2015年11月23日

万博の神様はチャンピオンシップも見たいって言ってるぜ



ガンバ大阪40モンテディオ山形


2015年シーズンのホーム最終戦、
つまり、万博で行われるリーグ戦はこれで最後ということもあって、
早々にチケットを買って、参戦準備をしていたのに、
まさかの休日出勤により、録画観戦。

まあ、試合に勝って、年間3位に浮上したことで、
CSの出場権と、来季のACLの出場権を獲得する事ができたのは良かったけど、
青と黒に染まったゴール裏や、5分間に4得点が入った時の熱狂、
試合後、FC東京の試合結果を待つそわそわ感を現地で味わえなかったのが、
なんとも悔やまれるところである。



結果的には大勝だったけど、前半の出来は酷いものだった。

パトリックが出場停止で不在ということもあって、
この試合の1トップには宇佐美が入ったけど、
ここが完全に攻撃のブレーキになっていた。

健太監督は、宇佐美が1トップの位置からボールを受けに中盤に下がってきて、
空いた1トップのスペースに2列目の選手が飛び込むイメージで、
攻撃したかったんやろうけど、これが機能しなかった。

テクニックが無いとかで色々叩かれることも多いパトリックやけど、
やはり、DFラインの裏へ走って、深い位置で起点を作れるパトリックがいないと、
相手のDFラインを下げさせられないので、コンパクトな陣形を敷かれてしまうね。

この試合の山形も、コンパクトな陣形からセカンドボールを次々と拾い、
攻撃に繋げてきた。

ただ、ガンバにとって幸いだったのが、山形の前線に決定力が欠けていたことだったね。



後半になると、接触プレーで腰を痛めていた倉田に代えて長沢を投入し、
宇佐美をトップ下へ。

さらに、山形の前線からのチェックにハマって、
何度かイージーなボールロストをしていたオ・ジェソクに代えて米倉を投入。

この交代により見事に息を吹き返したガンバは、前半の閉塞感が嘘のように、
5分間で4得点という怒涛のゴールラッシュで一気に試合を決めてしまった。

その中心にいたのはトップ下の宇佐美。

得点こそ無かったものの、久し振りにこれぞ宇佐美というプレーを見たね。

やはりこの選手は、左サイドで守備に奔走させるよりも、
1.5列目の位置で自由を与えてやる方が、
一番持ち味が生きるというのを再認識させられたね。

ただ、ガンバでやる分にはこれでいいのかもしれないけど、
また欧州に再挑戦するという事を考えると、
欧州のクラブが、そこまで宇佐美に合わせた戦術を執ってくれるかというのと、
トップ下として倉田ほど気の利いた守備ができないっていうのが、
ネックになってきそうな気はするけども。



ガンバが山形に勝ったところで、FC東京が鳥栖相手に勝ち点を落とさないと、
ガンバのCS出場権獲得は無かったんやけど、
まるで昨季の33節を見ているかのような鳥栖のドリームクラッシャーぶりで、
FC東京相手にスコアレスドローに持ち込み、ガンバへCSの出場権がもたらされました。

これで来季もベストアメニティスタジアムで勝ち点を落とすことになっても、
文句は言えなくなったな。

まあ、世論と同じく、自分も2ステージ制には反対なので、
CSという大会を戦うのは若干抵抗があるんやけども、
ガンバが試合に臨む以上は、サポーターとしては応援するのみやからね。

まずは手始めに、来週の埼玉スタジアムで、
ゴールデンウィークの時の借りは返させてもらいますよ。



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