2011年12月15日

柏はJリーグ代表として立派な試合をした



柏レイソル13サントス



まあ、妥当な結果と言えば、妥当な結果やった。

そして、心無い“自称”サッカー通の人たちは、
「サントスは本気じゃ無かった」とか言って、
柏の健闘を認めようとはしないんやろう。

でも、この日の柏は、Jリーグ代表の名に恥じない、立派な試合をしたと思う。



サントスの選手達が、それほど球際を激しく来なかったせいか、
思っていたよりも柏がボールを持って戦うことができてた。

決定機の数も、両チームとも同じぐらいあったと思うしね。

ただ、CKから酒井がゴールを決めたものの、
柏の選手達は、なかなかゴール前の局面で仕事をさせてもらえなかったね。

工藤や澤が決定機を決めてれば、もうちょっと白熱した展開になったと思うし、
特に、澤のシュートシーンに関しては、北嶋が上手くニアで潰れて、
フリーになったんやから、確実に決めて欲しかったところやったけども。

それに対しサントスは、攻守の両方に於いて勝負所をおさえてたから、
こういう試合巧者ぶりは、さすが南米のチームやなって思ったね。



それにしても、サントスのゴールは3点ともゴラッソやった。

特に、シュートフェイントからの左足ミドルでゴールネットを揺らした、
1点目のネイマールのシュートは、ブラジルの至宝の名に恥じない、
スーパーゴールやったし、2点目のボルジェスのシュートも、あの細かいステップから、
あれだけ強烈なシュートを打てる身体能力の高さに驚いた。

メディアは、1点目のネイマールのゴールを大きく扱ってるけど、
個人的に、あのネイマールのゴールと同じくらいすごいと思っているのが、
3点目のダニーロのFK。

何が巧かったって言うと、あのFKはノーバウンドでゴールを狙っていたら、
良くてもサイドネットに当たるぐらいしか曲がらんかったと思うんやけど、
横回転のかかったボールをゴール前でワンバウンドさせたことによって、
急激に曲がってゴールマウスに向かっていったって感じやった。

ネイマールの派手なテクニックに比べれば、地味なプレーやけど、
こういう難しいプレーを普通にやってのける技術の高さに舌を巻いたね。



この結果、柏は3位決定戦に回ることになった。

でも、ガンバのサポーターが3年前のこの大会でマンUと試合した事を、
クラブの中の歴史を語る上で、欠かせないものとしているように、
柏のサポーターにとってこのサントス戦は、
何年、何十年も語り継がれていくものになったと思う。

とは言え、3位決定戦で負けたらなんとなく締まりが悪いから、
レアンドロ・ドミンゲスと栗澤が累積警告で出場停止で、
厳しい試合になるとは思うけど、勝って3位で大会を終えて欲しいね。















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