2013年7月14日

フクアリで負った傷は一週間では癒えなかったようだ



ガンバ大阪11ギラヴァンツ北九州


前節、千葉に完敗した事を受けて、明らかになった課題をどのように修正し、
20日に控える神戸との首位攻防戦に臨むのかという位置付けの試合のはずが、
蓋を開けてみれば、あまりにも体たらくな試合だった。



試合開始直後からボールを支配し、試合の主導権を握ったのはガンバやったけど、
効果的な縦パスが入らず、後ろで回している時間が長く、
どちらかというと、持たされているという印象に近かったね。

そんな事をしているうちに、
北九州の選手のミドルシュートが藤ヶ谷を強襲し、CKを得ると、
そのCKが直接ガンバのゴールに吸い込まれ、先制点を献上。

・・・と、思いきや、これは藤ヶ谷へのファウルでノーゴールという判定に。

でも、VTRを見ると、藤ヶ谷が足を滑らせて勝手に転んだだけで、
誰のファウルでも無いのは明らかやったから、
北九州の選手は審判にキレてもいいレベルの誤審やったと思うわ。

そんな事があると、今度は逆にガンバにチャンスがあるというもの。

阿部のパスを北九州の選手がスライディングでクリアを試みるも、これをミス。

ルーズボールが岡崎の前にこぼれると、
これを落ち着いて決めて、ガンバが先制する事に成功したね。

二川の代わりに先発出場し、ゴールという結果を残して、
健太さんの期待に応えたかのように見えた岡崎やったけど、
後半、川西の折り返しからの絶好の得点機を空振りでフイにしたプレーで、
評価が相殺された感は否めないね。



1点リードで前半を折り返し、迎えた後半も、
ガンバがボールを持つ時間が長いけど、なかなかチャンスが作れないという、
前半と同じような状況。

スペースを消されて効果的なプレーができなかった平井に代えて川西を投入するも、
さしたる効果は出ず、まだ見ぬロチャへの期待が膨らむ結果になってしまった。

アウェイで対戦した時と同じように、1点リードでなんとか逃げ切れればと思ってたら、
縦パス一発で抜け出した北九州の選手を、藤春が倒してPKを献上。

藤ヶ谷がもうちょっと早めに飛び出してクリアして欲しかったけど、
そんな事ができるはずもなく、かと言ってPKを止められるはずも無く、
成されるがままに同点に追いつかれてしまった。

これを見て、健太さんは二川を投入。

オ・ジェソクのクロスをジャンピングボレーで狙ってクロスバーに当てるという、
惜しいシーンはあったものの、結局、見せ場らしい見せ場はこれぐらいだった。

最後の5分ぐらいは、できもしないパワープレーに終始し、
ホームで20位のチーム相手に勝ち点2を落とす、痛恨の結果になってしまった。



不安定なプレーに終始した藤ヶ谷や、
加地の穴を埋めたとは到底言い難いオ・ジェソクなど、
不満のある選手は何人かいるけど、
個人的に、この試合で一番酷かったのは遠藤やと思う。

軽率なパスミスやトラップミス、セットプレーのキックの精度など、
省エネを通り越して、ほとんどスリープモードでプレーしていた印象やったわ。

6月の代表戦の疲れが残っているのか、
コンフェデで対戦したブラジルやイタリアと、J2のチームのレベルの差に、
モチベーションが上がらないのか、原因は知らないけど、
ガンバのJ1昇格はまだ決定していないので、
もうちょっとやる気を出してプレーしてもらえないでしょうかね。



次戦は、首位ガンバに勝ち点差無しの2位につける神戸を、ホーム迎えての首位攻防戦。

前回の対戦では、アウェイで完敗を喫してしまったので、
万博では何としても勝利を収めたいね。

この試合から、ロチャと宇佐美の出場が可能になるので、
2人のプレーにも期待したいところやね。



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