屋に引導を渡して欲しいと思います。
 
若干天気が心配やけど、土曜日は瑞穂に参戦します!!
 
 
 
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2011年10月12日

もはや90分間のシュート練習だった

 
 
日本80タジキスタン
 
 
負けたとはいえ、ウズベキスタンや北朝鮮と1点差の試合をしたって聞いてたから、
タジキスタンって意外とやるチームなのかなって思ってたけど、
完全に草刈り場やったね。
 
まあ、あっちの監督は、「日本に勝つ確率は1000分の1」とか言って、
試合前から完全に白旗を挙げてたから、妥当な結果やったのかもしれんけど、
「日本相手にいい試合をしたい」って言って、
全力で向かって来てくれたベトナムの方が、骨のある良いチームやったわ。
 
 
 
この試合のスタメンで一番目を引いたのは、
やっぱりCFに入った、ハーフナー・マイク。
 
ワールドクラスの制空権を披露して、圧巻の2ゴールを挙げ、
ベトナム戦で出場できなかった鬱憤を晴らしたね。
 
いや、どっちかっていうと、ベトナム戦で出場できなかった原因を作った、
槇野への怒りを晴らしたっていう言い方が正しいかな。
 
これで、パワープレー要員から、スタメン候補に名乗りを上げたって感じやね。
 
あと、このハーフナーの2ゴールに触発されたのか、
途中出場のチュンソンが鬼気迫る表情でゴールに向かってたのが印象的やった。
 
こういうチーム内の競争で、相乗効果が生まれると良いね。
 
 
 
中盤に目を向ければ、久々の先発出場となった、
トップ下の中村憲剛は良かったと思う。
 
やっぱり、トップ下にボールが上手く収まって、攻撃の起点ができると、
日本は良いサッカーするよね。
 
でも俺は、その日本のトップ下に一番相応しい選手は香川だと思ってるんよね。
 
だから、この試合のように香川を左サイドで起用する時は、
中央でボールをキープできる本田がトップ下を務めている時だけで、
本田がいない時は、香川をトップ下で起用して欲しいと思ってる。
 
そういう考えやから、北朝鮮戦での柏木のトップ下や、
ウズベキスタン戦での長谷部のトップ下起用には納得がいってなかったんやけど、
憲剛がトップ下でこれだけやれるんやったら、
この試合での香川の左サイドはアリかなと思うわ。
 
まあ、意地悪な言い方をすると、
タジキスタン相手やからこれだけできたとも言えるけど、
今後、また見てみたい組み合わせやったわ。
 
日本代表の次戦は来月、アウェイに乗り込んでのタジキスタン戦やけど、
この試合を見る限り、よっぽどの事が無い限り大丈夫でしょう。
 
 
 
最後に、ガンバサポとして、どうしても気になってしまう遠藤に触れておくと、
右足内転筋の痛みを抱えながらも、例によって例のごとくフル出場。
 
まあ、フル出場とは言っても、あれだけ省エネモードやったら、
そんなに疲れも無いやろうし、週末の名古屋戦はそんなに心配いらんやろうね。
 
むしろ、遠藤が代表に行ってる間、ガンバは3試合こなすから、
案外一番フレッシュなのは、代表で1試合しか出てない遠藤かもしれへん。
 
だから、土曜日は瑞穂でしっかりと仕事してもらいますよ。
 
 
 
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2011年10月10日

とりあえず黄色ユニは封印の方向で

 
 
埼スタ行ってきました。
 

 

ガンバ大阪12浦和レッズ
 
 
浦和に負けた後に、「We Are Reds!!」の大合唱を聞いていると、
自分の心の奥の方で、埃をかぶって眠っていた、
悔しいとか、不甲斐ないっていう感情が沸々と蘇ってきて、
「この痛み、懐かしいな」って気持ちで、
歓喜に沸く対面の浦和のサポーターを眺めていました。
 
まあ、懐かしいとは言っても、2006年の最終節や、2007年の8月15日なんかは、
昨日とは比べ物にならないほど痛かったわけなんですが…
 
 
 
昨日の浦和は、先週、万博で試合したチームと同じとは思えないぐらい、
良いサッカーをしていたと思う。
 
ただ、それ以上に、
「あの、黄色いユニフォームを着ている方々はどちら様でしょうか?」
そんな風に訊きたくなるぐらい、ガンバのパフォーマンスは酷かった。
 
特に、中盤は距離感が悪くて、ボランチより前にボールが運べず、
苦し紛れのフィードも精度を欠き、カットされて反撃をくらうの繰り返しやった。
 
まあ、水曜日の磐田戦も、勝ったとはいえ前半の出来は酷かったから、
梅崎にシュートのこぼれ球を詰められ、先制点を献上した時も、
そのうち上手く立て直すやろって、結構冷静に見てたんやけど、
そのうちは結局訪れなかった。
 
おそらく、磐田戦のように立て直せなかったのは、
先制点のすぐ後に2失点目を喫してしまったのが原因やと思う。
 
キックオフ直後から、「前半勝負」とばかりに飛ばし気味で試合を進めていた浦和が、
2点リードしたことでペースを落とし、
それによってガンバが使えるスペースが無くなってしまった感じがしたね。
 
 
 
後半から高木に代わって大塚が入り、中盤をダイヤモンドにしたことで、
前半に比べるとだいぶ内容は改善された感があったけど、
さすがに最後の所ではなかなかスペースが与えてもらえず、
シュートまでいけない場面が多かったね。
 
最終的に、この試合で唯一ガンバサポが沸いたのは、
大塚の試合終了間際のゴールだけやった。
 
でも、ゴールを決めたから言うわけじゃないけど、
個人的には、大塚はもっと試合に出してもいいんじゃないかと思う。
 
アフォンソが左サイドにいるのに気付かずに、同じサイドでボールを貰おうとして、
ぶつかりそうになっていた平井と比べると、よっぽど大塚の方が期待できるんだが…。
 

 
ガンバの今年のナビスコカップは準決勝で終戦してしまいました。
 
2007年以来の決勝のピッチを楽しみにしていただけに残念やけど、
これでリーグ戦に集中できると思って、切り替えて次頑張ればいいと思う。
 
15日の名古屋戦は遠藤も出てくるやろうし、
こんな体たらくな試合にはならない…はず。
 
…ってあれ?
 
日本代表のベトナム戦後のブログと同じ締め方になってしまった。
 
 
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2011年10月8日

日本代表は、また3-4-3で凡戦を披露してしまった。

 
 
この試合で良かった点と言えば、8月にガンバと神戸が試合した時は、
あんなにボロボロだったホムスタの芝が、見違えるほど綺麗になっていたこと。
 
やっぱり、代表戦と神戸のホームゲームじゃ、
芝の管理している人の気合いの入り方が違うんかね?
 
現金なヤツらやな。
 
ただ、この日ホムスタで日本代表が見せたパフォーマンスは、
気合いを入れて手入れした芝に見合うもんじゃなかったと思うけどね。
 
 
日本10ベトナム
 
 
この日の日本のフォーメーションは、6月にテストしてさっぱり機能しなかった、
ザッケローニの代名詞3-4-3。
 
まあ、あれから4カ月経って、少しは連携が向上して、
機能するようになったのかなと思ってたんやけど、
どうやら期待しすぎてたみたいやったね。
 
やっぱりと言うべきか、このフォーメーションってトップ下がいないせいか、
敵陣中央にボールを預けるポイントが無くて、
後ろの選手がなかなか縦にボールを入れられないという場面が多かったね。
 
ただ、前線でボールを収められるCFがいれば、
閉塞感の漂う現状を少しでも打破できるかなと思う。
 
ザッケローニがハーフナーを招集してるのは、
その辺を期待してのものなのかなと思ってるんやけど、
スタメンでチュンソンを使ってるのを見る限り、
ハーフナーは終盤にパワープレーを仕掛ける際のオプションでしかないんかな。
 
 
 
低調な前半を見て、ザッケローニはハーフタイムで選手を4人代え、
憲剛をトップ下に置く、4-2-3-1にシフト。
 
これでちょっとは良くなるかなと思ったけど、
普段、ベンチにいるメンバーが中心のせいか、
どうも連携がギクシャクして、パフォーマンスは上がらず。
 
それどころか、前半は防戦一方だったベトナムが、
日本の攻撃のリズムに慣れてしまい、カウンターから反撃をくらってしまう始末。
 
やっぱり、こういうのを見ると、
遠藤不在がどうのこうのっていう話になってくるんよな。
 
 
 
正直、見所に乏しい試合ではあったけども、途中出場の原口は良かったんじゃないかな。
 
もう少し、周りを使ってもいいかなと思ったけど、
若いうちは、これぐらいのギラギラ感があった方がいいよね。
 
ただ、連携が噛みあわず低調なパフォーマンスに終始するチームを、
個人の力で奮い立たせようとする彼の姿を見て、
A代表でも、浦和でも、原口の仕事って変わらんねんなって、
ちょっとかわいそうに見えてしまったんやけど。
 
 
 
まあ、色々言いたいことはあるけど、あくまでこのベトナム戦はテストマッチ。
 
11日のタジキスタン戦は遠藤も出てくるやろうし、
こんな体たらくな試合にはならない…はず。 
 
 
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2011年10月6日

普通負けるだろっていう試合で完勝してしまった

 
 
ガンバ大阪31ジュビロ磐田
 
 
磐田は駒野1人が代表に取られてるだけなのに対し、
ガンバは、遠藤とイ・グノの2人が代表に召集、加地とスンヨンはケガ、
さらに明神までもがウォーミングアップ中に負傷し、
大ケガ明けの橋本がスクランブルで先発で、メンバー編成はまさに火の車。
 
負けても言い訳できる要素はたくさんあったのに、それでも勝ってしまうなんて、
今年のチームの地力の高さに感服させられた試合やったね。
 
 
 
それでも前半は、早い時間帯にCKから失点するなど、かなり苦戦したね。
 
まあ、試合開始早々にセットプレーで失点するのは、
かつてのガンバの悪癖のひとつやから、しょうがないってのもあるけど、
失点シーンよりも、その失点に繋がるCKを与えたプレーは良くなかった。
 
バックヘッドで藤ヶ谷に戻そうとしたボールが変な所に飛んで、
そのままゴールラインを割ってCKになったんやけど、
あの場面はセーフティに前方にクリアしておいた方が良かった。
 
これからリーグ終盤戦を戦うにあたって、
ああいう軽率なプレーは命取りになる可能性が高いから、気を着けてほしいわ。
 
 
 
攻撃面に関しては、久々の先発出場となった橋本と周囲の息が合わずに、
パスミスを連発したり、右SBに入った高木の動きがイマイチだったり、
なんか、ギクシャクしてるなって感じやったけど、時間が経つにつれて、
試合経験で徐々に修正してしまうあたりが、ベテラン中心のチームの強みやね。
 
前半終了間際に佐々木のミドルシュートで同点に追いつけば、
後半に入ると、磐田の中盤が間延びし始めて、ボールが良く回るようになったね。
 
 
 
これを見て、アキラは平井に代えてアフォンソを投入。
 
この日の平井は、普段より前線からのチェイシングを頑張っていたけど、
ラフィーニャとの息が合ってないのか、本人の意識の問題なのか、
これといったプレーもできずに交代。
 
交代で出てきたアフォンソがいい働きをしただけに、
平井の立場はますます危うくなってきたなと感じるね。
 
そのアフォンソは、前線からの守備も頑張るし、周りも上手く使えるし、
試合に出る度に、どんどん上手くなっている印象を受けるね。
 
この日は、平日のナイトゲームで、天候は雨ということもあって、
4000人という寂しい観客数やったけど、
ラフィーニャの勝ち越しゴールに繋がるアフォンソのスルーパスは、
二川がアフォンソに出したアウトサイドでのスルーパスを並んで、
「金払って見る価値のある」プレーやったと思う。
 
 
 
最後は、那須が「前半のゴールをお返しします」とばかりに、
中澤のポストプレーから自軍のゴールに叩き込んでくれて、3-1で試合終了。
 
ガンバがナビスコ準決勝に進出しました。
 
ACL組は、毎年ナビスコはシードされてるとは言え、
毎年苦戦するのがセオリーなんやけど、鹿島も名古屋も勝ったみたいね。
 
あれ、なんか負けてるチームいるんですけど?
 
トーナメント表見た時、ガンバが磐田に勝って、浦和がセレッソに勝てば、
準決勝で埼スタ行けるかなという気持ちはあったけど、
日曜の試合で浦和を見た感じやと、望み薄かなと思ってただけに、
この組み合わせは予想外やったわ。
 
しかも、浦和はセレッソ相手になかなかの好ゲームをしたらしい。
 
まあ、試合見てないからなんとも言えんけど、
どうやら浦和さんはJ1残留より、ナビスコ優勝の方が大事みたいね。
 
「ナビスコ優勝より、来週の大宮とのリーグ戦の方が大事だよ」と、
浦和に教えてあげるためにも、日曜日は絶対に勝って、決勝進出といきましょう!!
 
 
 
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2011年10月3日

倒さなければいけない赤は浦和じゃない

 
 
橋本が膝の前十字靱帯損傷の大ケガを乗り越え、
ピッチに戻ってきたのと入れ替わるように、
俺の職場の先輩が、駅の階段で転んで膝の前十字靱帯を断裂し、長期休養に突入。
 
そして、本来なら、昨日は万博でガンバの勝利を見届けているはずだった俺が、
ケガした先輩の代わりに休日出勤に駆り出されるという不運。
 
せっかくチケットも取って、20周年記念ユニフォームも買って、
参戦する気満々やったのに、残念な気持ちで一杯やわ。
 
 
ガンバ大阪10浦和レッズ
 
 
まあ、先週の甲府戦と同様に、試合の映像を見てないから何とも言えんのやけど、
残留争いをしているチームに、2週連続で足下をすくわれずによかったわ。
 
なんか、この1週間ぐらい、「20周年、20周年」ってガンバ側だけが盛り上がって、
あんまり対戦相手の事が見えてないような感じがしたから。
 
確か、7月に宇佐美をドイツに送りだした時の神戸戦も、
対戦相手が見えてない感はあったけど、その試合もなんだかんだで勝ったしね。
 
今年は、接待試合に対戦相手がちゃんと付き合ってくれるからありがたいね。
 
 
 
他のガンバサポさんのブログを読む限り、ガンバが良かったと言うより、
浦和が悪すぎたっていう意見の方が多いみたいやね。
 
ACLの準決勝で対戦したのが今から3年前やのに、
たった3年でここまで立ち位置が変わるなんて、思ってもみなかったわ。
 
まあ、それはガンバサポより、浦和サポさんの方が痛感してると思うけど。
 
 
 
かつてはタイトルを獲るために、倒さなければいけない赤は浦和やったけど、
今は名古屋になった感があるよね。
 
その名古屋とは来週、アウェイで対戦。
 
今回の20周年記念試合は、万博に参戦できなかったけど、
瑞穂には問題無く参戦できそうやから、
今シーズンを占う大一番に、是非とも勝利して欲しいね。
 
 
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2011年9月28日

所詮は弱い方ということですわ

 
 
セレッソ大阪16全北現代
 
 
まあ、所詮セレッソやから、そのうち負けるやろなと思ってたけど、
いくらなんでも弱過ぎるやろ。
 
前半はまだ持ち堪えてたけど、
後半に2点目入れられてから、やられ放題やったやんけ。
 
先週の1st legが終わった後のブログで書いたように、
別にセレッソを応援してたわけじゃないけど、
ガンバに勝って次のステージに進んだんやから、もうちょっと根性見せろよって感じ。
 
どれだけの日本人がこの日のセレッソを応援したか知らんけど、
一応日本代表として戦ってんのに、こんなみっともない姿を国際舞台で晒すなよな。
 
 
 
確かに、前半開始直後にキム・ボギョンが鼻骨を砕かれたシーンに象徴されるように、
ラフプレーは多かったけど、韓国とか中国のチームってこんなんやん。
 
彼らのラフプレーを肯定する気はさらさら無いけど、
全北がこういうプレーをしてくることは、事前に予想できたわけやから、
今更、大声を上げて指摘するような問題じゃないと思うし。
 
まあ、そう考えると、ガンバがアジアチャンピオンになった時は、
決勝トーナメントで韓国・中国勢と当たらなかったのはラッキーやったと思うね。
 
 
 
でも、この試合で一番驚いたのは、後半の松木やったな。
 
あんなにおとなしくサッカー観戦できるんやね。
NHKで中継してんのかと錯覚してしまいそうやったわ。
 
 
 
セレッソがACL敗退したことで、JのチームがCWCの出場権を得るためには、
リーグ優勝して、開催国枠での出場を狙うしかなくなりました。
 
とは言っても、残りのリーグ戦をCWCの出場権の為に戦うっていうのは、
ちょっと違うかな。
 
ガンバがACLを制した時も、CWCに出たいっていう気持ちじゃなくて、
純粋にアジアチャンピオンになりたいっていう気持ちの方が強かったと思うしね。
 
だから、Jリーグの優勝チームにCWCの出場権が与えられるっていう風になっても、
純粋にリーグ優勝をしたいっていう気持ちがブレたらアカンと思う。
 
CWCとか、そんなんは一旦横に置いといて、
あの銀皿を天高く掲げることを目標に、1試合1試合戦っていきたいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年9月25日

また西野朗が3バック症候群を発症してしまった

 
 
ガンバ大阪02ヴァンフォーレ甲府
 
 
昨日は仕事だったので、試合を見ることができませんでした。
 
まあ、家帰ってから、録画を見返そうと思ってたんやけど、
結果を知ってしまった以上、そんな気が起こるはずも無く…。
 
せっかく録画してくれたHD君には申し訳ないけど、
この試合の映像は見ずに消去させてもらうわ。
 
 
 
試合を見ていないから、詳しい事は言えんのやけども、
内容を聞く限り、今年もアキラがあの病気を発症してしまったようですな。
 
『突発性3バック症候群』
 
ガンバが困った状況に陥った時に発症するが、
ほとんどの確率でさらに困った状況になってしまうという、
なんとも厄介なウチの監督の持病なんですわ。
 
しかも、今回に関しては、事前に練習もしていなかったせいで、
マークの受け渡しの確認をしている間に失点してしまうという、
首位に立つチームとは思えない、なんとも情けない失態。
 
アキラがこれだけ失敗しても、まだ3バックを攻撃のオプションとして考えてるのは、
2007年のナビスコカップの決勝で上手くいったことに味を占めてるからなんやろうけど、
「あれからもう4年も経ってるんやぞ」って、誰か教えてやってくれ。
 
 
 
あと、ビハインドの状況で平井が投入されたみたいやけど、
この交代もよくわからんよな。
 
今まで、劣勢の状況で平井を投入して、
上手くいった試しなんて無いと思うんやけど。
 
大体、平井がゴールを決める時って、
1点差か2点差でリードしている状況っていうのが多いからね。
 
最近の試合では、アフォンソを優先的に起用してきたのに、
ここに来て平井とは、アキラのベンチメンバーの序列はどうなってんやろ?
 
 
 
マリノスが仙台に負けたことで、勝ち点を引き離すチャンスやったのに、
ホームでこの取りこぼしはあまりにも痛すぎる。
 
次節はアキラの大好きな浦和戦。
 
ガンバの創立20周年記念試合やけど、この試合のように監督がブレてしまうと、
せっかくのメモリアルゲームに泥を塗ってしまうかもしれへん。
 
34節が終わった後に、順位表の一番上にいたいと本気で考えてるんやったら、
これ以上の取りこぼしは絶対に許されへんね。
 
 
 
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2011年9月22日

鳥栖スタジアムで奏でるモノトーン

 
 
21日は、仕事から帰って、
家で晩飯を食いながらU-22の試合を見ようかなと思っていたのに、
台風で電車動かんから家帰れねーでやんの。
 
とりあえず、19時30分まで駅の構内で電車動くの待ってたんやけど、
「今から家帰っても、キックオフの時間に間に合わんよな~」
って思ったので、駅から徒歩1分のスポーツバーで観戦することに。
 
 
こんな台風の日に、スポーツバーで代表の試合を見ようなんて人は少ないのか、
それとも、今のU-22の人気が無いのか知らんけど(後者でないことを祈る)、
50席の店内に客は俺を入れて3人だけという、ほぼ開店休業状態。
 
スポーツバーをほとんど貸し切った気分でサッカー観戦するのも、
悪い気はしなかったけど、やっぱりこういう場に来たからには、
大勢の客と一緒に盛り上がりたいなぁと思ったね。
 
まあ、こんな試合展開じゃ、大勢の客がいても盛り上がりに欠けたと思うけど…。
 
 
日本20マレーシア
 
 
正直、個人のレベルで言えば、スコア以上の差はあった。
 
原口のドリブルはファウル無しでは止められないぐらいやったし、
永井のスピードには、誰も全然ついていけてなかったし、
清武と東の大分ユース時代から培った連携は、相手守備陣を翻弄していた。
 
でも、2点しか獲れなかった。
 
相手GKが当たっていたってのもあるけど、最大の理由は緩急だったと思う。
 
 
 
日本の攻撃を見てると、ほとんど同じリズムで攻め続けてて、
速攻と遅攻を使い分けるような工夫が乏しかった印象を受けたね。
 
前半の早い時間帯は、日本の攻撃にマレーシアがついていけなくて、
先制することができたけど、時計が進むにつれ、
マレーシアが日本の攻撃のリズムに慣れてくると、上手く守られてしまい、
なかなか追加点を奪うことができなかった。
 
ハーフタイムに関塚さんからその辺の指摘があったのか、
後半に入って、緩急をつけようとする試みが垣間見えたけど、
後半14分に永井が投入されてから、
永井を狙ったロングボールが増えて、また単調になってしまった。
 
まあ、U-22だけじゃなく、A代表でも、
遠藤が試合に出てないとこんな感じになることがあるから、
つくづく遠藤の代わりが務まるプレーヤーって日本にいないんやなって思ってしまうわ。
 
 
 
とは言え、このチームの最大のミッションは、五輪の出場権を獲得することやから、
内容云々は抜きにして、結果的に2-0での勝利は合格。
 
グループ4チーム中1位しか五輪へのストレートインができないという、
厳しいレギュレーションやけど、
個人的には2位通過で大陸間プレーオフを戦うのもアリかなと思う。
 
この世代は、U-20W杯の出場を2大会連続で逃していることから、
ガチな国際試合の経験が少ないんよね。
 
だから、このままストレートで本大会に出場しても、
北京の二の舞になる可能性は高いと思う。
 
そう考えると、大陸間プレーオフっていう緊迫感のある試合を経験した方が、
本大会に出場した時に活きるんちゃうかな
…って、そんな事をガラガラのスポーツバーで考えてたんやけどね。
 
 
 
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