2011年11月28日

毎度のことながら、シリアとの試合は難しい

ロンドン五輪最終予選のグループCで、
グループ首位を争うライバルのシリアとの対戦。
 
FIFAランキングで言えば、日本の方が大幅に上回っているけど、
今年1月のアジアカップ然り、日本がシリアと対戦すると、
苦戦を強いられるイメージがある。
 
この試合も、国立での試合だったとはいえ、
難しい試合になるんとちゃうかなって思ってたんよね。
 
 
日本21シリア
 
 
試合は前半から、どちらかと言えば日本がボールを持ってたけど、
マレーシアやバーレーンと試合した時と違って、
そんなにボールポゼッションで圧倒してたわけじゃなかった。
 
中盤でボールを回されて、ミドルシュートを打たれる場面も多かったしね。
 
試合後にCBの鈴木が言ってたように、
ロングボールを多用してくると読んでいた日本の守備陣は、
低い位置からボールを繋いで攻めてきたシリアの攻撃に、
戸惑っているようにも見えたね。
 
まあ、こういう風に、相手が出方を変えてきた時に、上手い具合に修正できないのは、
若い世代のチームによく見られる悪い傾向ではあるねんけども。
 
 
 
ただ、シリアは、日本に対していかに攻めるかという部分では、
上手くいってたけど、いかに守るかという部分では、
同じようにいってなかったように思えた。
 
特に、解説の岡田さんも指摘してたように、日本がクロスを上げる際に、
ファーサイドの選手を誰も見てないっていう場面が多くて、
前半終了間際の濱田の先制ゴールも、後半の大津の勝ち越しゴールも、
ファーサイドでのヘディングから生まれたものやった。
 
正直、もうちょっとこのパターンから決定機を作れたと思うんやけど、
バーレーン戦の時も思ったけど、左SB比嘉の左足のクロス精度は、
もうちょっとなんとかならんのかな。
 
 
 
後半に同点に追いつかれた展開はいただけなかったけど、
終盤に勝ち越して、勝ち点3を積み上げられたことは大きかったと思う。
 
大津は、ドイツでは満足に出場機会を得られてないけど、
こういう土壇場で勝負強さを発揮できるということは、
厳しい環境でちゃんと自分の能力を高めてるんやなって感心したわ。
 
これで年内の五輪予選の試合は終わりで、
次戦は2月にアウェイに乗り込んで再びシリア戦です。
 
次の試合は、A代表の試合との兼ね合いで今回はメンバーから外れた、
清武や原口らも入ってくるやろうから、
総力戦でここに勝って、ロンドン五輪の出場権を勝ち取って欲しいね。
 
 
 
 
 
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