2011年11月19日

”魔境”ビッグスワンの魔物は雨雲と共に現れる


 
ビッグスワン行ってきました。
 

“魔境”と呼ばれたこの場所で、ガンバは昨年、一昨年と2連勝中。
 
悪いイメージは払拭できたかに見えたけど、
よく思い出してみると、ビッグスワンでの苦い記憶って、
雨とセットで蘇ってくるような…。
 
そして、この日の天候は雨。
 
悪い予感が当たらない事を祈るばかりやったけども、
こういう予感ほど的中してしまうもんやねんよな。
 
 
ガンバ大阪22アルビレックス新潟
 
 
前線からの積極的なプレスから高い位置でボールを奪い、
シンプルに逆サイドへ展開して守備陣に左右の揺さぶりをかける。
 
山形や長谷川健太時代の清水などが実践してきたガンバ攻略法やけども、
新潟もこのやり方を徹底してくるチームのひとつやね。
 
そして、例によって例のごとく、前半のガンバは、
ボールを前に運べなくて苦しんだけど、新潟のパフォーマンス以上に、
ガンバのパフォーマンスが悪かった印象が強いね。
 
相手が前から来るんやったら、シンプルに最前線のイ・グノを裏へ走らせたり、
藤ヶ谷へ戻して組み立て直すのも手やと思うんやけど、
下手に繋ごうとするから、余計に相手のプレスの餌食になってたように見えたわ。
 
前半は、どっちに転ぶかわからない微妙な判定が、
ほとんどガンバに有利に転んでたから、なんとか助かってたけど、
下手したら前半は1失点どころで済まんかったかもしれんかった。
 
 
 
ハーフタイムに二川と武井に代えて、
スンヨンと佐々木を投入したけど、さほど効果は出ず。
 
それどころか、左SBの藤春に代えてFWの川西を投入し、
3バック気味にした途端、その左サイドを破られクロスから失点。
 
山口もクロスを上げさせないようにもうちょっと頑張って欲しかったし、
ブルーノ・ロペスへのマークもお粗末やった。
 
藤ヶ谷はもうちょっとDF陣に対して怒ってもいいと思うんやけどな。
 
前半からDFのミスで何度もピンチを迎えてるのに、
淡々とプレーしすぎな気がするわ。
 
 
 
試合は残り20分で2点ビハインド。
 
こんな絶体絶命の状況に陥って、ようやく目が覚めたのか、
ここからのガンバの攻撃は、鬼気迫るものがあった。
 
そして、そのガンバの攻撃の終着点として機能したのが、途中出場の川西。
 
後半32分、38分と立て続けにゴールを挙げ、
試合を振り出しに戻すという、獅子奮迅のパフォーマンスを披露。
 
2点ともゴール前の混戦を制してのシュートという、
いかにもCFらしいゴールやったね。
 
平井と違って、ビハインドの状況で投入されても結果を残す勝負強さを備えているし、
この試合で、FWの3番手のポジションを確立した感があるわ。
 
同点に追いついてからのガンバの攻撃も見応えのあるもので、
逆転の期待を抱かせてくれたけど、残念ながらそこまでの力は残されていなく、
痛恨のドローで3位転落となってしまいました。
 
また今シーズンも3位という定位置に落ち着いてしまうのか。
 
こういう勝負所の試合で、こんな試合をするから、
シーズン終了後に、毎年同じような位置にいるんよな。
 
でも、いい加減この連鎖から抜け出したいと思っているのは、
選手とサポーターの総意やろう。
 
日曜日の柏の結果がどうなるかはわからんけど、
来週の仙台戦は是が非でも勝ち点3を上積みして、
日本平へ優勝への望みを繋いで欲しいと思います。
 
 
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