2013年8月18日

札幌相手に暑さがガンバの味方をしたとは言えない



ガンバ大阪30コンサドーレ札幌


今季のこれまでの戦いぶりを考えると、
前半が低調で、後半になって内容が良くなるっていう試合は、
珍しいのではないだろうか。

「ガンバは夏場に強い」って言われていた頃は、
前半はパスワークで相手を走らせ、
運動量が落ちた後半に仕留めるっていう試合を得意としていたから、
尻上がりに調子が良くなる展開は何度も目にしていたけど、
この試合に関して言えば、このパターンは当てはまらないね。

パスワークで相手を走らせるどころか、
札幌の運動量に押されて自陣に押し込まれ、
いざマイボールになっても、運動量不足でテンポが上がらず、
中途半端な横パスをカットされてカウンターを食らう始末。

クロスバーを叩いた岡崎のミドルシュートはあったものの、
終始、札幌が優勢の前半やったね。



後半の入りも札幌のペースやったけど、
ペナルティエリア付近でロチャがファウルを受け、セットプレーを獲得すると、
遠藤のFKに中央で合わせたのは西野。

なかなか取れそうで取れなかったプロ初得点が、
苦しい試合を続けるチームを助ける、値千金の先制ゴールとなったね。

西野の先制ゴールから3分後には、宇佐美が個人技からゴールネットを射抜き、
ここまでの劣勢が、瞬く間に2点リードへ。

それにしても、宇佐美のあのゴールはボールを受けた瞬間に、
ゴールまでの道筋が見えていたかのようやったね。

この2点で札幌の選手の気持ちが折れてしまったようで、
これまでの勢いはトーンダウン。

そんな札幌を尻目に、ロチャが途中出場の二川のクロスから得点し、
3-0として試合を決定づけたね。

それにしてもロチャは、クロスを合わせる技術もさることながら、
後ろに下がりながらのヘディングで、
逆サイドのサイドネットにあのスピードのシュートを打てるなんて、
どんな首筋と背筋をしているのだろうか。



ベトナムの英雄がプレーする姿を見る事ができなかったのは残念やったけど、
フェホの規格外の高さと、ガタイに似合わない足の速さは、
相手の選手ながら楽しんで見る事ができたわ。

これで20歳とかやったら、
将来、フッキみたいに欧州で活躍する選手になるのではと思ったけど、
もう28歳やから、さすがにそこまで伸びしろはないか。

もうちょっと足下のテクニックが洗練されれば面白いなと思うんやけど、
なんか、そういう意味では、ちょっと残念な選手やわ。



ガンバが勝ち、神戸、千葉、京都、長崎が負けた事で、
ガンバの首位の座は一層堅いものなったね。

なんか、じわじわと徳島が順位を上げてきているのが気になるところやけども。

次節はアウェイで鳥取と対戦。

J2の順位表では下から2番目の21位に位置している鳥取やけど、
前回の対戦では万博でよもやの大苦戦を強いられた相手だけに、油断は禁物やね。

鳥取戦と、横浜FC戦は2試合連続で現地参戦するので、
猛暑の中頑張る選手を、後押ししてきたいと思います。



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