2014年8月24日

目には目をゴールにはゴールを



甲府行ってきました。

遠征のお目当ての一つであった金精軒の水信玄餅が目の前で売り切れるわ、
甲府駅から小瀬スポーツ公園行きの路線バスが1日3本程度しか無く、
南甲府駅から30分ぐらい歩くという、ガイドにも載っていない方法で、
スタジアムを目指すことになるわで、
正午過ぎの時点で既に残念な遠征になりそうな雰囲気。

ただ、メインディッシュである、Jリーグの試合でガンバの勝利が見られれば、
そんな鬱屈したムードを吹き飛ばせるんじゃないかと思ってたんやけど、
こちらも上手くいかず、結果的にかなりしょっぱい遠征になってしまいました。




ガンバ大阪33ヴァンフォーレ甲府


なんというか、よく引き分けに持ち込めたよなというのが率直な感想。

石原と阿部のゴールは、ブロックに行った足にボールが当たってコースが変わり、
東口の手の届かないところへ飛んでゴールに入るというアンラッキーなものやったし、
山本のゴールに至っては、鹿島の西が決めた、CKからのゴールが無かったら、
年間ベストゴールに選ばれてもおかしくないゴラッソやった。

まあ、宇佐美の同点ゴールも十分にゴラッソやったと思うけど、
これぐらいのシュートやったら、彼は年に数本決めるから、
特別驚きはなかったけども。

丹羽と明神を投入し、逃げ切り態勢に入ったところから逆転を許したとあって、
采配ミスを咎めたくもなるけど、この試合に関しては、いくつかの不運と、
甲府の選手が普段の実力以上のプレーをしたのが重なったものやから、
誰かを特別責めようとは思わないかな。

このスタジアムとの相性の悪さは気になるところであるけど、
たまにはこんな試合もあるさって感じで、割り切って次の試合に臨むしかないやろね。



とは言え、前半のガンバは低調な出来だった。

甲府のような守備のブロックをしっかり作って守ってくる相手に、
早い時間に先制点を与えると、
こういう展開になるのは必然的なものかもしれない。

低めに設定されたDFラインに、パトリックの裏への抜け出しは封殺され、
宇佐美もマークが厳しくて、なかなか仕事をさせてもらえないという、
先週の名古屋戦の続きを見ているような試合展開やった。

この試合では、故障の阿部に代わって岡崎が入ったけど、
右にいれば米倉と合わず、左にいれば藤春と合わず、
挙句の果てには不必要なイエローカードまで貰ってしまい、
ハーフタイムで二川と交代になってしまった。

岡崎を使うなとまでは言わないけど、内田達也と同様に、
昨シーズンから出場機会を与えてもらってるんやから、
もっと伸びてきてもらわないとチームの将来を考えると困る。

二川が入った後半から、ガンバが攻勢に転じる場面が増えたけど、
いつまでも二川に頼ってばかりじゃいられないわけやしさ。


試合は結局、後半ロスタイムに倉田が同点ゴールを決め、
なんとか勝ち点1を獲得する事に成功。

敗色濃厚なムードを打開したのは、なんとパワープレー。

長い事ガンバの試合を見てきているけど、
パワープレーが成功したのなんて初めて見たわ。

研究されて、徐々にパフォーマンスが落ちてきているパトリックやけど、
こういうところで存在価値を発揮できれば、
まだガンバにとって大きな武器であり続けてくれるやろうと思う。



次節は万博で新潟と対戦。

先週の名古屋戦から、崩されてもいないところからの失点が続いていて、
どうも流れが悪いけど、そんな連鎖をここで断ち切って欲しいね。

過密日程の9月を勢いよく迎えられるように、
8月を勝利で締め括ってくれる事を期待しています。



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