2016年3月17日

後が無くなってから本領を発揮する予定です



ガンバ大阪12上海上港


2013年の広州恒大のアジア制覇の原動力となった、
コンカ、ムリキ、エウケソンの外国人トリオのうち、
コンカとエウケソンが在籍しているというだけでも脅威なのに、
そこにアサモア・ギャンが加わっていると言う、
アジアレベルでは戦慄を覚えるようなスカッドを擁する上海上港。

そんなチームとアウェイで対戦するとなれば、
長谷川健太の性格上、ベタ引きで試合に臨むのかなと思いきや、
意外とガンバがボールを持つ時間が長く、宇佐美のセットプレーやドリブル突破から、
上海上港のゴールに迫る場面も何度かあったね。

前述の外国人トリオの個の力はあっても、
取り巻きの中国人のレベルが広州恒大のそれよりは劣るから、
その分、ガンバがチャンスを作ることが出来ていたのかもしれない。

それだけに、勝つチャンスはもちろん、
最低でも勝ち点1を獲得できるだけの余地は十分にあったはずなんだけど、
安い失点2つでみすみすそのチャンスをフイにしてしまった。

1失点目は、セットプレーで遠藤の対応がまずかったという見方もできるけど、
あのボールをエウケソンに折り返したギャンの身体能力が凄まじすぎたように思う。

むしろ、あそこでFKを与えたのが軽率だったかな。

この試合の金正也は、気持ちが入っていて良く頑張っていたと思うけど、
あのファウルは余計なプレーだったと思うわ。

ただ、1失点目はまだ言い訳の余地があるけど、
2失点目は、今野が主審に抗議している間に、
上海上港に素早くリスタートされて決められてしまったものなので、
ツメが甘いと言われてもしょうがない。

上海上港はACL初出場で、チームとしてのACLの経験値は浅いと思うけど、
コンカとエウケソンという百戦錬磨のコンビは、さすがに抜け目が無いわ。

まあ、アウェイではしてやられてしまったけど、
次戦のホームでの試合では、ACL50試合出場を達成した遠藤を筆頭に、
ガンバのクラブとしてのACLの経験値の高さを見せて欲しいと思う。



ACLグループステージで3試合を終えて勝ち点2。

昨季の同じ時点では勝ち点1だったことを思うと、まだマシって言う見方もできるけど、
昨季と同じ様な勝ち抜けがそう何度も再現できるとは思えない。

さらに、ただでさえも、台所事情の苦しいDFラインなのに、
藤春とオ・ジェソクまでもがケガしてしまったので、
尚更、危機感を持たなければいけない状況になったしね。

まあ、昨季以上にグループステージが混戦模様なのが、
せめてもの救いと言ったところか。

ただ、この試合で、パトリックに今季初ゴールが生まれた事や、
ここ最近、セットプレーのキッカーを務めている宇佐美のキックから、
安定してチャンスが作れているなどのポジティヴな要素もあったので、
良かったものは持続しつつ、悪かったものはしっかり修正して、
次戦のアウェイ神戸戦に臨んで欲しいと思います。



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