2017年10月30日

負けなかっただけマシなのだろうけど、本当にそれでいいのだろうか



ガンバ大阪11ベガルタ仙台


2週連続で台風が訪れた日本列島。

前節の浦和戦で足の小指を骨折し、この試合への出場が危ぶまれた倉田だったけど、
インサイドハーフのポジションでいつものようにスタメン出場。

タイトル争いに絡んでいるわけでもなく、
無理して出場して却ってケガを悪化させる懸念もあっただけに、
個人的には欠場してもよかったと思う。

ただ、代表云々とかではなく、ここ数試合勝てていないことによる責任感から、
出場を直訴したということだったので、その心意気は理解してあげたい。

試合に出場してみれば、ポストを叩くシュートもあったし、
骨折していても意外とプレーできるものなんだなと驚かされたわ。

また、先日の練習でファン・ウィジョも負傷し、
この試合では赤﨑と長沢が2トップを組んだわけだけど、
今更ながら、今季のガンバはケガ人が多すぎやしませんかね。

メディカルスタッフはここ数年変わっていない認識なので、
突然質が落ちたとは考えにくいのかなと思っているのだけど、
もしかしたら、ただでさえも滑りやすい吹田スタジアムの芝に、
ボールの走りをよくするために水を撒いていることが、
却って、選手の足腰に負担を掛けているんじゃないだろうか。

まあ、あくまで僕の推測の域を出ないですが。



試合の入りこそ仙台にペースを握られるものの、
前半19分、初瀬のCKを長沢が頭で合わせ、ガンバが先制。

これで長沢はキャリア初の2桁得点となったわけだけど、
出場時間と決定機の数を鑑みれば、もっと得点を取れて然るべきだし、
ポストプレーももっと頑張ってもらわないと困るんだけども。

ただ、前節から初瀬のプレースキックから得点が生まれているのは、
ポジティブな要素やね。

課題もまだまだ多い選手だけど、
長所となる部分ではしっかりとチームに貢献しているので、
長い目で見ていきたいなと思う。

ところが、幸先良く先制したまでは良かったものの、
直後にミドルシュートを決められスコアは振り出しに。

後半、中原に代えて泉澤を投入し、
中盤をボックスにしてから良い形で攻撃できるようになったけど、
勝ち越し点を奪うことが出来ず、タイスコアのまま試合終了。

ホームでの連敗は止めることが出来たけど、
またしてもホームで勝ち点を落とすという結果になってしまった。



次節はアウェイで川崎戦。

まあ、次節とは言っても、ルヴァンカップと代表戦を挟むので、
3週間後の試合になるんだけども。

とは言え、この間にケガ人も戻って来ると思うので、
少しでも良い形で優勝争いをしているチームとの対戦に臨みたいね。

ただ、本音を言えば、
タイトルの可能性が残された状況でこの季節を迎えたかったなと思うんだけどね。





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