2014年7月19日

省エネで勝ったので、水曜日の試合で疲労を言い訳にするのは許しません



ガンバ大阪20ヴァンフォーレ甲府


無駄に失点したり、無駄に手数を掛けたりと、
何かと非効率な事が好きなガンバさんですが、
この日は3本のシュートで2点取って勝つという、
なんとも効率の良いことをしてしまいました。

まあ、無駄なパスミスも多かったけどね。



宇佐美の見事なシュートはこれまでに何度も見てきてるけど、
今回のやつは若干テイストが違うかった。

今までにも何回か、同じような状況で、
ループシュートを試みてるのを見たことがあったけど、
いつも手前にいるDFに引っ掛けてたから、
ようやく思い通りの形でゴールを決めることができて、
本人も嬉しいんじゃないだろうか。

2点目の倉田のゴールに関しては、まさに生粋のストライカーのそれやった。

先週の天皇杯でハットトリックを達成し、
今節もゴラッソを決めて、ノッてきたなと思わせておいてからの、
次節、累積警告で出場停止。

相手選手のユニフォームを掴むのはダメやけど、
天皇杯で掴んだと思われる得点感覚は、今後も手放さないでほしいね。



素晴らしい2ゴールで勝利した事で、うやむやになりそうやけど、
今後の課題になりそうな事がいくつもあったのも事実。

この日は、岩下、西野のCBだったこともあって、
DFラインは終始低めだったのにも関わらず、
ボランチの遠藤と今野が揃って前に出たがるせいで、
ただでさえもスカスカのバイタルエリアが更にスカスカになって、
そこを甲府のクリスチアーノとジウシーニョに使われて、
甲府に押し込まれるっていう展開が多かったように思う。

ただ、甲府に決定力のあるストライカーがいなかったから、
それらのピンチが失点に繋がらなかった感じはあったね。



DFラインの話を続ければ、先週の天皇杯に引き続き、
膝のケガの癒えない藤春に代わって、左SBにオ・ジェソクが入ったけど、
いかんせん、前にいる大森との連携が悪過ぎてパス交換でミスを連発してたね。

右をやることが多かったから、視界が変わってやりにくいのかなと思ってたけど、
よくよく考えたら、韓国のクラブチームでは、ずっと左SBをやってた選手なんよな。

個人的には買ってる選手なので、
左右両サイド、遜色無くこなせるようになってほしいなと思う。



最後に、新加入のパトリック。

宇佐美との交代で、加入早々に出場機会を得ることができたけど、
こちらは、開幕戦でのリンスを思わせるようなフィット感の無さ。

名前を出したリンスも未だにフィットしきれていないところがあるし、
2人がフィットするのを待っている間にシーズンが終わりそうな気がする。

まあ、そうならんことを祈るけど、
もしそうなった場合の責任って強化部が取るって事でいいの?



次節は中3日でホーム清水戦。

倉田が累積警告で不在になるけど、この試合の終盤の選手起用を見て、
宇佐美と遠藤の2トップ、今野と内田のダブルボランチで、
この状況を乗り切ろうとしている意図が見えたのは俺だけだろうか。

あんまり上手くいきそうな気がしないけど、
その布陣で清水戦を戦うって決まったわけじゃないし、
今から心配しててもしょうがないよね。

甲府に勝利した事で、降格圏を抜け出し、13位に浮上。

相変わらず順位表の真ん中のあたりは大混雑しているので、
この調子で勝ち点を積み上げて、順位を上げて行って欲しいね。



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