2011年6月12日

ジェルソンの魔法は解けたのか

 
 
ガンバ大阪22清水エスパルス
 
 
今年の清水は、昨年までの清水よりも、
ガンバにとって組みやすい相手だったんじゃないかと思う。
 
と、言うのも、長谷川健太が監督をやってた時の清水って、
“これ”っていうチームカラーは無かったけども、
相手の弱点を上手く突いてくるチームっていうイメージがあったんよね。
 
でも、ゴトビが監督になってからの清水は、相手に合わせる戦い方じゃなくて、
自分達のストロングポイントを押し出すサッカーをしているように見える。
 
去年までの清水やったら、ガンバ相手にあんな高いDFラインを敷いてくるワケが無い。
 
ただ、こんな風に真っ向勝負を挑んできてくれる方が、
ガンバは良い試合をする傾向があるし、清水の選手も去年とは対極のサッカースタイルに、
フィットしきれてない部分も見受けられたから、
勝てるチャンスは例年よりも高かったんじゃないかなと思う。
 
それだけに、この引き分けと言う結果は残念やったね。
 
 
 
試合開始直後は、清水のペースやったけど、
この時間帯に失点せずに、CKから先制点を挙げることができたのは、
すごく良かったと思う。
 
去年のガンバが内容に乏しい試合を多くしながらも、
最終的に2位になることができたのは、個人技やコンビネーションで崩せない時、
セットプレーで得点することができたからっていうのもあると思うしね。
 
それにしても、ここ最近、遠藤のCKから全然得点の匂いがしないなと思ってたら、
キッカーが二川に変わった途端、いきなりゴールやもんな。
 
遠藤のキック精度の高さはあえてここで説明するまでも無いけど、
もう他のチームもかなり研究してるやろし、
セットプレーのキッカーは遠藤に丸投げっていう現状は、
再考する必要があるやろうね。
 
 
 
ただ、リードして前半を折り返したところまでは良かったけど、
そんな良い流れをぶち壊しにしたのが、
後半開始直後の藤ヶ谷のボーンヘッド2連発。
 
1失点目の起点は、藤ヶ谷のヘナチョコパンチからやし、
2失点目に関しては、言い訳の余地の無い完全なポジショニングミス。
 
去年はMVP級の活躍を見せた藤ヶ谷やけど、ジェルソンの魔法が解けたのか、
今年はまた2,3年前の藤ヶ谷を見ているような気がする。
 
松代が現役の時には、失点が嵩んでくるとキーパーを代えたりしてたけど、
今年もそういう荒療治が必要になってきてるんじゃないかな。
 
まあ、木村がどれだけできるのかは未知数な部分が多いけども。
 
 
 
その後、宇佐美の個人技で同点に追いついたものの、
結局、勝ち越し点は奪えずに勝ち点1という結果に。
 
後半、決定機を何度か外したアドリアーノに批判の声もあるけど、
今のガンバの攻撃はアドリアーノに依存している部分が多いし、
何より、目に見える結果を残してるだけに、槍玉に挙げるのはなんか違う気がする。
 
やっぱり、失点を減らさないことには、勝ち点も伸びていかないんじゃないかな。
 
まあ、失点が多いとは言っても、この試合は、藤ヶ谷のポカによる失点やし、
前節の川崎戦も憲剛のゴールがすごすぎただけやし、
DFラインが崩壊してるわけじゃないから、難しい問題ではあるねんけども。
 
 
 
次節は、アウェイで仙台戦。
 
俺は参戦するんやけど、平日のデーゲームやから、
多分来る人少ないんやろうな。
 
まあ、少ないなら少ないなりに、
少数精鋭で選手をサポートできるように頑張ってきます。
 
 
 
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