2013年1月1日

負けて欲しかったわけじゃないけど、これで良かったのかもしれない



明けましておめでとうございます。
今年も弊ブログをよろしくお願いします。


ガンバ大阪01柏レイソル


降格が決まった時のブログで、我々は謙虚にならなければならないって、
偉そうな事書いたくせに、天皇杯の決勝まで勝ち進んだせいで、
また勘違いしてたみたいやな、俺は。

ACLだのクラブW杯だの、
まだ何も勝ち取ってないのに、色んな想像膨らませてたんよな。

もしかしたら、この敗北は、
そんなガンバサポーターに対する戒めやったのかもしれへん。

おかげで、自分が声援を送っているチームは、
来季J2を戦う弱いチームなんやなって、地に足がついた感じがするわ。

ただ、降格の傷が癒えていない状態での戦いだったのにも関わらず、
この10日間、夢を見させてくれたガンバの選手達には、本当に感謝したいね。



試合は、序盤こそ優勢に試合を進める事ができていたけど、
その時間帯に先制する事ができず、
逆にセットプレーから失点してしまうという、よくある展開。

失点後は、柏がリトリートして、カウンター狙いに切り替えたこともあって、
敵陣にスペースが無い状況で、柏の守備ブロックの外を舐めるようなボール回しに終始。

終盤にはパワープレーに出るけども、
高さの無いガンバがそんなんで状況を打開できるわけも無く、
のらりくらりと時間を使われて逃げ切られてしまった。

ただ、不振を極めた今季を象徴する試合という感じでは無くて、
西野監督の下、好成績を残していた時期でも何度も目の当たりにした、
ある意味ガンバらしい負け方だった。

もし、タイトルを意識するあまり、引いてカウンターという弱腰な戦術を採用し、
その結果負けてしまったら、それはそれで救えない気持ちになってたやろうから、
変な言い方になるけど、これはこれで納得できる敗戦やったと思う。


対岸で歓喜に沸く柏のサポーターを見て、
正直、「悔しい」っていう感情がこみ上げてきたけど、
もしかしたら、4年前は柏のサポーターが同じような気持ちで、
ガンバのサポーターの事を眺めていたのかなと思った。

彼らは、二度のJ2降格など、悔しい出来事を乗り越えて、
今日の天皇杯制覇や、昨季のリーグ制覇を成し遂げたわけやから、
苦しい時期があった分、喜びもひとしおやろうなと思う。

ガンバが、今、直面している苦しい時期を乗り越えて、またタイトルを獲得出来たら、
そのタイトルは今まで獲得したどのタイトルよりも嬉しいかもしれへん。

その時が、そう遠くない将来に訪れる事を、俺は信じています。

柏や広島に出来た事がガンバにできないとは思えないしね。




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