2012年9月2日

どうやら少しの間、ガンバが強くなった夢を見ていたようだ



ガンバ大阪14サガン鳥栖


レアンドロの負傷欠場の影響が心配されたけど、
もし、この試合にレアンドロが出場していたとしても、
前半2分に先制点を献上して、早々に裏のスペースを消されてしまっては、
なかなかこじ開けるのは難しかったんとちゃうかな。

ましてや、相手はここまでリーグ最少失点と、
堅守が自慢の鳥栖なわけやし。

それでも、レアンドロがいたら2点ぐらいは奪えたかもしれへんけど、
4失点も喫してたら、どのみち勝てる試合も勝てんわ。

ここ2試合、守備陣はあまり仕事が無かったせいで、
気が緩んでたんやろうか。

リーグ戦ここ5試合負け無しと、復調傾向にあるガンバの、
実力が本物かどうか試す、試金石のような試合やったと思うけど、
ガンバの守備の脆さを再認識する試合になってしまったね。



ここ最近好調やった攻撃陣が、この日は振るわなかった要因として、
なかなか効果的な縦パスが入らなかったっていうのが挙げられると思う。

こういう、鳥栖みたいなフィジカルを生かして、
球際を激しく戦ってくるチームが相手やと、くさびのパスを入れても、
すぐに潰されてしまうから、なかなか思い切って前線にボールを入れられないんよね。

かと言って、裏のスペースを使おうにも、前半早々に失点してしまったせいで、
鳥栖がDFラインを低めに設定して、裏のスペースをケアしているもんだから、
効果的な裏へのパスも通らないといった感じやった。

この状況に、一番持ち味を消されてしまったのが二川で、
たまにボールを受けて前を向いても、出し所が無くて、すぐに潰されるの繰り返し。

いつも、後半に二川を下げると、松波に対して「何で?」って、思う事が多いけど、
この日の、二川を下げて家長投入は妥当で、むしろ遅すぎると感じたぐらいやった。

もっと言えば、フィジカルが強くて、鳥栖に対して球際で対抗できる、
家長を先発で使ってもいいんじゃないかと思ったけど、
松波も前半2分で失点するなんて思って無かったんやろうな。



守備陣に関しては、言わずもがな。

中澤に散々見せられてきた、ボールウォッチャーになってマークを見失うという芸当を、
この日は丹羽が何度も披露してくれたわ。

あと、向こうの作戦やったと思うんやけど、豊田が、藤春のところに流れて、
ミスマッチを生かしてボールを受けるシーンが多かったんやけど、
それに対して、何も対策を講じなかったのが不満やね。

その結果が、左サイドからのクロスに、
大外で待ち構えていた豊田に決められた、3点目のシーンやったと思うわ。

こういう時こそ、金正也を投入して、今野を左SBにスライドさせるっていう、
松波の大好きな選手交代をしても良かったんじゃないかな。



まあ、藤田の素晴らしいFKが決まって、
遠藤の素晴らしいFKがポストを叩いた時点で、
この日はガンバの日じゃないなっていうのがなんとなく察してたから、
切り替えて、次の新潟戦頑張るしか無いね。

公式HPでもレアンドロのケガの程度が発表されてないから、
新潟戦に出場できるかどうかはわからないけど、
幸い、代表戦のスケジュールの関係で、新潟戦まで2週間空くから、
その間、無理せず治療に専念して欲しい。

その中断期間には、天皇杯の2回戦も予定されてるから、
普段、出場機会に恵まれてない選手は、ここでアピールして、
J1残留に向けての戦力として名乗りを挙げて欲しいね。




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