2016年1月2日

新年の挨拶は賜杯を添えて



勝ちましておめでとうございます。
今年も弊ブログをよろしくお願いします。




ガンバ大阪21浦和レッズ


正月早々、ガンバサポーターの無念がうごめく、
魔境・味の素スタジアムに出勤するなんて、
縁起が悪すぎるだろって思っていたけど、そんな不安が杞憂に終わって良かった。

京王線に揺られて帰る味スタからの帰路が、
これだけ楽しい気分だった事なんて記憶に無いわ。

おそらく、対戦相手がFC東京だったら、試合開始直後の藤春のチョンボや、
試合終了間際の金正也の空振りが失点に結びついてたんだろうけど、
どうやら、浦和は味スタの魔物を味方につけることはできなかったようだね。

それか、この日の東口が、味スタの魔物を寄せ付けないレベルの神だったか。

この試合だけで一体何点防いだのだろう。

西川も非常に優れたGKだと思うけど、その西川が引き立て役になってしまうぐらい、
タイトルが懸かった大一番での東口のパフォーマンスは凄まじい。

スタンド観戦していたハリルホジッチは、
日本代表のGKのポジションを再考すべきだと思うね。



まあ、東口がそれだけ目立ったという事は、
この試合はガンバが押し込まれる時間が長かったということやねんけども、
終始、試合の主導権を握りながら、興梠のゴール1点に留まった浦和に対し、
ガンバはカウンターとセットプレーで効率良く2点を奪うことが出来た。

しかも得点者が、ここ最近の長沢の活躍により、
スタメンの座が危ういのではと囁かれていたパトリックだったというのも面白い。

先制ゴールの場面なんて、いつもなら宇宙開発しているか、
GKの真正面に蹴って止められるのがオチなのに、
狙ってなのかマグレなのか、GKの肩口を抜く、見事なシュートだった。

勝ち越しゴールとなった2点目のゴールは、
パトリックのシュートももちろん良かったけど、
パトリックのマークについていた槙野を、
今野がバスケットボールばりのスクリーンアウトでブロックし、
パトリックをフリーにしたプレーが秀逸だったね。

得点だけでなく、準決勝の広島戦から、守備のタスクも献身的にこなしていて、
長沢の存在が良い意味でパトリックに危機感を与えているのかなと思う。

移籍話も沈静化して、来季も残りそうなパトリックやけど、
長沢と切磋琢磨してお互いを高め合って欲しいね。



天皇杯は昨季も制しているけど、
やはり1月1日に試合をしてタイトルを手にするというのは、
1年の始まりを愛するクラブの勝利と共に迎えられるという意味で、
やはり特別な感覚がある。

それに加え、対戦相手がガンバ大阪のクラブ史に於いて、
幾度も記憶に残る名勝負を演じてきた相手である浦和レッズだったということも、
この勝利の優越感を増幅させている大きな要素だと思う。

今季、2度も目の前で対戦相手のクラブが優勝する姿を見せつけられ、
成績に比例しない悔しいシーズンになっていたけど、
最後の最後にようやく報われた。

2016年シーズンも険しい戦いが待ち構えているけど、
今日みたいに勝利を祝う機会が何度も訪れる事を切に願います。



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