2011年9月2日

3点取っても快勝とは言いにくい

 
 
日本30タイ
 
 
結果だけ見れば、3点取って快勝って感じやったけど、
特に前半あたりは、人数を掛けて守備を固めてくるタイに、
随分てこずったなという印象を受けたね。
 
それと同時に、日本代表って、男子でも女子でも、
引いて守る相手をなかなか崩せないっていう部分は、
良く似てるんやなって思ったけども。
 
 
 
この日のスタメンは、先日の女子W杯を制したメンバーから、中盤を総取っ替え。
 
相手のタイが明らかに格下であることと、
今回のロンドン五輪予選は、過密日程ということもあり、
主力選手のコンディションを考えて、
佐々木監督は、こういう思い切った布陣を敷いてきたんやろうね。
 
まあ、そんなサブ組中心の布陣でも、タイとの実力差は明らかなので、
試合自体は前半から日本のペースで進めることが出来てたけど、
なかなかゴールを奪うことはできなかった。
 
それに、時間が経つにつれ、カウンターからタイにゴールを脅かされる場面も増え、
あまり褒められた前半じゃなかったね。
 
 
 
そんな閉塞感の漂う状況を打破すべく、佐々木監督は、宇津木に代えて
本来使いたくなかったという宮間を投入し、左MFへ。
 
前半から、佐々木監督は、左サイドの連携に問題があると見てたのか、
鮫島や上尾野辺ら左サイドの選手の配置を変えたりしてたけど、
俺にはむしろ、右サイドの高瀬と近賀の縦の連携が全然機能してないように見えたけどね。
 
ただでさえも、引いて守られてスペースが無いのに、
変に自分の持ち味を発揮しようとして、無謀なドリブル突破を試みて、
被カウンターの起点になってしまってる感があったから。
 
勝った今やから言えるけど、宮間と大野の投入のタイミングは、
逆でも良かったんじゃないかなと思う。
 
 
 
後半は、川澄、田中、大野が誘発したオウンゴールで、
日本が3点取って快勝したけど、
やっぱり、主力組とサブ組の実力差に開きがあるのは問題やなと思った。
 
佐々木監督も、過密日程のロンドン五輪予選のことを考えると、
あんまり主力は使いたくなかったやろうから、
格下のタイには、サブ組だけで勝利して欲しかったっていうのが本音やろうね。
 
次戦の韓国戦は、試合結果如何では、
今後の予選の戦い方に、大きく影響してくると思うので、
是非ともW杯で見せた力を発揮して勝利して欲しいなと思います。
 
 
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