2015年1月14日

さて、またアジアの頂に登るとしますかね



日本40パレスチナ


アジアカップ連覇を目指す日本の初戦。

試合後、普段の代表戦以上にこの試合についてのニュースがメディアに取り上げられ、
メディアの期待度の高さが窺えたけど、
試合後にインタビューを受けた本田が、
母校の星稜高校の選手権優勝について尋ねられた際、
「今日はそっちでしょ」と答えたように、この日は、僕の心もこっちではなかった。

と、言うわけで、この試合は録画観戦です。



まあ、流して戦っても勝てる相手だとは思っていたので、結果に関しては妥当。

ただ、試合内容や実力云々抜きにして、
国内情勢が不安定なパレスチナという国が、
こういった大きなスポーツの国際大会に参加するということ自体、
素晴らしいことであることを改めて認識しなければならない。

この後対戦する、ヨルダンとイラクもパレスチナにとって格上の相手ではあるけど、
苦しい生活を強いられている母国の国民を勇気づけるためにも、
誇り高く戦って欲しいね。



戦前の報道通り、所属のドルトムントでもパフォーマンスの上がらない香川を、
インサイドハーフで起用してきたアギーレ。

これにより、香川、遠藤、長谷部という、
守備面で目を覆いたくなるようなトライアングルが完成されてしまったけど、
さすがにパレスチナ相手では、守備面の不安は露呈せず、
持ち味である攻撃面できっちりと違いを作ってくれた。

前半の早い時間に遠藤がミドルシュートを決めて、
幸先良く日本が先制したわけやけど、
遠藤がゴール前のエリアであれだけ時間とスペースを与えてもらったことなんて、
代表とJでの試合を併せても、今まであっただろうか。

後半の早い時間帯にも同じように遠藤がシュートを打つ場面があり、
その流れで得たCKから吉田がゴールを決めたわけやし、
パレスチナは遠藤に対するケアがあまりにも疎かだったと言わざるを得ないね。

香川も、3得点に絡む活躍を見せていたけど、
このレベルの相手に活躍したところで、復活という文字を使うのは、時期尚早。

ただ、この試合で良いイメージは掴めたと思うんで、
これからの試合に期待したいところではあるね。



正直、もっと得点を奪えていてもおかしくなかったと思うけど、
4点差がついたあたりから、パレスチナのプレーが段々と荒くなり始めていたので、
ケガ人が出ずにこの試合を終わらせることができたことを、
ポジティブに考えた方が良いやろね。

次戦はこちらも国内情勢が不安定なイラクとの対戦やけど、
腐ってもイラクは前々回大会の優勝国やから、
パレスチナのように簡単にはいかないと思う。

ただ、日本の目標はあくまでも連覇なので、
こんなところでモタモタせず、イラクにきっちりと勝って、
1試合残してグループステージ通過を決めてもらいましょう。




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