2017年12月17日

E-1とか言うM-1より笑える大会



飛田給行って来ました。




日本14韓国


もしかしたら、ガンバ大阪の選手としてプレーする井手口陽介を見るのは、
この試合が終わったら当分無いだろうと思って、
若干、感傷的な気持ちでこの試合を見始めたのだけど、
いつの間にかそんな気持ちを抱いていたことすら忘れるような無残な敗北だった。

かつて日本の強みとされた中盤は完全に主導権を握られ、
指揮官が標榜するデュエルでも完全に韓国に屈し、
サイドを崩されて何度も決定機を作られる始末。

あまり精神論を唱えるのは好きじゃないけど、ホームでの試合にも関わらず、
前半の途中から戦意を喪失しているようにも見えたのも残念だった。

久々に日本代表の試合を見に来たけど、
Jリーグの試合よりも割高なチケット代を払ってこの内容では、
あまりにも割に合わなさすぎるね。



ただ、あまりにも酷い試合だったので忘れている人も多いかもしれないけど、
この試合で先制したのは日本。

伊東が獲得したPKを小林悠がきっちりと決めて、幸先良く先手を奪ったわけだけど、
あまりに早い時間帯に点が取れたことで、
残りの時間をどう戦うのかという意思疎通がチーム内で出来ていなかったのかもしれない。

逆に、早い時間帯に失点して攻めざるを得なくなった韓国の攻勢を、
正面からまともに受けてしまうような格好になってしまったね。

ここら辺は、今野のようなベテランがリーダーシップを発揮してほしかったけど、
経験値は豊富だけど、そういうタイプの選手では無いのだろうな。



中国戦では思いのほか好感触だった植田の右SBだったけど、
1失点目のクロッサーに対するアプローチや、
3失点目のファーの選手をフリーにしてしまう対応を見る限りだと、
やはり本職のポジションではないなと思ってしまった。

ただ、韓国の前線には長身の9番の選手がいたにも関わらず、
チーム内で一番のヘディングの強さを誇る植田を、
サイドで起用しているという矛盾した用兵にも疑問を感じたね。

また、2失点目のチョン・ウヨンのFKは、
初戦の北朝鮮戦でビッグセーブを連発していた中村航輔を以ってしても、
ノーチャンスと言わざるを得ない素晴らしいものだった。

とは言え、そのFKに繋がるファウルを与えたのは車屋の軽率なプレーだったし、
ミスが失点を呼び込んでしまったなと言う感覚は拭えないね。


前々回の東アジア選手権では、柿谷や森重が台頭し、
そのまま翌年のブラジルW杯のメンバーに選ばれたけど、
今大会のメンバーでロシアW杯のメンバーに選ばれる選手は何人いるのだろうか。

この韓国戦を見る限りだと、
W杯のメンバーに相応しい選手なんて1人もいなかったように思えるのだけど、
誰がハリルホジッチのお眼鏡に適ったのか、
来年3月のインターナショナルマッチのメンバー発表を楽しみにしたいね。



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