2011年9月22日

鳥栖スタジアムで奏でるモノトーン

 
 
21日は、仕事から帰って、
家で晩飯を食いながらU-22の試合を見ようかなと思っていたのに、
台風で電車動かんから家帰れねーでやんの。
 
とりあえず、19時30分まで駅の構内で電車動くの待ってたんやけど、
「今から家帰っても、キックオフの時間に間に合わんよな~」
って思ったので、駅から徒歩1分のスポーツバーで観戦することに。
 
 
こんな台風の日に、スポーツバーで代表の試合を見ようなんて人は少ないのか、
それとも、今のU-22の人気が無いのか知らんけど(後者でないことを祈る)、
50席の店内に客は俺を入れて3人だけという、ほぼ開店休業状態。
 
スポーツバーをほとんど貸し切った気分でサッカー観戦するのも、
悪い気はしなかったけど、やっぱりこういう場に来たからには、
大勢の客と一緒に盛り上がりたいなぁと思ったね。
 
まあ、こんな試合展開じゃ、大勢の客がいても盛り上がりに欠けたと思うけど…。
 
 
日本20マレーシア
 
 
正直、個人のレベルで言えば、スコア以上の差はあった。
 
原口のドリブルはファウル無しでは止められないぐらいやったし、
永井のスピードには、誰も全然ついていけてなかったし、
清武と東の大分ユース時代から培った連携は、相手守備陣を翻弄していた。
 
でも、2点しか獲れなかった。
 
相手GKが当たっていたってのもあるけど、最大の理由は緩急だったと思う。
 
 
 
日本の攻撃を見てると、ほとんど同じリズムで攻め続けてて、
速攻と遅攻を使い分けるような工夫が乏しかった印象を受けたね。
 
前半の早い時間帯は、日本の攻撃にマレーシアがついていけなくて、
先制することができたけど、時計が進むにつれ、
マレーシアが日本の攻撃のリズムに慣れてくると、上手く守られてしまい、
なかなか追加点を奪うことができなかった。
 
ハーフタイムに関塚さんからその辺の指摘があったのか、
後半に入って、緩急をつけようとする試みが垣間見えたけど、
後半14分に永井が投入されてから、
永井を狙ったロングボールが増えて、また単調になってしまった。
 
まあ、U-22だけじゃなく、A代表でも、
遠藤が試合に出てないとこんな感じになることがあるから、
つくづく遠藤の代わりが務まるプレーヤーって日本にいないんやなって思ってしまうわ。
 
 
 
とは言え、このチームの最大のミッションは、五輪の出場権を獲得することやから、
内容云々は抜きにして、結果的に2-0での勝利は合格。
 
グループ4チーム中1位しか五輪へのストレートインができないという、
厳しいレギュレーションやけど、
個人的には2位通過で大陸間プレーオフを戦うのもアリかなと思う。
 
この世代は、U-20W杯の出場を2大会連続で逃していることから、
ガチな国際試合の経験が少ないんよね。
 
だから、このままストレートで本大会に出場しても、
北京の二の舞になる可能性は高いと思う。
 
そう考えると、大陸間プレーオフっていう緊迫感のある試合を経験した方が、
本大会に出場した時に活きるんちゃうかな
…って、そんな事をガラガラのスポーツバーで考えてたんやけどね。
 
 
 
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