2011年6月1日

この物足りなさはスコアレスドローのせいではない

 
 
日本00ペルー
 
 
前半の日本の低調なパフォーマンスを見てると、
つくづく日本人って真面目なんやなって思ってしまう。
 
この日は、3月のチャリティマッチの時と同様に、
ザッケローニが得意とする3-4-3システムをスタートから採用したけど、
選手が新システムを機能させることにナーバスになりすぎてるような気がしたね。
 
秋からブラジルW杯の予選も始まるし、
戦術のオプションとして3-4-3をテストし続けていくのはいいことやと思うけど、
Jリーグで3-4-3を採用しているクラブなんて俺の知る限り無いし、
海外でプレーしている選手の所属クラブでも同様やろうから、
浸透するには時間が掛かるんとちゃうかな。
 
まあ、システム云々抜きにしても、キリンカップという親善試合要素の強い大会において、
選手もそこまで力を入れてプレーしてるようにも見えなかったし、
低調なパフォーマンスもやむなしっていったところやけども。
 
 
 
後半の頭から、西を本田△に代えて、アジアカップで採用していた、
4-2-3-1にシステムを変更してから、
チームのパフォーマンスが上がったね。
 
ただ、ペルーも一筋縄ではいかない相手。
 
すぐに日本のシステム変更に適応して、日本を土俵の真ん中に押し返したように、
この辺の修正力の高さは、さすが南米のチームやなといったところ。
 
それに、選手交代で若干パフォーマンスが下がった日本に対し、
ペルーは誰が出てきても、チーム力が落ちなかったことを見ると、
来月に行われる南米選手権に向けて、戦術も選手に浸透してて、
いい準備ができてるなと思ったね。
 
そんなペルーを相手に、試合終了間際は押し込まれる展開が続いたけど、
川島の活躍もあって、引き分けに持ち込めたのは及第点やったと思うわ。
 
 
 
個人的に、この試合がそこまで見応えのあるもんじゃなかったと感じるのは、
やっぱり俺がガンバサポで、宇佐美を見たいと思ってたからやと思う。
 
後半、宇佐美がユニフォーム姿でベンチの近くまで走っていくシーンが、
TV画面映った時は、テンションが上がったけど、
なんともタイミングの悪いことに、そのシーンの直後に、
ガンバの先輩である安田が負傷交代してしまい、A代表デビューはお預けに。
 
この試合で代表初キャップを刻む事ができなかったのは残念やけど、
来週のチェコ戦は、日産で観戦予定なので、
そこで宇佐美のA代表デビューを見届けてきたいと思います。
 
 
 
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