2017年3月25日

代表でも頼れた男



日本20UAE


この試合に於ける今野のパフォーマンスが各方面で絶賛されているけど、
直近のガンバの試合を見ている人であれば、
今の今野ならこれぐらいはできるはずというのはある程度想定出来たと思う。

そんな、我が軍の選手の健闘を称える記事を書こうと思っていたら、
まさかの今野が骨折で代表を離脱するというニュースが飛び込んできた。

躁鬱の今野のことだから、久しぶりに招集された代表、
しかも今回のW杯予選の大一番という試合で負けるようなことがあれば、
その悪い流れをチームに持ち帰ってしまうことを危惧していたんだけども、
ガンバにとって、さらに嬉しくないニュースを聞くことになるとは、
夢にも思わなかった。

キャリアハイとも言えるパフォーマンスを続け、
今季のガンバを牽引していた今野が、
このタイミングでチームを離脱するのはこれ以上無い痛手だけど、
入れ替わるように、井手口が故障から復帰してきたので、
今野が復帰を焦らなくても良いような戦いを見せて欲しいね。



GKに川島を起用したこと以外は、
この試合のスタメンは、概ね戦前の予想通りだったかな。

川島は、今季、所属クラブでの公式戦出場が1試合と、
出場機会に恵まれず、試合勘の低下が危ぶまれていたけど、
日本が1点をリードした後に訪れた1対1のピンチを、
執念のセービングで凌いだことで、
自身の起用が誤りでは無かったことを証明したね。

試合勘の低下は他の選手にも言えることだったけど、
川島同様にスタメンで起用された長友も、
及第点のパフォーマンスを見せていたので、
出場機会に恵まれないなりにもしっかりと準備していたんだなと言うのが、
垣間見られたね。

ただ、後半から出場した本田のパフォーマンスには思わず目を覆いたくなった。

まあ、本田のパフォーマンスの低下は、以前から見られたので、
今更驚くようなことも無いんだけど、本田との交代でベンチに下がった久保が、
この試合で1ゴール1アシストの活躍を見せたことによる対比からか、
世代交代の印象をより一層濃いものとしたね。



この試合の対戦相手のUAEとは、昨年、埼スタで対峙し、
辛酸を舐めさせられた相手ではあるけど、
この日は、ホームでの試合にも関わらず随分大人しかった。

警戒すべきエースのオマル・アブドゥルラフマンは、
中盤の低い位置でのボールタッチが目立ち、
日本の守備陣に脅威を与えるようなパスを前線に供給できていなかったね。

今野がしっかりとマークしていたというのもあるんだろうけど、
この試合のUAEは、中盤のアメド・アブドゥルラフマンが欠場していたことで、
オマルがビルドアップのタスクも担う必要があり、
さらに、エースストライカーのアハメド・ハリルも欠場していたことで、
前線に攻撃の起点も作れていなかった。

長谷部の欠場による影響が危惧されていた日本だけど、
欠場選手による影響が大きかったのはUAEの方だったみたいね。



次戦は、ホームでタイ戦。

余程のヘタをこかない限り、負けることはない相手だと思うので、
今後の試合を見据えて、新しい選手を登用して欲しい。

まあ、実際は、本田や清武のリハビリの場になりそうな気がするけど、
誰が出場するにしても、しっかり勝ち点3を積み上げて、
ロシア行きの切符をグッと手繰り寄せて欲しいと思います。




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