2011年5月11日

もどかしさの末にラウンド16

 
 
ガンバ大阪20天津泰達
 
 
TV画面越しでも息苦しくなるような大雨やったから、
現地の観戦環境はそれは酷いもんやったと思うわ。
 
それでも、そんな劣悪なコンディションの中、
ガンバの選手たちの動きは良く、序盤から次々に決定機を作り出してたね。
 
ただ、その決定機を全然ゴールに結び付けられず、
自分達で試合を難しくしてたね。
 
 
 
そんな状況を見かねてか、アキラは後半早々にキム・スンヨンに代えて、
この日ベンチスタートの宇佐美を投入。
 
これでガンバは3バックにしたわけやけど、
困った状況の時に発症する、アキラの突発性3バック症候群は、
さらに困った状況になってしまうことがほとんどなので、
嫌な予感がしたんやけど、この日はこれが的中。
 
まあ、3バックが功を奏したというより、ここ最近の不調により、
スタメンを外されてしまった宇佐美が、この日はキレキレで、
攻撃陣を力強く牽引してくれたのが大きかったね。
 
 
 
ただ、そんな宇佐美の奮闘も実らず、
アドリアーノが独走ドフリーの1対1をGKにぶつけるなどして、
キックオフから70分近く経過しても未だゴールは奪えず。
 
済州とメルボルンの試合で、済州がリードしているとの情報が入り、
最悪のシナリオが頭をよぎり始めた頃にようやく歓喜の瞬間が。
 
アキラの言葉を借りれば、「伝家の宝刀」炸裂。
 
あれだけガンバの選手が束になってゴールを奪いに行って、
割る事ができなかった天津のゴールマウスに、
1人の男の右足から放たれたボールが、かくも鮮やかに吸い込まれて行ってしまうとは…。
 
それまでは、らしくないパスミスを繰り返し、
あれだけあったCKでも精度を欠いたボールを蹴り続け、
「何やってんだよ!」って言わせておきながら、
こういう勝負所では、きちんと仕事をやってのけてしまう。
 
だから、誰も遠藤に文句を言えないんよな…。
 
 
 
後半ロスタイムには、途中出場の平井が奪取したPKを、
宇佐美が決めて2-0とし、試合終了。
 
このPKも遠藤が蹴るのかなと思ったら、キッカーは宇佐美やったね。
 
遠藤本人も言ってたように、ここまで公式戦でゴールの無かった宇佐美を気遣って、
PKを譲ったということやったけど、この試合の宇佐美のプレーは良かったし、
このゴールがキッカケで、状態が上向いてくると良いね。
 
 
 
これでガンバは、グループステージ最終節にして、
ようやくラウンド16への進出が決定。
 
ラウンド16で対戦するのは、あろうことかお隣さん。
 
万博でのダービーは、ここ数年負けてないけど、
同じような状況で一昨年川崎に負けてもうたから、油断は禁物。
 
俺も24日は万博に参戦するので、今年こそはラウンド16の壁を突破してほしいね。
 
 
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