2014年5月28日

最少得点差で負けたのが不幸中の幸いだった



ガンバ大阪01ベガルタ仙台


鹿島、FC東京に連勝したとはいえ、
2試合の内容はさほど芳しくなかったから、
こういうしょっぱい試合になってしまった事にさほど驚きは無い。

他のチームの勝ち点や得失点差を鑑みると、
決勝トーナメント進出はほぼ決まりと言っても差支えないやろうけど、
この試合で勝って決めたかったっていうのが本音やわ。

ただ、25分を残して丹羽を投入し、逃げ切りを図るようなチキン采配で、
決勝トーナメントを勝ち上がれる気がしないっていうのも本音やけど。



前節、宇佐美が大活躍した事で、
仙台のディフェンスは、案の定、宇佐美を激しくマークしてきたけど、
その分、2トップを組んだリンスに、
スペースのあるところでボールを触る機会が多く訪れていたね。

宇佐美ほどのインパクトは無かったものの、
リンスも、前節、途中出場で良い動きをしていたから、
この試合では結構期待していたんやけど、相変わらず決定力は無いし、
ドリブルも、ボールと足が離れすぎてて簡単にボールを奪われてしまうしで、
結局、僕らが知ってるいつものリンスやった。

開幕当初と比べて、球離れは随分良くなったけど、
フィットするまでまだまだ時間は掛かりそうな感じやね。

そんなリンスの状況を見かねてか、長谷川監督は、
前半終了間際にリンスを下げて岡崎を投入し、
ボランチで先発していた倉田をトップの位置に上げたね。

ところが、これはこれでビルドアップがままならなくなるという、
悪循環を生みだしてしまった。

リンスのパフォーマンスは良くなかったけど、別に前半で代える事もなかったと思うし、
リンス代えるにしても、機能しているボランチ倉田には手をつけずに、
シンプルに小川を投入しても良かったんじゃないだろうか。

まあ、小川では心許ない感じがしなくもないけど、
ナビスコカップのグループリーグの最初の3試合では、
ユースの選手を積極的に登用したりもしていたんやし。



ディフェンスに関して言えば、失点シーンのところ以外でも、
クロスボールに対して、中の選手をフリーにするシーンが多く目についたね。

この日の仙台は、反町監督がガンバに対してよくやってくるような、
高い位置で左右に揺さぶってから中央に入れてくるっていうのをやってきたから、
いつも以上にそのウィークポイントを露呈させられた感じがするね。

まあ、仙台の決定力不足や、東口の好セーブで大事には至らなかったけど、
一歩間違えば、大量失点で決勝トーナメント進出に黄色信号が灯るところやった。

中断期間で岩下兄貴の下、きちんと修正して欲しいと思う。



ガンバは6月1日のグループリーグ最終節は試合が無いので、
ここから2ヶ月近い中断期間に突入。

負けて中断期間に入ってしまったので、なんとなく後味が悪いけど、
W杯に向けて、徐々に気持ちを盛り上げていくとしますかね。




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