2014年5月6日

役者が揃ったところで仕切り直しといきますか



ガンバ大阪30徳島ヴォルティス


相手が徳島だったからと言ってしまえばそれまでな話やし、
この勝利で長谷川監督に対して抱いていた不信感のようなものが晴れたとは思わない。

でも、ここ最近、ネガティヴな雰囲気のブログばかり書いていて、
正直、気分が萎えていたので、
今回は、せっかくの勝利にいちいち難癖付けるのはやめて、
ストレスフリーで試合を振り返ろうと思う。



この日の最大のトピックスと言えば、
宇佐美が戦列復帰後、初めてスタメンに名前を連ねた事やね。

戦列復帰してからの3試合は全て途中出場やったけど、
どの試合も今一つのパフォーマンスで、
マリノス戦に至っては、イージーなシュートミスもあり、
まだ本調子には遠いのかなという印象やった。

ただ、この日は、1トップのポジションでゴールを狙うだけでなく、
サイドに流れてボールをキープしたり、
中盤に下りてきてボールを受けて逆サイドに展開したりと、
まだ本調子ではないと言いつつも、調子の上がらない攻撃陣を力強く牽引してくれたね。

そして、前半終了間際の先制ゴール。

自陣でしっかりと守備ブロックを敷き、
球際を激しく来ていた徳島の守備陣相手に、ボールは支配するものの、
なかなかアタッキングサードまで持ち込めないという時間が長かったけど、
遠藤→二川→今野とワンタッチでパスが繋がり、
左サイドを抜け出した藤春のクロスにニアへ飛び込んで合わせた作品。

崩しも見事やったけど、一度、ファーへ動くと見せかけてニアへ飛び込んだ動きからは、
オフザボールに難があると言われていた、かつての宇佐美の姿は微塵も感じられなくて、
随分ストライカーらしくなったなと思ったね。



前半をリードして折り返すことができたけど、
後半の入りは、前掛かりになった徳島にペースを握られてしまったね。

CKからヒヤリとするシーンを作られたけど、
ここは東口のビッグセーブで凌ぐことができた。

もし同点に追いつかれていたら、
徳島にそのままの勢いで押し込まれていた可能性もあるので、
徳島の勢いを断つ意味でも、この東口のプレーはすごく大きかった。

そしてもう一度試合のペースをガンバに引き戻すと、
途中出場の阿部がペナルティエリア内で二川の落としを受け、
ニアの天井を豪快に撃ち抜いて、2-0。

これで試合の大勢は決したね。

試合終了間際には、
今季、ここまで調子の上がらない倉田にも初ゴールが生まれ、3-0で試合終了。

連敗を3で止め、4試合ぶりの勝ち点3を獲得しました。



宇佐美、倉田といった、この試合のスコアラーを見ると、
いよいよ役者が揃ってきたかなという印象を受けるけど、
ゴールこそ無かったものの、この試合のMOMは、二川だったと思う。

前半、1点目の左サイドの崩しに絡むだけでなく、
後半は、2点目、3点目のゴールをアシスト。

久々にガンバの10番たるプレーを見せつけてくれた。

大森や阿部のような若い選手の躍動も見ていて楽しいけど、
二川の活躍は、見ている者に「やっぱ違うな」と思わせる、
ワンランク上の楽しみを与えてくれるね。

キャリアの晩年に差し掛かっている二川やけど、
まだまだピッチの上で見たい選手やなって再認識させられたわ。



次節はアウェイで名古屋と対戦。

ケガ人続出で大変そうだなと思ってたら、
ここに来て、セレッソと鹿島相手に連勝を飾っているという、
調子が良いんだか悪いんだかよくわからない名古屋。

そして、一昨年のアウェイ神戸戦で味わった、
相手ベンチに西野朗が座っているという違和感とも戦わないといけない。

どっちにしろ難しい試合になる事は間違いないね。

大型連休の最後の試合を勝利で飾れるように、
土曜日は豊田スタジアムで頑張って応援してきます。




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