2014年8月10日

残念、そこは東口だ



大宮行ってきました。



ガンバ大阪20大宮アルディージャ


試合前に降っていた雨も、試合が始まる頃にはすっかり止み、
雨上がりの涼しげな風が吹く中行われた、この試合。

序盤からお互いに相手ゴールを脅かす展開が多く、
前節のマリノス戦のような塩分濃度高めの試合展開とは打って変って、
オープンな打ち合いの様相を呈していたね。

リーグ再開後の連勝の原動力でもあるDF陣を以ってしても、
強烈な東欧系2トップに、抜群のキープ力を誇る家長が絡むと、
ゴールマウスを何度か脅かされるのも致し方無い話。

そんな大宮のオフェンス陣の前に立ちはだかったのは、
我らが守護神、東口順昭。

神懸かり的なスーパーセーブを連発してピンチをことごとく凌ぎ、
この日のガンバのゴールマウスを破るのは容易じゃないぞと、
大宮陣営に圧力を掛けるには十分すぎるパフォーマンスやった。

個人的に、東口がシュートをセーブした後、
「そんなシュート、どうってことないぜ」って感じの雰囲気を出すのが好き。

ピンチの場面でもあれだけ堂々とプレーされると、
相手のFWにもプレッシャーを掛けられるからね。

あと、ボールをキャッチした後、
すぐに出し所を探して、相手に息をつかせるヒマを与えなかったり、
押されている時間帯では有効的に時間を使ったりと、
相手との駆け引きがとても上手い。

ケガが多いのが不安要素ではあったけど、
ガンバに来てからは、開幕から全試合フル出場中やし、
今のところその心配は無さそう。

改めてガンバに戻って来てくれた事に感謝やね。



東口だけではなく、大宮のGKの江角もこの日は好調で、
なかなかゴールマウスを破れずにいたガンバやったけど、
前半27分に、もはやガンバの強力な武器と化したセットプレーから得点。

1点リードで前半を折り返すと、
相手の41番の真似をしていたのか知らんけど、前半、試合から消えていた宇佐美が、
後半6分にニアの天井をぶち抜く豪快なシュートを決めて2-0。

サッカーは2点リードが一番危険と言われることも多いので、
本音を言えば、あと1点欲しかったという気持ちもあったけど、
今の大宮相手には、このリードで十分やったね。

報道で伝え聞く限りでしか大宮のチーム事情は知らないけど、
2失点目を喫してからの大宮の選手達の戦意喪失ぶりを見てると、
上手くいってないっていうのは明らか。

前半見せていたようなサッカーを続ければ、
同点に追いつけるチャンスもあったように思うんだけども。

ただ、そんな低調な大宮のパフォーマンスに合わせてしまったのか、
時間が経つにつれてガンバ選手のプレーも、
ヒールでのワンツーやら、無謀なドリブル突破やら、
複数のパスコースがある中で一番難しいコースを狙うやら、
なんか、選手それぞれの自己満足的なプレーが増えて、
全体的に軽いというか雑な試合になってしまったのが残念やったかな。

上位陣との対戦になると、
こういった部分が詰めの甘さとして露呈する可能性もあるから、
試合の大勢が決した後でも、気を抜かずに試合をしてほしいわ。


関東アウェイで1年2ヶ月ぶりの勝利を飾り、実に8年振りの5連勝。

順位も5位まで浮上し、暫定で首位と勝ち点7差と、
優勝争いに食い込めそうなところまでジャンプアップしてきたね。

次節は降格圏にいる名古屋が相手やけど、
今節と同様に、とりこぼさずに確実に勝ち点3を取りにいきたいところ。

そして、次回参戦予定の甲府で、
クラブ新記録となる、7連勝を目の前で目撃できれば最高のシナリオ。

いや~、次の週末がこんなに楽しみなんていつ振りだろうか。



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